無断アップロードが原因で、ラジオ公式チャンネルが“違法”扱いに 番組は困惑あらわ
ラジオ番組「おはよう寺ちゃん」が新たにYouTubeチャンネルを開設するも、配信開始の翌日にチャンネル活動を停止させられていたことが発覚。
原因となったのは、番組を違法アップロードしているYouTubeチャンネルからの“著作権侵害”の申し立てでした。
(お詫び)
違法サイトから著作権侵害の申し立てを3回続けてされたため、本日よりYouTubeの方に番組アーカイブのアップロードができなくなりました。
楽しみにされていた皆様には、多大なご迷惑をおかけしますこと、お詫び申し上げます。#おはよう寺ちゃん #文化放送— おはよう寺ちゃん (@terastaff) March 30, 2021
番組改編に合わせてチャンネル開設
「おはよう寺ちゃん」は、寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務める朝のラジオ番組。
文化放送にて2013年4月から放送されており、今年4月の番組改編ではこれまで2時間だった放送枠を朝5時~9時の4時間に拡大、新たに公式YouTubeチャンネル「【公式】文化放送 おはよう寺ちゃん」(登録者数4900人)での配信もスタートさせるなどのリニューアルも実施していました。
ところが配信開始の翌日、番組のアーカイブを公式チャンネルにアップロードするも、動画がYouTubeによって削除されるトラブルが発生。
削除の原因について番組は、ツイートで「番組を違法でアップロードしているチャンネルからなぜか著作権侵害の警告を受け」たことが原因だと説明しています。
「おはよう寺ちゃん」公式YouTube チャンネルの動画が、番組を違法でアップロードしているチャンネルからなぜか著作権侵害の警告を受け、動画を削除されてしまいました…なぜ公式が訴えられるのでしょうか…笑#おはよう寺ちゃん #文化放送 pic.twitter.com/DOBRGqjUlJ
— おはよう寺ちゃん (@terastaff) March 29, 2021
番組名騙る違法チャンネルが複数存在
このツイートの中で「なぜ公式が訴えられるのでしょうか…笑」と、異例の事態に困惑をあらわにした番組。
ほかのツイートでは「#ストップラジオ泥棒」というハッシュタグも使いつつ、番組の違法アップロードへの抗議もおこなっています。
誰ですか…?笑#ストップラジオ泥棒#おはよう寺ちゃん #文化放送 pic.twitter.com/sGKMheV0uN
— おはよう寺ちゃん (@terastaff) March 29, 2021
著作権侵害をおこなったユーザーのほかにも、番組の名前を騙るYouTubeチャンネルは複数存在している様子。
31日現在も、YouTubeで番組名を検索したところ、公式とは無関係のチャンネルが複数候補にあがっていることが確認されています。
中には公式のYouTubeチャンネル登録者数を上回っている偽チャンネルもあり、まぎらわしさを助長する原因にもなっているようです。
番組はこうした非公式チャンネルについて、「※CMなどが流れているYouTubeライブは違法サイトですのでお気を付けください」と注意喚起し、公式の動画を視聴するよう呼び掛けていました。
動画投稿に制限、今後の対応も必至か
その後の対応で番組は、違法アップロードをおこなっていたチャンネルの一部が削除(BAN)されたことを報告。
しかしながら、こうした著作権侵害の申し立てなどが原因で、公式チャンネルへの動画投稿ができなくなったことも明らかにしています。
YouTubeではガイドライン違反に対して、活動制限やチャンネル停止処分が下されることとなっています。
(関連記事「YouTubeが「3ストライク」の違反警告制度を改定」)
公式チャンネル側が違法認定を受ける異例の事態となった今回の一件。
番組名を騙るチャンネルは現在も複数存在しており、今後も著作権の扱いについて対応を迫られることとなりそうです。
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