サッカー仏代表の日本人侮辱発言
在日フランス人YouTuberは「人種差別的なのは間違いありません」

サッカーフランス代表のグリーズマンとデンベレ選手が日本人をバカにしているような動画がSNSで拡散され、「アジア人差別」との批判を集めた問題を、7月5日、「Bebechan – 日本のフランス人」(登録者数12万人)が取り上げました。
「Bebechan(べべちゃん)」は、東京在住のフランス人「オレちゃん」と、日本人の妻「ことみ」が運営するチャンネル。

フランス人サッカー選手が日本人に差別発言

拡散された動画はグリーズマン、デンベレ両選手が、日本のホテルに滞在中に本人たちが撮影したもの。
両選手は、テレビゲームの設定をスタッフに依頼し、やってきたスタッフに対し、

デンベレが「こんな醜い顔を並べて、恥ずかしくないのか」「どんな後進国の言葉なんだ」「お前の国は技術的に進んでいるのか、いないのか」などと発言したという。(ゲキサカ

このニュースが英文サイトを出典としていたためか、「辻仁成」(登録者数2万人)などから、誤解や誤訳を指摘する声がも上がっていました。

人種差別的なのは間違いありません

オレちゃんは、実際の映像を流しながら、両選手が何と喋っているのかを解説します。映像を見ながらオレちゃんは、

ああ「醜い顔」ってハッキリ言ってますね。意味もそのままです。
「『ウイイレ』やるためにこの醜い顔を呼ぶなんて、恥ずかしく思わないのかよ」って言ってますね。

と説明。ただし「恥ずかしく思わないのかよ」は日本人に対してはなく、グリーズマンに対する発言とのこと。それでも

「醜い顔」っていう表現がかなり人種差別的なのは間違いありません

とオレちゃんは断言します。その後も、

「なんだよこの言語」って言ってるので、日本語のことをバカにしているのが分かります。

両選手は、スタッフが設定に手間取るのを見て「君たち先進国なんじゃないの?」といった発言していると解説。オレちゃんは「解釈の差はあれど、かなり人種差別的だと捉えて間違いない」としています。

YouTube動画

動画は、完全に一線を越えてしまっている

オレちゃんは、自身を一介のフランス人に過ぎないとしつつ、「今回のことにふれないのも不自然」として「勇気を出して話します」と言います。

オレちゃんによると、フランス流のユーモアは「ときどきほとんど侮辱的だったり攻撃的」ではあるものの「ジョークと侮辱間には絶妙なバランスがある」とのこと。

でもこの動画は、完全に一線を越えてしまっているよ

両選手が、自分たちを助けに来てくれたスタッフを本人の目の前でからかったのは「本当に酷い。言い訳できない」と批判し、日本が大好きなフランス人として「悲しい」とコメントしています。

オレちゃんは

人種差別や寛容さに対して社会がさらに進化して前進してほしいと思う

と述べ、特に常態化しているというアジア人差別の問題について世界が「もっと考えるようになったらいいな。まだ十分な議論がされたとは思えないから」とコメント。

「このニュースが何か良い変化に繋がりますように」といい、人種差別に屈せず、「フランスと日本の友好をぜひこれからもオレたちで繋いでいきましょう」と視聴者に呼びかけました。