登録者90万人のフィットネス系YouTuber「オガトレ」
再生数稼ぎの過激な投稿を謝罪 業界への警鐘も

10月3日、「オガトレ」(登録者数90万人)が、YouTubeで過激な表現をしてきたことを謝罪しました。

YouTube動画

過激な文章や画像を謝罪

オガトレは理学療法士のフィットネス系YouTuberで、

市立病院に6年間勤務し、リハビリに従事。加えて、トレーナーとして国体やインターハイ選手などをサポート。
現在は「体が硬くて困っている人をゼロに」を信念にYouTubeで動画を配信し、開始から2年でチャンネル登録者数90万人を突破。日本一のストレッチチャンネルを運営中。(オガトレ塾

動画の冒頭で、オガトレは

サムネイル画像とタイトルが、みなさまの不安を煽るようなものであったり、外見のコンプレックスを過剰に煽るものであったり、過激な文章や過激な画像を使ってしまっていたり、不快なものであったり、根拠がはっきりとしない曖昧なものを載せてしまっていたり、皆様を不快にさせてしまい、騙すような真似をしてしまい大変申し訳ございませんでした。

と真剣な表情で謝罪し、今後は「外見至上主義」にとわられず「子供でも安心して見れる」「役に立てる」動画の投稿をしていくと語りました。

フィットネス動画にあふれる過激な表現

オガトレは、自身の動画が原因での健康被害報告などは一切ないものの、現在のYouTubeのフィットネス系動画には「非常に良くない動画が多い」と語ります。「痩せなければならない」「美しくいなければならない」と思い込ませる動画が多く、オガトレによると、コロナ禍で自宅でのトレーニング需要が高まり、フィットネス業界にさまざまなYouTuberが参入してきたことが原因だといいます。

あるYouTuberが再生数目当てに「3日でマイナス6cm」といった過剰な表現をすれば、他のYouTuberは「1日でマイナス10cm」とうたうなど、だんだん過激さを競うようになってしまっているのだとか。
オガトレは、この「発端が自分なのではないか」と考えているそうです。

子供たちに見せられない…強い後悔の念

オガトレは活動を始めた頃「YouTubeだけで生活をしていきたい」と考えていたそうで、その目標のため「過激なサムネやタイトル」をつけた「不適切な動画」を投稿してしまったと打ち明けます。

オガトレがYouTubeを始めたのは、理学療法士として病院で働いていた頃、スポーツで怪我をした女の子のリハビリを担当したことがキッカケだそう。子供たちに見てもらうために活動を始めたのにもかかわらず「子供たちに見せられない動画を投稿している」と強く後悔するようになったといい、根拠にもとづいた「真面目な動画」に方向性を変えることにしたとのこと。

方向性を変えた後は、登録者数も再生数も伸びなくなったものの、視聴者から感謝の言葉が寄せられることが多くなったそう。
しかし真面目な動画には需要がなく、自分だけが変わってもフィットネス動画の現状はまだまだ変わらないといいます。

真面目な動画なんて再生されないんです。知ってます。ずっとやってるから。

それでもオガトレは、

でもいいんです。そういった動画が必要な必要な人もいると思うんで、これから先は。
自分のその真っ直ぐな感情を真っ直ぐ届けたいと思います。

と意気込みを語りました。

オガトレに応援の声

コメント欄では、

オガトレさんの動画は過剰なものだと思ったことないですよ〜  実際 去年ダイエットして足パカや腕痩せの動画で痩せることできたので!感謝してます これからも楽しくできる動画を楽しみにしてます

オガトレ観て、そんな不快に思ったことなんて一度もありませんよー。オガトレの優しい声に癒されて眠〜くなりながらストレッチしてます。これからも応援してます!!

といった意見が寄せられており、オガトレの動画を過激だと感じていた視聴者は見当たりません。

YouTubeのフィットネス系ジャンルは、昨年春の緊急事態宣言を受け急成長しました。
オガトレが指摘するように「たった○日で○キロ痩せた」といった過激なうたい文句で再生数を稼いでいるチャンネルも多いのが現状です。