「ウイルス99.9%防ぐ」のど飴紹介したヒカル、 疑問の声が相次ぎ無言で動画削除

人気YouTuber「ヒカル」(登録者数378万人)があるのど飴を紹介したところ、その紹介の仕方に疑問の声が殺到しました。
これに対してヒカルは、無言で動画を削除する対応を取っています。

日本の製薬会社は「闇深い」

2020年3月18日、ヒカルは「【絶望】トイレットペーパーがなくなりました…」を投稿しました。
自宅のトイレットペーパーのストックが無くなってしまったため、チャンネルのメンバーと共に買いに行こうという内容となっていました

買い出しに向かう車内でヒカルは、紙製品の品薄の原因でもある新型コロナウイルスについて言及。
ヒカルは「コロナウイルスって治す薬がない」とはしたものの「ウイルス自体を感染しないようにできる商品がある」と断定、感染を防ぐ商品を出そうとしない製薬業界は「闇が深いな」などと発言していました。

「ウイルスブロックする」飴を紹介

この流れでヒカルは「お金持ちの知り合いから聞いた話」「お金持ちの間ではこれきてる」として、「インフルブロック」というのど飴を紹介しました。

すごい力を持った飴で、簡単に言うと、これを舐めると喉から入ってくるウイルスをほぼほぼ、99.99%ブロックするんすよ。
で、効果が6時間くらい続くみたいな。

こののど飴を舐めれば「ウイルス感染しなくなるわけなんで、コロナウイルスとか」と、新型コロナウイルスの予防にもつながるともしていました。

ひととおり紹介を終えたところで「僕が言ったこともどこまでが本当かどこまで嘘かちゃんと見極めて欲しい」と断ったものの、「ちゃんとまともな情報を入手したつもり」とのど飴の効果に自信を見せました。

実際に、ヒカルの紹介した『インフルブロックのどあめ』の公式サイトでは「神様がこの世につかわせた奇跡のキャンディー」という売り文句とともに、多数の芸能人が取り上げた実績などが紹介されています。
(参考:「インフルブロックのどあめ 公式販売ページ」)

ヒカルの紹介を受け、一部の通販サイトではこののど飴が売り切れるなど大きな反響となっていました。

インフルブロックのどあめ 公式販売ページ

疑問の声が相次ぐ

このようにのど飴を紹介したヒカルでしたが、その紹介の仕方に疑問の声が集まっていました。

物申す系YouTuber「みずにゃん」(登録者数18万人)は「ずいぶんと問題のある発言」とコメント。
「喉から入ってくるウイルスを99.9%ブロックする」というヒカルの発言にはまったく根拠が提示されておらず、紹介の仕方が薬事法(現・薬機法)にも違反していると批判し、「影響力のある人間としてもうちょっと言葉を選んで欲しい」と警鐘を鳴らしています。

みずにゃんの言う薬機法とは、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の通称。
医薬品等の品質の確保や保健衛生の向上を目的とした法律で、誇大広告等を禁止する旨などが明記されています。

第六十六条 何人も、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器又は再生医療等製品の名称、製造方法、効能、効果又は性能に関して、明示的であると暗示的であるとを問わず、虚偽又は誇大な記事を広告し、記述し、又は流布してはならない。(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律

そもそも公式販売ページでは具体的な表記は避けてはいるものの、商品名がインフルエンザを想起させるのは明白であり薬機法上かなりグレーな商品であるといえる『インフルブロックのどあめ』。
そこに今回、ヒカルが具体的に効果があるかのように紹介したため、疑問の声が相次ぐ形となりました。

みずにゃん以外にも、ヒカルの動画に疑問を呈するネット記事がさまざまなサイトに掲載されています。

ヒカルが動画を削除、コメントはなし

こういった疑問の声が上がる中、ヒカルは動画を削除。
疑問への対応や、削除についてのコメントも一切していません。

また過労で体調を崩していることを理由に、SNSなどには姿を現していません。

既に多数のメディアが目を付けたこの発言、果たしてこのまま鎮静化に至るのでしょうか。