たっくーTVインタビュー「自分の人生は我慢し続けて終わるのかな」過去と成功の理由語る

“社会派YouTuber”の顔を持つ

たっくーさんと言えば、社会派の一面も持つYouTuber。

今年5月には、大阪駅ビルで若い女性が飛び降り自殺した事件を受け、

自殺問題は誰かを叩いたり、悪者にしても何も解決しない

と、ニュースで取り上げるだけでは意味がないと問題提起。

自殺に悩む人達のために相談窓口を設置し、自らが1件1件相談に回答すると発表しました。
(関連記事「たっくーTVが自殺相談窓口を開設、8000件の相談に自ら回答」)

さらに2018年からは山口県を拠点に農業にも取り組んでおり、サブチャンネルでその様子を投稿。
「若者がいろいろなことにチャレンジできる学校をつくりたい」、「農業の衰退に対して若者の関心を向けたい」などの目標を掲げて活動しています。

YouTuberの知名度とか発信力は社会貢献に活かせる

こうした取り組みをしているYouTuberは非常に珍しい存在。
たっくーさんは、

YouTuberの影響力って、やってる本人が気づいてないだけで凄いものがあると思うんですよね。
それをあんまり活かせてない方が多いと思います。

とYouTuberだからできることがあると強調します。

その知名度とか発信力ってものを、社会貢献に活かせるんだよってことを、見ていただいてる方にも、YouTuberの方たちにも「こういう使い方があるんだー」とかもっと広めたいな

そして、社会貢献することは「YouTubeが盛り上がることにも繋がる」と語ります。

現在YouTubeが話題になるのは、炎上、事件などマイナスのニュースがほとんど。
YouTubeが健全な形で発展していくには、こうした取り組みが求められるのかもしれません。

社会活動は差別化でもある

しかし、YouTuberといえば「お金」のイメージが強い存在。
ビジネス目的のYouTuberも多い中、社会貢献に力を注ぐのにはやはり異質感があります。

たっくーさんは

お金はそれなりに生活できるぐらいはあるので

と前置きして、社会活動に取り組む理由の1つとして「他のYouTuberとの差別化」を挙げました。
これはチャンネルを立ち上げ直したときに「逆を行く」という発想で成功した経験にならい、他のYouTuberがやっていないことをやろうというもの。

そしてもう1つの理由として自らの育った環境を挙げました。

貧しかった家庭

母子家庭の3人兄弟の長男として育ったたっくーさん。
同級生が普通に持っているものも買ってもらえず、

学校で「次回は特定の物を買って持ってきて下さい」と言われると、買えないのを分かっていたので、いつもビクビクして「学校で使うならお前らが買って用意しろよ」とずっと思ってました

学生の頃、「やせてて羨ましい」と言われると、食事の量も限られていたので
どうやったらそんなに太ることが出来るのか、本気で不思議で仕方がありませんでした

と、常に貧しさを感じて育った来たそうです。

自分の人生は我慢し続けて終わるのかなぁ

学校でも「運動は苦手で、学力も常に下、友達は多かったものの、常にイジられる存在だった」というたっくーさん。

自分は不幸だと思い込み、大人を恨むようになり非行に走ったこともありました

そして

自分の人生はこのまま我慢し続けて終わるのかなぁ

と常に考える、ネガティブな少年時代を送っていたそうです。

かつての自分のような人たちに向けて

そんなたっくーさんも、今ではかつての負の感情を「ポジティブに変換できた」と語ります。

母親はどの家庭よりも子供の僕達に愛情をくれていたと思います

母がいなければ今の自分は無い

と特に母親に対する感謝の念はひとしお。

そして自分自身が

(当時)もっと気軽に相談できたりとか、学生の味方をしてくれる大人がいれば、もっと学校が楽しかったんじゃないか

として、「今、同じように悩む人に少しでも助けになるのでは」と、社会貢献に力を注ぐ理由を語りました。

たっくーさんは

楽しいコンテンツで(嫌なことを)忘れられるってあるじゃないですか。
でも、それだけじゃどうしようもないときがある。

と、悩みを抱える人には真面目なコンテンツも必要だと訴えます。

誰かの役に立つものを残していくことが大事

お金と時間は社会貢献に使うほうが、後悔しないんじゃないかなと思うんですよね。
あのときもっとお金じゃなくて、もっとこういうことやっとけば良かったなと、大人になったときに思うだろうな

というたっくーさん。

農業に取り組む理由については、

農業っていうのは長く続くものなんで。
YouTubeは10年続くって稀だと思うんですよね。
この先10年も続くようなものを作りたいなっていうのが一番で。

と、長い目で見て価値のあることに力を注ぎたいという思いがあるようです。

今後の展望は、

学校をつくったりとか、社会福祉的な施設をつくったりとか、何か誰かの役に立つものを残していくことが大事かなって思ってるんです

と語ったたっく-さん。
そのために「YouTubeのコミュニティを大きくして、そこから広げていきたい」と目標を語りました。

今回のインタビューでも、動画と変わらない滑らかなトークで答えてくれたたっくーさん。
一方で、普段の動画で見せる姿とは異なる一面も伝わってきました。
今後たっくーさんの展望がどのように実現されていくのかにも注目です。

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