専属クリエイター半減のUUUMからベテランYouTuberが退所「リストラされた」

専属契約のクリエイターを約半数まで削減する「インフルエンサー・ギャラクシー事業」を発表したUUUMから、先月28日、あるベテランYouTuberが退所を報告しています。

専属クリエイター約半数を削減

UUUMは昨年10月、当社のクリエイタービジネスの戦略について方針を転換し、今後は「インフルエンサー・ギャラクシー事業」として進めていくと発表。

続く12月には、マネジメント対象のクリエイターを「ビジネスを共創できるポテンシャルが高いクリエイター」と“再定義”。専属契約している約300組のクリエイターのうち約半数をマネジメント対象から外し、ネットワーク契約に切り換える方針を発表していました。
(参考:UUUM「UUUM中期戦略『インフルエンサー・ギャラクシー事業』について」)

ベテランクリエイターも退所決意

この発表から数日が経過した先月28日、玩具レビュー動画などを投稿する男性YouTuber「勝亦博物館」(登録者数35万人)はYouTubeで公開した動画を通じて「UUUMを辞めました」「12月28日付けで契約を解約ということで」と報告しています。

YouTube動画

UUUMには5年前から在籍していたベテランクリエイターの一人ですが、専属契約からネットワーク契約への移行を打診されたことを受けたことをきっかけに今回、退所を決意したと発表。
原因はすべて自身のチャンネルの“数字”にあるとして、現在の心境について「単に戦略に沿わない戦力になって、もうしょうがない」「(UUUMが)いろんなところと提携して頑張ってますからね。そんな邪魔はできませんから、こんな僕がね」と悲痛な思いも明かしました。

マネージャーとの別れで寂しさ実感

29日におこなった配信では、4年近く付き合いを続けてきたマネージャーと別れの挨拶を交わしたことで、改めて退所を実感したとのエピソードも告白。
事務所としてのUUUMを「嫌い」だと断言する傍ら、それでも専属契約を続けてきたのはずっと面倒を見てくれたマネージャーのおかげだとも話しており、「寂しかった」「本当に悲しかったね」との思いも吐露しました。

YouTube動画

長年付き合ってきた恩もあり、マネージャーとは個人的に連絡を取りたいとの要望も伝えていたという勝亦ですが、退所から1日でマネージャーと連絡を取る手段は失われてしまったといいます。

「リストラされた」将来への不安も口に

UUUMに所属したここ数年間を振り返り「トータルで見れば良いことの方が多かった」と好意的な発言もした勝亦でしたが、この日の配信では「ギャラクシー事業に引っかかってリストラされた」「頑張って数字を出してればこんなことにはならない」と口にするシーンも。
勝亦博物館のYouTubeチャンネル登録者数は2021年末時点で約35万人、昨年1年間のチャンネルの動画再生回数は約2000万回で、年収は数百万円程度だと考えられます。

2年前に妻と結婚、一児の父として家庭を支えているだけに、「YouTube以外の収益?無いです。なので死にます。本当にヤバい」と、将来への不安も明らかにしています。