宮迫・ヒカル起用で2000万円
“案件動画”の妥当性を市議が追及
広告代理店と2000万円の契約
この宮迫への案件の依頼が、今月3日におこなわれた大村市議会の第1回定例会議において話題に上がっています。
大村市の村崎浩史議員は、この案件をめぐって市民から「賛否両論」「さまざまな声」が上がっていると主張。
宮迫のYouTubeチャンネルへの出演に「もうちょっと慎重になさったほうがよかった」「思慮が浅かったのではないか」と園田市長と批判するとともに、事業の経過および制作費用についての説明を求めました。
これに対して、競艇事業管理者の担当者は「計3回で、広告代理店と総額2000万円の契約を交わしております」と回答。
動画制作にあたっては、広告代理店8社によるコンペがおこなわれており、中でも最も登録者数の多かった宮迫とヒカルに依頼したとの経緯も説明しています。
宮迫の起用について担当者は「社会的に問題視されたということは認識しております」とした一方で、「マスコミ報道やSNSの方からのみ知りえてる情報でありまして、捉え方は個々人で賛否両論あると思っています」ともコメント。
採用の妥当性を主張しています。
なお村崎議員は、市長にも見解を述べるよう求めていましたが、時間切れのため市長の発言の場は設けられませんでした。
一連のやりとりの様子は、「大村市議会公式チャンネル」(登録者数130人)にて公開されています。
動画の完成度は評価
定例会議ののち、村崎議員は答弁について、ツイッターでこう振り返っています。
②宮迫さん、ヒカルさんは動画内で完璧なお仕事をしていただいたいと思います。さすがの話術とパフォーマンスで盛り上げて頂きました。
③市長が「行政の仕事」と表現したので、行政の長(大村市民の代表者)として、宮迫さんとお仕事をする経過と判断軸について、市長の見解を述べてもらう。— 村崎浩史【大村市議会議員】 (@murasakihiroshi) March 5, 2021
2000万円の費用はボートレース事業の収益によってまかなわれており、大村市の税金は使われていないとのこと。
村崎議員は宮迫やヒカルのパフォーマンスについても「完璧なお仕事をしていただいたいと思います」(原文ママ)と、評価する一方で、行政機関として宮迫に動画制作を依頼した経過や判断軸については、引き続き追及していくとの姿勢も示しています。
宮迫が投稿した動画は今月6日までに80万回以上再生されており、高評価率も95.4%(高評価2.3万、低評価1100)となっています。
なお、発注は3本分のようですが、宮迫・ヒカルのチャンネルで確認できるのは1回のみですので、今後別の動画が公開されるのかもしれません。
ちなみに行政機関からYouTuberへの動画制作の依頼といえば、昨年8月、神奈川県が「かの/カノックスター」(登録者数101万人)と「たすく」(同10万人)の2人に対して、県の新型コロナウイルスへの感染対策のPRを目的とした動画の制作を依頼。
記者や視聴者から、金額の妥当性について疑問の声が寄せられていました。
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