RKB毎日放送NEWS

RKB毎日放送NEWS

「赤が足りないならレインボーに!」猛暑から子供を守るサンシェードに中東情勢の影 15色→8色に欠品も園児は「虹色の空みたい」

動画タイプ
一般
公開日時
2026年6月3日 18:54
再生回数
101
高評価数
2
コメント数
-
エンゲージメント率
2%
データ確認日時
2026年6月4日 06:14

動画概要

5月のうちから猛暑日に迫るなど異例の暑さが続く日本列島。

本格的な夏を前に子供達を暑さから守るサンシェードがいま、品薄となっています。背景にあるのは中東情勢によるナフサ不足。影響を取材しました。

体感温度はマイナス4℃以上 猛暑の救世主サンシェード

元気に運動会の練習に励む子どもたち。頭の上にはカラフルなネットが。

福岡市城南区のきりん幼稚園・保育園の園庭には5月、強い日差しから子供たちを守るサンシェードが完成しました。(※きりん幼稚園が設置)RKB 武田華奈リポーター
「屋根があってよかった人!」

保育園児たち「は~い!」保育園児たち「すずしい」

保育園児たち「屋根があって風があって涼しい」きりん保育園の保育士
「全然違う。マイナス4℃体感違うと聞いてたが、風がある日はそれ以上に涼しく感じるし。日差しをカットするだけで子どもたちの安全が守れるのですごく良かった」サーモグラフィーカメラで表面温度の違いを見てみると、日差しにさらされているところとサンシェードに覆われている部分では違う色に。手元の温度計では、4℃ほどサンシェードの下の方が低くなっています。

5月、福岡県や佐賀県では35℃の猛暑日に迫るところもあり、5月の観測史上最高気温を記録するなど年々暑さが前倒しに。

こちらの園でも、外での活動がしにくいことが課題になっていました。きりん幼稚園・保育園 友枝節雄 理事長
「去年は特に暑くて暑くて。室内のホールを使ってそこでも運動を繰り返した。今年はシェードができることによって、たくさん朝から運動ができ、なにより給食もたくさん食べてくれるかなと」

15色が8色に 背景にナフサ不足

猛暑の救世主、サンシェード。ここ数年、需要が急激に高まっているといいます。

福岡市博多区に本社を置くコスモティエス。20年前からサンシェードを手がけてきましたが、猛暑の影響もあり、ここ数年で注文が急増したと言います。

コスモティエス 古賀昭彦 代表
「5年前は年に4~5件くらいだったが、お問い合わせが増えて昨年が一番多くて16件でした。主に幼稚園、保育園の工事が多くて」

そうした中、こちらにもナフサ不足の影響が影を落としています。

その一つが・・・コスモティエス 古賀昭彦 代表
「色によっても違うが、80%前後の紫外線をカットする素材。お客さんに『何色がいいですか』と言って、その色で全部出来るかというと、ある色の中で選んでもらう状態になっている」

サンシェードのシートに使われているポリエステルはナフサを原料としていて、現在は資材の調達自体が難しい状況に。

元々15色あるシートが、現在、十分に在庫を確保できているのは、8色にまで減っていると言います。

「赤が足りない」から生まれた”レインボー”

きりん幼稚園・保育園 友枝節雄 理事長
「1色のみ赤にしようと思ってたけど、中東情勢の影響で資材が入らない、どうしようと思ったときに7面あったので、そうだレインボーにしようと」

赤色のシートが7面分確保出来なかったため、7色に。

カラフルなサンシェードは元々想定していたものではなく、ナフサ不足の影響でした。きりん保育園の園児
「虹色の空になった世界みたいで気分が明るくなった感じ」

避けられない物価高の波

結果的に好評だった虹色のサンシェード。

しかし、今後は資材が手に入ったとしても、価格高騰は避けられないと言います。コスモティエス 古賀昭彦 代表
「シェードもそうだし、シェードをつけるための金物関係、柱関係も値上がりするという連絡をもらっている」

Q.高い資材では何割くらい?
「一番高いもので3割くらい…」暑い日に子供たちの命と健康を守るサンシェード。

遠く離れた中東の緊迫化が、子供達の快適な環境づくりにも響く事態となっています。

詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/...
「赤が足りないならレインボーに!」猛暑から子供を守るサンシェードに中東情勢の影 15色→8色に欠品も園児は「虹色の空みたい」