動画を勝手に文字起こし&書籍販売…
ビジネス系YouTuber狙った犯罪が発生

ouTube上で無料で公開されている動画を利用した、悪質な手口が話題となっています。

「文字起こし」電子書籍化、そのまま販売

2020年9月30日、ビジネスパーソン向けに動画を投稿している「イケハヤ大学」(登録者数非公開)のイケダハヤト(イケハヤ)が、著作権侵害の被害に遭ったことを、メディアプラットフォーム「note」を通じて明らかにしました。
(参考:note「【著作権侵害】YouTube動画が勝手に書き起こし&電子書籍化されていた件……。」)

これによると、イケハヤの動画をそのまま文字に起こしたテキストが、そのまま電子書籍としてアマゾンで販売されていたとのこと。
現在は削除されていますが、ほんの数日前までは「僅か14日間で”150万円”達成した!YouTube攻略方法!最強の入門書: 最新ノウハウ動画を50本以上!を無料プレゼント付き! Kindle版」という書籍が498円(KindleUnlimitedでは読み放題の対象)で販売されていたことが確認されています。

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著者はイケハヤとは別の人物となっていますが、肝心の本の中では

僕は吹奏楽をやっていました…

イケハヤ大学という名前の通り…

とも記載されていたようで、読者からは「イケハヤさんの動画がまんまパクられていました」といった指摘も上がっていました。

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ヤラセレビューで購入誘ったか

加えてこちらの書籍には、販売停止までに20人以上のユーザーが評価をおこなっており、そのほとんどが

成功者になりたければ、これを読むべき!

YouTubeで稼ぐための基本的なことが学べました

といったポジティブなレビューを投稿していました。

もちろん本の内容、ひいては文字起こしされたイケハヤ大学の動画が高い評価を得ている可能性もありますが、これらのレビューが投稿されたのは、以前“ヤラセレビュー”問題で物議を醸したアマゾンのレビュー欄。
イケハヤも「さすがにレビューはサクラだと思いますが……」と、複雑な心境を吐露しました。

利用料の徴収で終了

悪質な電子書籍販売について、イケハヤは同じくnoteの記事の中で

今回は「コンテンツ利用料を請求する」というかたちで手打ちとさせていただきました。

(中略)自分でいうのもなんですが、だいぶ良心的な価格で請求を出しました。

と報告。
こういった手口は「明らかな犯罪」であり、今後も著作権侵害への警戒を高めるとする一方で、

また次に見つけたときは、利用料の請求をした上で、スルーされたら刑事&民事で責任追及する方向で動きたいと思います。

として、今後も金銭面での対処を主とする方針も明らかにしています。

他のビジネス系YouTuberも同様の被害

イケハヤの他にも、ビジネス系YouTuberとして活動する「KYOKO」(登録者数11万人)や「なかじ」(同1.1万人)らも9月、SNSを通じて同様の被害を報告。
YouTuberを狙った悪質な手口が後を絶たず、怒りの声も上がり始めています。