たぬかなが波乱の半生を語る 月収12万円のブラック企業勤務にうつ病、配信者転身は父の借金返済のため…

今月21日、「街録ch」(登録者数154万人)が「【前編】たぬかな/「170cm以下は人権なし」で大炎上/借金残し父他界/返済のため乳出し謝罪ゼロで復帰」を公開。元プロゲーマーで女性配信者「たぬかな」(同1万人)の半生に迫りました。

たぬかなが街録チャンネルに登場

街録chとは、元テレビディレクターの三谷三四郎氏が、紆余曲折の人生を歩んできた人や、変わった経歴や趣味嗜好を持った人々にインタビューするチャンネルです。一般人だけでなくテレビマン時代の人脈を活かし芸能人にもインタビューをおこなっており、多くのファンを集めています。

今回の動画に登場したたぬかなは、歯に衣着せぬ物言いが人気の女性ゲーム配信者です。2022年に「170cmない男に人権ない」発言で炎上し、所属していたeスポーツチームの契約を解除されたことが話題となりました。

昨年10月には、Twitchの配信にて一部の“弱者男性”に対し「嘘ついて集めてガス室にでも入れて一気に命奪ってしまった方が世の中のためにだと思ってるよ」「アウシュビッツ!! 収容所!!」と発言。これが原因で、今年4月にスポンサーから契約解除されたことを報告しています。

壮絶な社会人時代を経験、うつ病になっていたことを明かす

高校卒業後に日本で2人目の女性プロゲーマーとなったたぬかなは、人気対戦格闘ゲーム『鉄拳』の国際大会で上位に入るなど、国内外で実力者として活躍していました。

そんなたぬかなですが、実は幼い頃に実家で経営していた会社が詐欺被害に遭い、会社と家がなくなり、借金を負わされてしまったとのこと。父親が方々から借金をしてなんとか家庭を支えていたそうです。

たぬかなは高校卒業後、プロゲーマーになる前に設計事務所で勤務していたのだとか。「総合建築業だったんで、すっげぇブラックだった」といい、1カ月間の休日はわずか4日で、月収は12万円。「1時間残業しても150円しかつかなかった」上に、当時18歳ぐらいのたぬかなへの「セクハラもすごくて」と、劣悪な労働環境だったことを明かします。

週に休みないときとかもあって。仕事終わってからそのままゲーセンに行って、閉店までやる

ボロボロでしたね。若かったからできましたけど、死んでたと思います。もう寝る時間ほとんどなくて、職場の駐車場の車の中で仮眠していくみたいな

心身ともに疲弊したたぬかなは、体を壊して失禁するようになってしまったとのこと。母親が明らかに様子がおかしくなったたぬかなを病院に連れていったところ、うつ病と診断されたといいます。

親の借金返すために配信者に転身

うつ病を機に会社を退職したたぬかなは、プロゲーマーとなり、2018年にレッドブルとスポンサー契約。年収は1000万円になったそうです。

ところが、2022年に「170cm以下は人権ない」発言で大炎上し、レッドブルとの契約は解除。さらにその後、立て続けに祖父と父親が亡くなってしまいます。

悲しみも束の間、父親が残した借金が発覚。家族の「誰も払えない」ほどの額だったといい、相続放棄も考えたのだとか。しかし「相続放棄すると、実家なくなる」ため、たぬかなは家族のために配信者に転身することを決めます。たぬかなは当時を振り返り、

私、配信ってやるつもりなかったんですよ。叩かれすぎて怖かったし、何言われるか分かんないですしね。けど誰も払えないから、「やってみるかな」って始めた

と心境を語り、

人生で一番『死』に近かったのは、多分そこかなと思います

オトンが死ぬのはしんどかったです

と打ち明けました。

配信者として復帰するまでの期間、たぬかなは銭湯の掃除の仕事をしていたほか、ガールズバーで勤務していたとのこと。「29歳にして初めての水(商売)をやりましたよ」と語ります。炎上から約1年ぶりの配信で露出の多い服装をしていたのは、あえて「谷間とかがすごい出る服とかで、化粧もすごく濃いめ」にして、「ちょっとふてぶてしい感じ」を演出していたそうです。

父親の借金返済を目的に、家族の生活のために配信者になったというたぬかな。しかしそれも「早い段階で結構ペイできちゃった」そうで、現在は「せっかくついてきてくださったリスナーのため」「みんなが続けてほしいなっていうから、やってるにすぎない」とのこと。現在、たぬかなの配信頻度は1週間に1回ほど。実は意図的に配信の回数を減らしているとのことで、「実はもう配信ももうやめようと思っているので…」と、近いうちに引退を考えていると明かしました。

コメント欄では「あの大炎上から一転して配信者として成功したのは素直に凄いと思ってます」「大変な苦労があったことを知り涙」「配信やめちゃうの悲しいけど、やめた後も頑張って」などの声が集まっています。

YouTube