「ネット流行語100」からVTuberが激減 “ニコニコの女王”こと周央サンゴが唯一のノミネート

「ニコニコ大百科」を運営するドワンゴと「ピクシブ百科事典」を運営するピクシブは25日、インターネット上で流行した単語を選出する「ネット流行語100」のノミネート単語を共同で発表。「周央サンゴ」(登録者数23万人)がVTuberで唯一ノミネート入りを果たしたことが話題になっています。

VTuber関連単語のノミネートが激減

「ネット流行語100」は、1月1日〜11月24日の期間に「ニコニコ大百科」と「ピクシブ百科事典」の各単語ページにおけるアクセス数の合算値が、昨年から今年にかけて特に多かった100単語を「ノミネート100単語」として発表。その中から、昨年と今年のアクセスで最も差分が大きかった単語を「年間大賞」として表彰するものです。

最初の開催となった2018年は「キズナアイ」(同298万人)や「月ノ美兎」(同79万人)、「電脳少女シロ」(同68万人)などがトップ20単語に入り、2019年にはVTuberブームに乗ってバーチャルライバーグループ「にじさんじ」(同86万人)が年間大賞を獲得。昨年も「ホロライブ」(同152万人)や「戌神ころね」(同172万人)、「桐生ココ」(同144万人)がトップ20単語に選ばれています。例年、トップ20以下の100単語も含めると、VTuberやその関連用語が数多くノミネートされていました。

ところが、今回は「流行語100」に選ばれたVTuberは周央サンゴのみ。関連用語で選出されたのも「にじさんじ甲子園2021」だけで、VTuber関連のノミネートはその2単語のみとなっています。代わりに、大ブームとなった人気ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』関連の「あげません!」「スペシャルウィーク(ウマ娘)」「うまぴょい伝説」といった単語が目立っています。

また、変わったところではラーメンYouTuberの「SUSURU TV.」(同100万人)が架空のラーメン屋に対して過激なクレームをつけるという物まね動画「やばいクレーマーのSUSURU TV」もノミネートされています。
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「ブーム終わった?」の声も

この大きな変化に対し、ネット上では「VTuberブームが終わったのでは」「定番になって流行語扱いされなくなっただけ」と異なる意見が上がっており、VTuberを取り巻く状況についてさまざまな見方が生まれているようです。

今回、VTuberで唯一のノミネートとなった周央サンゴは「にじさんじ」所属で昨年8月にデビュー。「ニコニコ大百科」によると

2021年6月前後に、切り抜き動画がたびたび(ニコニコ動画の)ランキング上位に上がり、「空前の周央サンゴブーム」というタグが作られるほどになった。

とのことで、切り抜き動画をきっかけに“ニコニコの女王”の称されるなど人気が爆発。「ンゴ」の愛称でファンに愛され、8月にニコ動の「エンターテイメント」カテゴリの人気タグとして「周央サンゴ」が追加されるほどの高い支持を獲得しています。

今回のノミネートを受けて、周央サンゴは自身のツイッターで「ノミネートしてました!やば ありがとうございます」感謝の言葉を記しています。

「年間大賞」をはじめとした各賞などを発表する表彰式の模様は、12月15日にニコニコ生放送で生中継される予定です。