Random Walker Yu
リアル上海 古き良き中国の水郷 金泽古镇にいきました。2026年5月撮影
- 動画タイプ
- 一般
- 公開日時
- 2026年5月31日 03:17
- 再生回数
- 1回
- 高評価数
- 1
- コメント数
- -
- エンゲージメント率
- 100%
- データ確認日時
- 2026年6月6日 12:55
動画概要
上海「金沢古镇」―「江南第一の橋の里」で味わう、もうひとつの水郷
上海と聞いて、誰もがまず思い浮かべるのは、そびえ立つ摩天楼や未来感あふれる浦東の景色かもしれません。しかし、その喧騒から地下鉄でわずか1時間半ほど西へ足を伸ばすと、そこには時が止まったかのような、もうひとつの「上海」が広がっています。その名は「金沢古镇(きんたくこしん)」。石川県の金沢市と漢字は同じですが、発音は「ジンズー」、場所も歴史も異なる、独立した古鎮です。
「江南第一の橋の里」と称されるこの地は、観光地化されすぎていない「原生態(ありのままの姿)」を残す、まさに隠れた名所です。朱家角(しゅかかく)のようなにぎやかさはなく、周庄(しゅうそう)のような商業的な華やかさもない。そこにあるのは、千年以上もの時を静かに刻んできた、素朴でどこか懐かしい江南水郷の原風景です。
橋を渡るごとに時代を遡る旅
金沢古镇の最大の魅力、それは「橋」です。宋代から元代、明代、清代にかけて建造された古橋が、わずかなエリアに集中して残っています。その数は実に12以上。どれも現役で、今もなお地元の人々の生活を支えています。
特に見逃せないのが、普済橋(ふさいきょう)です。南宋時代に建てられたこの橋は、上海で最も古い石造りのアーチ橋と言われています。欄干にはかすかに紫色を帯びた「紫砂石」が使われ、長い歳月を経てなお、どこか気品のある輝きを放っています。橋のたもとまで降りて、苔むした石垣を見上げると、宋の時代に思いを馳せることができるでしょう。
また、迎祥橋(げいしょうきょう)は元代の特徴を色濃く残す珍しい橋です。欄干のない簡素な梁橋で、橋脚には今では貴重な「金絲楠木(きんしなんぼく)」が使われているといいます。橋の上に立ち、ゆったりと流れる川と伝統的な白壁の家々を眺めれば、「小橋・流水・人家」という言葉がこれほど似合う場所はないと実感できます。
このほかにも、橋げたと水面が見事な満月を作り出す如意橋(にょいきょう)や、石畳の道が続く万安橋(ばんあんきょう)など、写真映えするスポットが点在しています。これらの橋を巡ることは、まさに宋・元・明・清という時代をくぐり抜ける旅なのです。
禅の静けさと伝統の技
頤浩禅寺(いこうぜんじ)は、古鎮の静けさをさらに深めてくれる場所です。元代に創建されたこの寺は、かつては「寺屋千間」と称されるほどの大寺院でした。現在の規模は縮小されたものの、戦火を逃れた元代の大殿や古井戸、樹齢700年を超えるイチョウの古木は、歴史の重みを静かに語りかけます。境内には足を踏み入れる人もまばらで、陽光が木漏れ日に変わる様子をぼんやりと眺めているだけで、心が洗われるようです。
さらに、伝統工芸に興味があれば、金沢工芸社を訪ねてみてください。ここでは、中国の無形文化財に触れることができ、特に伝統的な「絞り染め」の体験は人気です。布を糸で縛り、模様を浮かび上がらせるその技法は、時間をかけて丁寧に仕上げる、昔ながらの「ものづくり」の心を感じさせてくれます。
素朴な味わいと「もうひとつの顔」
ここでは、観光地価格ではない、日常的な「庶民の味」を楽しむことができます。老舗の珠金点心店(しゅきんてんしんてん)で、皮の薄い肉入り焼売(しゅうまい)や、あっさりとした小ワンタンを頼めば、地元の人々の朝食風景に溶け込めるでしょう。また、川沿いの小さな食堂状元楼(じょうげんろう)では、その日に揚がった川魚の蒸し物や、香ばしい燻製豆腐など、素朴ながらも深い味わいの料理が味わえます。
---
● アクセスと基本情報
· 場所:上海市青浦区西南部、淀山湖畔。
· アクセス:地下鉄17号線「東方緑舟」駅下車、バス(青金線など)に乗り換え。
· 入場料:古鎮散策は無料。頤浩禅寺のみ「香花券」(お線香代)として5元必要。
· おすすめ時間:人が少なく、光が美しい早朝か夕方。晴れの日も良いですが、しっとりと趣が増す雨の日もおすすめです。
