七味春五郎の音本 〜人情朗読 山本周五郎 他
山本周五郎『ながい坂』第七部|【睡眠用・作業用朗読】 七味春五郎 @otobon-sub @sitiharu-tv
- 動画タイプ
- 一般
- 公開日時
- 2026年6月5日 08:32
- 再生回数
- 752回
- 高評価数
- 12
- コメント数
- -
- エンゲージメント率
- 1.6%
- データ確認日時
- 2026年6月9日 05:40
動画概要
📚物語catch
第六部の「大洪水、迫る」に続き、第七部は “水の危機”から“人間関係と藩政の大渦”へ移る章 です。
阿部家の荒廃から始まり、主水正の周囲に陰謀・家族・女・師・政治のすべてが押し寄せていきます。
□あらすじ
阿部家は崩れ、妻は問い、師は死を前に秘事を語る。
堰工事にはまたも妨害の手が伸び、花木町ではななえが新しい命を告げる。
巳年の騒動、欠けた七冊、藩主を狙う影。
山本周五郎『ながい坂』第七部。
主水正の足もとに、巨大な渦が巻きはじめる。
📚登場人物一覧
三浦主水正/阿部小三郎
本作の中心人物。第七部では、花木町の噂をつるに問い詰められ、病床の谷宗岳から巳年の騒動の真相を聞く。さらに堰工事の妨害、ななえの懐妊、宗巌寺の和尚危篤など、私事と藩政の重大問題が一気に押し寄せる。人間はそれぞれ別の星のように生きている、という認識に至り、視野が大きく開かれる一方、巨大な渦の中に巻き込まれていく孤独を感じる。
阿部小左衛門
主水正の父。隠居後、組頭を免ぜられ、平徒士として粗末な長屋へ移っている。釣りに没頭し、家の問題から逃げるように暮らす。かつての阿部家の威厳はなく、無気力と自己保身が目立つ。
その
阿部小左衛門の妻。主水正の母。四十八歳とは思えぬほど老け、家の困窮と小四郎の放蕩に苦しんでいる。小出方正に相談しようとするが、夫にはまともに取り合ってもらえない。
阿部小四郎
主水正の弟。阿部家の跡を継いだが、白壁町の女・こしずを連れて帰り、新嫁だと騒ぐ。小出方正に対して、阿部家の書物を調べるなら借覧料を払えと迫るなど、阿部家の没落を象徴する人物。
こしず
小四郎が連れてきた白壁町出身の女。小四郎は彼女を新嫁として阿部家に迎えたと騒ぐ。阿部家の零落と、小四郎の放埒ぶりを強く印象づける存在。
小出方正
藤明塾の教師。阿部家の蔵書を長年調べてきた人物。第七部では阿部家を訪ね、小四郎から借覧料を求められる。穏やかで柔和な人物であり、阿部家の惨状を静かに見守る。
山根つる/三浦つる
主水正の妻。花木町の噂を聞き、主水正に隠し女がいるのではないかと問い詰める。かつて自分が「奥と表」を分けるべきだと主張した言葉を、主水正に返されて動揺する。これまでの高慢さに加え、不安や傷つきやすさが見えはじめる。
杉本大作
三浦家の家士。主水正の着替えを手伝っているところへつるが現れる。第七部後半では、主水正が山ごもりへ向かう際の支度にも関わる。忠実で実務的な家臣。
谷宗岳
主水正の師。病床にあり、医者から余命百日と告げられている。酒を飲みながら、岩上六郎兵衛の真の姿、そして巳年の騒動の真相を主水正へ語る。死を前にしても皮肉と荒々しさを失わないが、その内側には恐怖と焦燥も見える。
はる
谷宗岳の家にいる女。陰気な印象を与える。酒肴の支度ではなく、ばあやが実際に運んでくるため、家の荒廃した空気を補強する存在。
ばあや
谷家の老女。酒肴を運ぶ。宗岳の荒れた生活を支える人物。
岩上六郎兵衛
昌治の側近。宗岳によれば、軽薄なおしゃべりは仮面であり、実際には昌治のために実家との関係を断ち、自由に動ける立場を作った人物。主水正に宗岳の病状を知らせ、後半では石済和尚危篤を告げる。
飛騨守昌治
若き藩主。第七部では直接の登場はないが、江戸屋敷で兄・松二郎を推す動きがあること、国許で山内安房にその脈が通じていることが重要な背景として語られる。
松二郎昌之
昌治の兄。かつて病弱を理由に世継ぎから外されたが、江戸屋敷で彼を正統に据えようとする動きがある。藩の政治的危機の中心にいる存在。
滝沢主殿
滝沢家の当主。宗岳によれば、『拾礫紀聞』の欠本七冊は滝沢家に保管されているはずだという。鉄壁のような人物として語られ、秘事を守る者として影を落とす。
吉川庄一郎
