「素材から全てが国産」のはずが… たっくー×愛眼のコラボ眼鏡に鯖江の職人が疑義 中国製部品の使用が指摘され本人釈明
「国産」表記をめぐる業界の事情
女性は、眼鏡における「国産」の基準が一般の感覚とは異なる点を説明しました。女性によると、海外産の材料で、製造も海外でおこない、ほぼ完成した状態のものを鯖江に持ち込んで最終工程を1つでも行えば「国産」と名乗れてしまう実態があるといいます。
そのうえで女性は、こうした表記が業界で問題視されており、鯖江では伝統的な技術によるものとそうでないものを差別化するため、協会加盟企業による製造基準の宣言が昨年なされていると説明。今回のTAKKUは、法律上では「国産」であるものの、協会が定義する基準を満たしていないのではないかとの見方を示しました。
女性によれば、この構造の眼鏡を職人の基準どおりに国産で作ろうとすると、最低でも4万5000円程度になるといい、2万円を切る価格設定そのものに不自然さがあると訴えました。
これをふまえて、女性はたっくーに再度DMで質問したそうですが、たっくーからは「たしかに実際に工場で見たわけではないのですが、愛眼さんにプロジェクト段階でも確認しておりますが、今回も改めて確認しまして確実に鯖江の工場で作成は行っておりますので、その点はご安心くださいとのことです」と回答があったと話します。
中国製の部品と「福井県眼鏡協会」の旗
女性は自身の意見だけでは不十分だとして、実際にTAKKUを1本購入し、プラスチックフレームを専門に扱う会社の関係者3人にも見てもらったと説明。全員から「私たちの基準の国産とは言えない」「確実に部品で中国製のものがある」という意見が出たと述べました。
具体的には、フロントとテンプルをつなぐ蝶番の部分に目視で0.1〜0.2ミリ程度の隙間があり、これが鯖江の基準では構造的にありえず、商品として出荷できないレベルだと指摘。鯖江の眼鏡では髪の毛が引っかかる恐れを避けるため、こうした隙間を作らないよう配慮されているといいます。

一方で鼻パッドや蝶番のネジについては国産とみられるとし、「見た目だけは日本のものに近づけようとしているのではないか」との見方を示しました。
さらに女性は、6月7日にたっくーがXに投稿した、自身の眼鏡が並ぶ売り場の写真にも触れました。写真の中央には「一般社団法人 福井県眼鏡協会」と記された旗が写っていたといいます。女性が協会に問い合わせたところ、この旗は数年前のキャンペーンで使われたもので、今回のTAKKUのために用意されたものではなく、使用の連絡も受けていないとの回答だったと説明。協会の名称が無断で使われている可能性があると訴えました。
北海道でイベントだったのでイオン札幌桑園の愛眼さんに立ち寄ってみました🙂↕️
僕の眼鏡が1番売れてる店舗だそうでして感謝です!!ありがとうございます。
本日入荷したそうなので是非お買い求め下さい! pic.twitter.com/3DaXROWcUv
— たっくーTVれいでぃお@澤村拓亨 (@takkuxutv) June 7, 2026
たっくー本人が電話で釈明
配信には、たっくー本人も電話で参加しました。たっくーは、今回の眼鏡が愛眼との共同開発であること、プロジェクトは1年以上前、眼鏡が存在しない段階からスタートしたものであり、国産であることに重きを置いて開発を進めてきたものであると述べました。
中国製部品の指摘については、計画段階で素材に中国製を使う、あるいは大量生産で仕上げるといった話は一切しておらず、会議で何度も国産であることを確認したと説明。ただし、材料一つ一つに中国製がないかまでは確認しておらず、「このメガネは国産ですよね」という確認にとどまっていた点は認めました。
これについて、女性は眼鏡本体と同じく、部品も海外製のものに国内で少し手を加えれば「国産」と名乗ってもよいことを説明し、その点の認識が違っている可能性を指摘しました。
価格については、愛眼側から「相当数を売らないと利益にならない」という前提で話が始まったとし、手に取りやすい価格に抑えるべく、1万本以上売れればメガヒットとなるメガネ業界において、4000本以上売って初めて利益が出るほどのギリギリのラインで「頑張っていただいた」と語りました。
旗については、たまたま立ち寄った愛眼の店舗で撮影した1枚であり、いつのキャンペーンのものかは確認していなかったと釈明しました。
早急な対応を誓う
配信では、コレコレが製造・材料・旗の3点について早急な確認を求め、たっくーも「明日中には確認できると思います」と応じました。
たっくーは11日には自身のXを更新し、
眼鏡さん共同開発メガネの件でご心配おかけして申し訳ございません。
本日早急に対応し、どの様な形になるかは今は断言できませんが必ず報告させて頂きます
と報告しました。
ちなみに、たっくーは先月にも、自身が過去に動画で紹介した鬼怒川温泉の旅館がクラウドファンディングで多額の資金を集めた後に破産したことを明かしています。
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