· 服装:石畳や橋が滑りやすいので、歩きやすい滑り止めのある靴が必須です。
上海と聞いて、誰もがまず思い浮かべるのは、そびえ立つ摩天楼や未来感あふれる浦東の景色かもしれません。しかし、その喧騒から地下鉄でわずか1時間半ほど西へ足を伸ばすと、そこには時が止まったかのような、もうひとつの「上海」が広がっています。その名は「金沢古镇(きんたくこしん)」。石川県の金沢市と漢字は同じですが、発音は「ジンズー」、場所も歴史も異なる、独立した古鎮です。
「江南第一の橋の里」と称されるこの地は、観光地化されすぎていない「原生態(ありのままの姿)」を残す、まさに隠れた名所です。朱家角(しゅかかく)のようなにぎやかさはなく、周庄(しゅうそう)のような商業的な華やかさもない。そこにあるのは、千年以上もの時を静かに刻んできた、素朴でどこか懐かしい江南水郷の原風景です。
橋を渡るごとに時代を遡る旅
金沢古镇の最大の魅力、それは「橋」です。宋代から元代、明代、清代にかけて建造された古橋が、わずかなエリアに集中して残っています。その数は実に12以上。どれも現役で、今もなお地元の人々の生活を支えています。
特に見逃せないのが、普済橋(ふさいきょう)です。南宋時代に建てられたこの橋は、上海で最も古い石造りのアーチ橋と言われています。欄干にはかすかに紫色を帯びた「紫砂石」が使われ、長い歳月を経てなお、どこか気品のある輝きを放っています。橋のたもとまで降りて、苔むした石垣を見上げると、宋の時代に思いを馳せることができるでしょう。
また、迎祥橋(げいしょうきょう)は元代の特徴を色濃く残す珍しい橋です。欄干のない簡素な梁橋で、橋脚には今では貴重な「金絲楠木(きんしなんぼく)」が使われているといいます。橋の上に立ち、ゆったりと流れる川と伝統的な白壁の家々を眺めれば、「小橋・流水・人家」という言葉がこれほど似合う場所はないと実感できます。
このほかにも、橋げたと水面が見事な満月を作り出す如意橋(にょいきょう)や、石畳の道が続く万安橋(ばんあんきょう)など、写真映えするスポットが点在しています。これらの橋を巡ることは、まさに宋・元・明・清という時代をくぐり抜ける旅なのです。
禅の静けさと伝統の技
頤浩禅寺(いこうぜんじ)は、古鎮の静けさをさらに深めてくれる場所です。元代に創建されたこの寺は、かつては「寺屋千間」と称されるほどの大寺院でした。現在の規模は縮小されたものの、戦火を逃れた元代の大殿や古井戸、樹齢700年を超えるイチョウの古木は、歴史の重みを静かに語りかけます。境内には足を踏み入れる人もまばらで、陽光が木漏れ日に変わる様子をぼんやりと眺めているだけで、心が洗われるようです。
さらに、伝統工芸に興味があれば、金沢工芸社を訪ねてみてください。ここでは、中国の無形文化財に触れることができ、特に伝統的な「絞り染め」の体験は人気です。布を糸で縛り、模様を浮かび上がらせるその技法は、時間をかけて丁寧に仕上げる、昔ながらの「ものづくり」の心を感じさせてくれます。
素朴な味わいと「もうひとつの顔」
ここでは、観光地価格ではない、日常的な「庶民の味」を楽しむことができます。老舗の珠金点心店(しゅきんてんしんてん)で、皮の薄い肉入り焼売(しゅうまい)や、あっさりとした小ワンタンを頼めば、地元の人々の朝食風景に溶け込めるでしょう。また、川沿いの小さな食堂状元楼(じょうげんろう)では、その日に揚がった川魚の蒸し物や、香ばしい燻製豆腐など、素朴ながらも深い味わいの料理が味わえます。
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● アクセスと基本情報
· 場所:上海市青浦区西南部、淀山湖畔。
· アクセス:地下鉄17号線「東方緑舟」駅下車、バス(青金線など)に乗り換え。
· 入場料:古鎮散策は無料。頤浩禅寺のみ「香花券」(お線香代)として5元必要。
· おすすめ時間:人が少なく、光が美しい早朝か夕方。晴れの日も良いですが、しっとりと趣が増す雨の日もおすすめです。
· 服装:石畳や橋が滑りやすいので、歩きやすい滑り止めのある靴が必須です。
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