かつて徒士組屋敷にいた男。主水正は犬を曳いて歩く彼を見かける。彼の姿を通じて、主水正は「自分の五官の外にも、無数の人生が存在する」という新しい認識に至る。
吉川つや
吉川庄一郎の妹。以前、主水正が仁山村で見かけた人物。庄一郎の記憶とつながって思い出される。
猪狩又五郎
堰工事に関わる若侍。堰堤の親杭が抜かれている妨害箇所を主水正に見せる。疑わしい人物に見当をつけているが、主水正は犯人探しより背後の意図を探るべきだと説く。
七/七郎
工事現場で働く若者。主水正に妨害者の密会らしき場面を知らせる。現場の真実を見抜く重要な目であり、主水正にとって信頼できる若い協力者。
竹内要
領内測量の支配役。山ごもり測量に不満を述べる。遊び好きで、鳥越の料亭に通う女の話をするなど、軽妙で抜け目のない人物。
島田助左衛門
測量支配の一人。第七部では山岳地帯の測量に向かう一員。実務的だが、前面には出ない。
山内時四郎
測量の総支配役だが、山の小屋へは来ない。実務から距離を置く人物として描かれる。
太田巻兵衛
御用商人五人衆の一人。製紙業者を一手に握っており、洪水後の原料不足や業者の困窮をめぐり、専横への不満が広がっている。主水正にその問題を突かれ、驚く。
桑島三右衛門
御用商人五人衆の中心人物。通貨改鋳や銭相場について主水正に問われる。御金御用として、領内経済を操作しうる力を持つ人物として、主水正に警戒される。
牡丹屋更助/牡丹屋勇助
御用商人五人衆の一人。花木町の席に現れ、平野屋へ行こうと誘う。軽薄で遊び好きな空気を持つ。
佐渡屋儀平
御用商人五人衆の一人。疝痛のため花木町の席には来ない。隠居が近いと語られる。
越後屋藤兵衛
御用商人五人衆の一人。商用で大坂へ行っており、花木町の席には現れない。
ななえ
花木町の家で主水正を支える女性。主水正が山ごもりに入る前夜、静かに彼を迎える。第七部では、身ごもった可能性を主水正に告げる。主水正はそれを、自分の身辺に新たな係累を作ってしまった重大な事実として受け止める。
石済和尚
宗巌寺の和尚。第七部終盤で危篤が伝えられる。主水正にとって精神的な支柱の一人。主水正は見舞いには行かず、和尚は死ねば自分の胸に入ると語る。
重吉
三浦家の庭男。山ごもりに向かう主水正の供として同行する。
#朗読 #山本周五郎 #ながい坂 #時代小説 #睡眠用 #作業用 #泣ける話 #朗読まとめ
#字幕付き #全文テロップ #字幕朗読 #オーディオブック
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阿部家の荒廃から始まり、主水正の周囲に陰謀・家族・女・師・政治のすべてが押し寄せていきます。
□あらすじ
阿部家は崩れ、妻は問い、師は死を前に秘事を語る。
堰工事にはまたも妨害の手が伸び、花木町ではななえが新しい命を告げる。
巳年の騒動、欠けた七冊、藩主を狙う影。
山本周五郎『ながい坂』第七部。
主水正の足もとに、巨大な渦が巻きはじめる。
📚登場人物一覧
三浦主水正/阿部小三郎
本作の中心人物。第七部では、花木町の噂をつるに問い詰められ、病床の谷宗岳から巳年の騒動の真相を聞く。さらに堰工事の妨害、ななえの懐妊、宗巌寺の和尚危篤など、私事と藩政の重大問題が一気に押し寄せる。人間はそれぞれ別の星のように生きている、という認識に至り、視野が大きく開かれる一方、巨大な渦の中に巻き込まれていく孤独を感じる。
阿部小左衛門
主水正の父。隠居後、組頭を免ぜられ、平徒士として粗末な長屋へ移っている。釣りに没頭し、家の問題から逃げるように暮らす。かつての阿部家の威厳はなく、無気力と自己保身が目立つ。
その
阿部小左衛門の妻。主水正の母。四十八歳とは思えぬほど老け、家の困窮と小四郎の放蕩に苦しんでいる。小出方正に相談しようとするが、夫にはまともに取り合ってもらえない。
阿部小四郎
主水正の弟。阿部家の跡を継いだが、白壁町の女・こしずを連れて帰り、新嫁だと騒ぐ。小出方正に対して、阿部家の書物を調べるなら借覧料を払えと迫るなど、阿部家の没落を象徴する人物。
こしず
小四郎が連れてきた白壁町出身の女。小四郎は彼女を新嫁として阿部家に迎えたと騒ぐ。阿部家の零落と、小四郎の放埒ぶりを強く印象づける存在。
小出方正
