川崎殺傷事件をめぐり、シバター「あれは人間のバグ」と持論
2019年5月28日に起きた、川崎市の路上で19人が切りつけられ、小学校6年生の児童と外務省職員の男性が亡くなるという悲惨な事件から数日が経ちました。
時間がたつにつれ、事件の詳細や自殺した犯人についての情報がネット上に出回りはじめています。
犯人に対して過激なコメントも多くよせられる中、とある記事が話題となっています。
「一人で死ね」過激な意見に警鐘鳴らす
話題となっているのは、藤田孝典氏が執筆した記事「川崎殺傷事件『死にたいなら一人で死ぬべき』という非難は控えてほしい」。
藤田氏は、NPO法人「ほっとプラス」の代表理事や、聖学院大学の客員准教授を務めており、生活保護や生活困窮者支援に関する活動を行う人物です。
今回の記事では、
ネット上では早速、犯人らしき人物への非難が殺到しており、なかには「死にたいなら人を巻き込まずに自分だけで死ぬべき」「死ぬなら迷惑かけずに死ね」などの強い表現も多く見受けられる。
緊急で記事を配信している理由は、これらの言説をネット上で流布しないでいただきたいからだ。(中略)人間は原則として、自分が大事にされていなければ、他者を大事に思いやることはできない。
社会全体でこれ以上、凶行が繰り返されないように、他者への言葉の発信や想いの伝え方に注意をいただきたい。
(Yahoo! ニュース「川崎殺傷事件『死にたいなら一人で死ぬべき』という非難は控えてほしい」)
と、今回のような事件を再度起こさないためにも、他者を思いやることが大事だと訴えています。
優しい言葉をかけるべきか
この記事のコメントでは、
「こういう輩がいるから犯罪者が勘違いする」
「藤田さんの意見に賛成します。
今回の事件が引きこもりバッシングにつながらないか心配しています。非寛容な社会が、さらに不適応者を追い詰める。そんなスパイラルが起きている気がします。」
「他人だろうが自分だろうが人の命を絶つことを許してはいけない。原因がどうあれ、その行為は非難されるべきです。」
「加害者を責めるのは自由だけど、既に他界してるし何か意味があるのかと言えば確かに無い。
加害者をネットで責めて何かの抑止力になるとも思えないかな。」(記事コメント欄より)
と、記事に対する賛成意見と反対意見などが入り乱れる状態となっています。
シバターが持論を展開
このように事件や犯人、ひいては社会の在り方など、様々な論議を呼ぶ今回の事件。
2019年5月28日、”物申す系”「シバター」(登録者数101万人)も「川崎殺傷事件について思う事」を投稿し、自身の考えを述べました。
事件の犯人は「人間のバグ」
シバターは動画の中で、
俺はね、もう社会保障とかね、優しい言葉をかけてあげるとかはもう関係ないと思うんだよね。
ちょっと前だけど、酒鬼薔薇聖斗(サカキバラセイト。神戸で連続殺傷事件を起こした)とか、秋葉の加藤(加藤智大。秋葉原で通り魔事件を起こした)とかさ。定期的に現れんじゃん、そういうキチガイが。
で、これ多分、俺は人間のバグだと思うんだよね。(そういった人間は)出てくるものだから、仕方ないよね
と、今回のような事件を起こしてしまう人間を「バグ」と形容し、そういった人間に対して社会保障や優しい言葉をかけても仕方のないことだ、とする意見を述べました。
一方で、動画の締めの際には
だからこうしましょうとか建設的な意見も何もないんだけど。(中略)
僕も、なんかその、意見を出せないなって思った。そういう話です。
俺も、胸が締め付けられるくらい、本当にショックでした。
と発言。ショックからか、いつものキレを感じさせない終わり方でした。
視聴者からは、
「言ってる事めっちゃ共感した。」
「悪口の天才が善人に見える動画!」
「人間のバグ……深い言葉 」(動画コメント欄より)
と、シバターの発言に共感したり、考えさせられた、といったコメントがよせられています。
不謹慎な行為を行うYouTuberも
事件に関する議論が熱を帯びてくる中、「しんやっちゅーぶ」(登録者数1.2万人)が配信した「川崎で小学生や大人が刺された襲撃事件 確保の男は刺した包丁で自害」が不謹慎だと物議をかもしています。
動画では、「しんやっちょ」と「金バエ」が事件についてトークしますが、
まずね、子どもを襲ってる時点で、そんなに強くないのかなって。
なるほどね。大人のね、20代30代に負けるかもしれんから。老害か子どもしか相手しない
などと笑いながら話しており、生配信の時点で「炎上しそう」と言われていました。
実際、動画は5月30日18時時点で8900回再生されていますが、高評価70、低評価1100、低評価率95%と、多くの視聴者からバッシングを受けています。
正解は見つからず
非常にショッキングな事件として、多くの人の記憶に残る川崎の殺傷事件。
痛ましい事件を起こさないためにどうするべきなのか、その答えはまだ見つかっていません。









