布マスクの効果は? YouTuberが2000倍サイズで検証した動画が評判

実験・検証系の動画で高い評価を得る「GENKI LABO」(登録者数11万人)が、マスクを2000倍に拡大したスケールモデルを作成。
拡大したモデルを使った検証が視覚的にも分かりやすいと、視聴者からさまざまなコメントが寄せられています。

マスクの効果検証で大絶賛

「GENKI LABO」を運営する「市岡元気」は、サイエンスプロデューサーとしてさまざまなテレビ番組にも出演する「米村でんじろう」の弟子。

2020年3月7日には「水溜りボンド」(登録者数429万人)とコラボした動画「【ウイルス対策】どのマスクがウイルスを貫通させないか電子顕微鏡で検証してみた」が公開されました。
電子顕微鏡を使ってさまざまなマスクの効力を検証したこの動画には「ほんとすごい」「これを見たかった」と称賛の声が寄せられたほか、14日17時までに148万回再生、高評価率98.0%(高評価4万2000、低評価870)と高い評価を得ています。

2000倍のスケールモデルで検証

先の検証動画でもその手腕で高い評価を得ていた市岡が、新たにマスクの効果を検証する動画を投稿していました。
それが、4月6日に公開した「布マスクを2000倍に拡大してウイルスが通るか実験してみた結果・・・【実験】science experiments」。

電子顕微鏡で観察した構造をもとに、マスクを2000倍に拡大した模型(スケールモデル)を作成し、同じく2000倍に拡大したウイルスや飛沫がマスクを透過するかどうかを検証する動画となっています。

2種類のマスクの効果はいかに

動画では、ウイルス用のマスクとガーゼマスク、2種類のマスクが検証の対象となっています。
ここでいうウイルス用マスクについて市岡は細かくは説明していませんが、一般的に「不織布マスク」として販売されているものを指していると思われます。

まず市岡は、マスクを100倍に拡大した画像を提示しました。
(ガーゼマスクは、ガーゼが何重にも重ねられて構成されているとのこと。市岡が用意したサンプルでは8枚重ね。)
比較すると、ウイルス用マスクの方が比較的目が細かくなっているのが確認できます。

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拡大画像を参考に、ウイルス用マスクを2000倍のスケールモデル化したものとして、市岡は木組みの枠に幅5㎜のビニール紐を巻き付けたものを用意しました。
かなり細かく紐が張り巡らされているようですが、マスクの繊維同士の隙間は、2000倍にすると約2㎝程度の大きさとなるようです。

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2000倍に拡大しても、ウイルス自体の大きさは砂粒程度の大きさ(約0.2㎜)のため、このマスクで防ぐことはできないとのこと。

しかしながら、咳やくしゃみをするときに発生し、新型コロナウイルスの感染経路とも考えられてる“飛沫”は、2000倍にすると直径1㎝程度のボールほどの大きさ。
市岡も試しにボールを投げてみますが、紐と紐の間をボールが通り過ぎることは一度もありませんでした。

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一方、ガーゼマスクを2000倍にするとこのようなモデルになるようです。
ガーゼの拡大モデル1枚だと幅81㎝という非常に大きな隙間ができてしまっていますが、8枚重ねることで隙間はとても小さくなっています。

市岡がボールを投げ込んだところ、モデルを透過したボールはわずか2割ほどでした。

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物理的に飛沫を通しにくい構造に加え、実際のマスクは「静電気を使って吸着させる効果も使っている」と話す市岡。
実験の結果をこのようにまとめています。

そもそもマスクっていうのは、他の人から入ってくるよりも、感染していたとしても自分から出さないっていう効果がありますから。
マスクがあることで、ほとんど出さないってことができてるんじゃないでしょうか。

ハンカチマスクも有効?

動画の最後で市岡は、ガーゼマスク用の布と一般的なハンカチを拡大して見比べた画像も用意しています。

最近話題となっているハンカチを応用したマスクの場合でも、「何枚も布を重ねれば、より(ガーゼマスクよりウイルスが)通り抜けにくいものができると思う」と話しています。

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マスク着用には十分な効果アリか

市岡も動画内で言及しているように、ウイルスは約0.1マイクロメートルと非常に小さなサイズ。
マスクを着用したところで、ウイルス自体の侵入を防ぐことは期待できません。

しかしながら市岡は、マスクを着用することで飛沫の飛散を防ぐことができると、この実験を通して主張しています。

マスクがあることで、ほとんど(飛沫を)出さないってことができてるんじゃないでしょうか。

自分から出る飛沫を少なくするためにも、マスクは必要!(テロップ)

新型コロナウイルスの感染経路の1つとして考えられている「飛沫感染」を防ぐにあたって、十分参考に出来る実験といえるのではないでしょうか。

視覚的に分かりやすい、と高い評価

市岡の行った実験に対して、視聴者からは次々と称賛の声が寄せられています。
また動画は14日18時までに57万回再生されていますが、高評価率96.2%(高評価1万2000、低評価470)と、今回も高い評価を得ています。

「なんか皆言ってるけどよくわかんない専門的な説明よりこっちの方がめっっっっちゃ分かりやすいな…」
「布マスクが意味ないんじゃないかって言われてるときにこの動画はありがたい。」
「普通人の目には見えない物を、分かるようなスケールに可視化してくれるの説得力しかないからホントにありがたい 元気先生流石です」

この実験を通じて、抱えていた不安を解消することができた視聴者も多いのではないでしょうか。