藤明塾の教師。阿部家の蔵書を長年調べてきた人物。第七部では阿部家を訪ね、小四郎から借覧料を求められる。穏やかで柔和な人物であり、阿部家の惨状を静かに見守る。
山根つる/三浦つる
主水正の妻。花木町の噂を聞き、主水正に隠し女がいるのではないかと問い詰める。かつて自分が「奥と表」を分けるべきだと主張した言葉を、主水正に返されて動揺する。これまでの高慢さに加え、不安や傷つきやすさが見えはじめる。
杉本大作
三浦家の家士。主水正の着替えを手伝っているところへつるが現れる。第七部後半では、主水正が山ごもりへ向かう際の支度にも関わる。忠実で実務的な家臣。
谷宗岳
主水正の師。病床にあり、医者から余命百日と告げられている。酒を飲みながら、岩上六郎兵衛の真の姿、そして巳年の騒動の真相を主水正へ語る。死を前にしても皮肉と荒々しさを失わないが、その内側には恐怖と焦燥も見える。
はる
谷宗岳の家にいる女。陰気な印象を与える。酒肴の支度ではなく、ばあやが実際に運んでくるため、家の荒廃した空気を補強する存在。
ばあや
谷家の老女。酒肴を運ぶ。宗岳の荒れた生活を支える人物。
岩上六郎兵衛
昌治の側近。宗岳によれば、軽薄なおしゃべりは仮面であり、実際には昌治のために実家との関係を断ち、自由に動ける立場を作った人物。主水正に宗岳の病状を知らせ、後半では石済和尚危篤を告げる。
飛騨守昌治
若き藩主。第七部では直接の登場はないが、江戸屋敷で兄・松二郎を推す動きがあること、国許で山内安房にその脈が通じていることが重要な背景として語られる。
松二郎昌之
昌治の兄。かつて病弱を理由に世継ぎから外されたが、江戸屋敷で彼を正統に据えようとする動きがある。藩の政治的危機の中心にいる存在。
滝沢主殿
滝沢家の当主。宗岳によれば、『拾礫紀聞』の欠本七冊は滝沢家に保管されているはずだという。鉄壁のような人物として語られ、秘事を守る者として影を落とす。
吉川庄一郎
かつて徒士組屋敷にいた男。主水正は犬を曳いて歩く彼を見かける。彼の姿を通じて、主水正は「自分の五官の外にも、無数の人生が存在する」という新しい認識に至る。
吉川つや
吉川庄一郎の妹。以前、主水正が仁山村で見かけた人物。庄一郎の記憶とつながって思い出される。
猪狩又五郎
堰工事に関わる若侍。堰堤の親杭が抜かれている妨害箇所を主水正に見せる。疑わしい人物に見当をつけているが、主水正は犯人探しより背後の意図を探るべきだと説く。
七/七郎
工事現場で働く若者。主水正に妨害者の密会らしき場面を知らせる。現場の真実を見抜く重要な目であり、主水正にとって信頼できる若い協力者。
竹内要
領内測量の支配役。山ごもり測量に不満を述べる。遊び好きで、鳥越の料亭に通う女の話をするなど、軽妙で抜け目のない人物。
島田助左衛門
測量支配の一人。第七部では山岳地帯の測量に向かう一員。実務的だが、前面には出ない。
山内時四郎
測量の総支配役だが、山の小屋へは来ない。実務から距離を置く人物として描かれる。
太田巻兵衛
御用商人五人衆の一人。製紙業者を一手に握っており、洪水後の原料不足や業者の困窮をめぐり、専横への不満が広がっている。主水正にその問題を突かれ、驚く。
桑島三右衛門
御用商人五人衆の中心人物。通貨改鋳や銭相場について主水正に問われる。御金御用として、領内経済を操作しうる力を持つ人物として、主水正に警戒される。
牡丹屋更助/牡丹屋勇助
御用商人五人衆の一人。花木町の席に現れ、平野屋へ行こうと誘う。軽薄で遊び好きな空気を持つ。
佐渡屋儀平
御用商人五人衆の一人。疝痛のため花木町の席には来ない。隠居が近いと語られる。
越後屋藤兵衛
御用商人五人衆の一人。商用で大坂へ行っており、花木町の席には現れない。
ななえ
花木町の家で主水正を支える女性。主水正が山ごもりに入る前夜、静かに彼を迎える。第七部では、身ごもった可能性を主水正に告げる。主水正はそれを、自分の身辺に新たな係累を作ってしまった重大な事実として受け止める。
石済和尚
宗巌寺の和尚。第七部終盤で危篤が伝えられる。主水正にとって精神的な支柱の一人。主水正は見舞いには行かず、和尚は死ねば自分の胸に入ると語る。
重吉
三浦家の庭男。山ごもりに向かう主水正の供として同行する。
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