101歳のおじいちゃんYouTuberが死去

あしなっすの1週間」(登録者数41万人)が8日にYouTubeを更新し、祖父が101歳11カ月という長寿を全うしたと報告しました。

祖父の介護生活を発信

あしなっすは、「デカダンス」というコンビで活動しているお笑い芸人で、関東大震災の日に生まれたという101歳の祖父との2人暮らしの日常風景が人気です。ほのぼのとした暮らしだけではなく、介護の現実をリアルに見せる姿勢も支持されています。

祖父は今年6月に脳出血を起こして入院。嚥下障害のため食事が取れなくなり、その後、療養型施設に転院したことが伝えられていました。

101歳で11カ月で亡くなる

あしなっすによると、この日の朝7時頃に病院から連絡があり、祖父は9時頃に息を引き取ったとのこと。あしなっすは「大往生でしたね」「ほんとに素晴らしい一生だったんではないかと思います」と語りました。

これまで長年にわたって介護生活のリアルを伝えてきたあしなっすは、「納得のいく介護ができました」「大好きなおじいちゃんとどこまで寄り添えんだっていうことが叶ったのは、YouTubeのおかげというか、見てくれてる方々のおかげかと思います」と述べ、頭を下げました。

現在34歳のあしなっすは、今も暮らすこの家で、34年間祖父と一緒に暮らしてきたと説明。学校での人間関係がうまくいかなかった自分に優しく接してくれたと振り返ります。

あしなっすは、高校1年で両親を共にがんで亡くしており、祖父が父親代わりでした。芸人の道を志した際には反対され「お前の進む方向には道がない」と言われたものの、「道はお前が作ってくんだ。振り返ったときにそこにお前が歩いてきた道ができる」と言ってくれたのが嬉しかったと、目には涙を浮かべて語りました。

自分が出演するテレビ番組を家族と一緒に見るのが夢だったというあしなっすは、テレビ番組「昼めし旅」(テレビ東京系)に2年間出演できたのはYouTubeのおかげだと述べ、「おじいちゃんにそういう姿を見せることができて非常に嬉しかった」と振り返りました。

あしなっすは顔を歪ませ、祖父との会話は4日前、「しゅんすけ」と名前を呼んでくれたこのが最後だったと涙を流して報告。家族や親族一同に見守られ、祖父が亡くなる瞬間には「頑張れ」ではなく「ありがとう」という言葉を胸に刻んだといいます。

また、96歳のころから「死にたい」「生きてる意味がない」と言い続けていた祖父が「京都に行きたい」と言うまでにかわったのは「本当に皆さんのおかげだと思います」と感謝を伝えました。

あしなっすは、「覚悟は決まっていたんですけども、いざね、こう迎えるとなかなか来るもんでございます」と心境を吐露。「両親の死に目に会えなかったですけど、おじいちゃんの死に目にちゃんと寄り添うことができました。良かったです。ありがとうございました」と笑顔を見せて頭を下げました。

YouTube動画