Mrs. GREEN APPLE、炎上した新曲MVを非公開に 謝罪声明も発表

Mrs. GREEN APPLE」(登録者数345万人)の新曲MV『コロンブス』に対し、人種差別的との批判が集まった問題で、UNIVERSAL MUSIC JAPANが公式サイトでMVの公開停止を報告しました。

UNIVERSAL MUSIC JAPANが謝罪

3人組バンド、Mrs. GREEN APPLEは、12日に新曲『コロンブス』を配信リリース。同日、YouTubeでMVを公開しました。

しかしその映像に対し、XやYouTubeのコメント欄で「人種差別」「レイシストでも流石に躊躇するような表現」など、批判の声が殺到。13日15時までにMVは非公開となりました。

こうした中、UNIVERSAL MUSIC JAPANは13日、公式サイトに「Mrs. GREEN APPLE 「コロンブス」ミュージックビデオ公開停止に関して」と題する声明を発表。

本映像はMrs. GREEN APPLEの所属レーベルであるEMI Recordsと所属事務所Project-MGA で制作いたしましたが、歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていたため、公開を停止することといたしました。

当社における公開前の確認が不十分であり、皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

今後はこのような事態を招くことのないよう細心の注意を払い、皆様にお楽しみいただける作品をお届けしてまいります。

ユニバーサル ミュージック合同会社
EMI Records / Project-MGA

と謝罪しました。

同じ文面はMrs. GREEN APPLEの公式サイトにも掲載されています。

YouTube

大森元貴が制作過程を説明し謝罪

(6月13日17:30追記)
Mrs. GREEN APPLEの公式サイトに、大森元貴の謝罪声明が公開されました。

MVの制作にあたり、大森は年代別の歴史上の人物、類人猿、ホームパーティー、楽しげなMVを初期構想として提案したとのこと。「類人猿が登場することに関しては、差別的な表現に見えてしまう恐れがあるという懸念を当初から感じておりました」としつつ、「類人猿を人に見立てたなどの意図は全く無く、ただただ年代の異なる生命がホームパーティーをするというイメージをしておりました」と説明しました。

大森は、スタッフと確認しあい、事前にメイクのニュアンスや衣装、演じ方なども監修したそうです。

決して差別的な内容にしたい、悲惨な歴史を肯定するものにしたいという意図はありませんでしたが、上記のキーワードが意図と異なる形で線で繋がった時に何を連想させるのか、あらゆる可能性を指摘して別軸の案まで至らなかった我々の配慮不足が何よりの原因です。

「コロンブスの卵」というキーワードから制作に取り掛かり、前向きにワクワクできる映像にしたいという気持ちが、リスクへの配慮をあやふやにし、影響を及ぼしてしまったと認識しております。

大森は歴史を表現したものではなく、「フィクションとしての映像作品」だったと説明したうえで、

歴史を彷彿とさせてしまうMVであったというご指摘を真摯に受け止め猛省しております。

と反省の弁を述べ、

この度は本当に申し訳ございませんでした。
以後このようなことが無いよう、細心の注意を払い、表現することに対して誠実に、精進してまいりたいと存じます。

と謝罪しました。