財布盗難を装ったYouTuber、警察の業務妨害で逮捕される

2020年3月3日、「落とした財布を盗まれた」と虚偽の申告をし、警察官の業務を妨害したとして大阪のYouTuber2人が逮捕されました。

「動画の閲覧者数を増やしたかった」

大阪市西成区で「落とした財布を盗まれた」とうその申告で警察官の業務を妨害したとして西成署は4日、業務妨害の疑いで大阪府岸和田市春木泉町、派遣社員田中友也容疑者(22)と府内の無職少年(19)を逮捕したと発表した。実際は財布を路上に置いて拾わせており、ユーチューバーとして一連の様子を撮影した動画を投稿していた。逮捕は3日。

 2人は現金千円が入った財布を西成区の路上に置き、拾った男性を追跡。ホテルに入った男性を見失い、諦めて署を訪れる自分たちの様子を撮影していた。

 署によると、2人は「動画の閲覧者数を増やしたかった」と容疑を認めている。(共同通信社

逮捕されたYouTuberは意図的に財布を路上に放置し、盗まれるように仕向けていたことから、業務妨害での逮捕につながったようです。

ユーチュラが調べたところ逮捕されたのは有名YouTuberではなく、登録者数が1万人に満たないYouTuberです。
一連の様子はYouTubeに投稿されたと報じられていますが、現在でも動画は閲覧可能な状態となっています。

過去にも逮捕者が

再生数稼ぎのために過激な動画を作るYouTuberも少なくありませんが、YouTube上には警察官が登場する動画も数多く投稿されています。

2017年8月には、YouTuberが警察官の目の前で白い粉が入った袋をわざと落とし、覚醒剤と勘違いさせた上で逃走するというイタズラ動画を公開。
その後、投稿者は偽計業務妨害で逮捕されています。
(関連記事「2017年のYouTuber炎上事件・話題まとめ15選」)

ベリーベスト法律事務所によると、虚偽の通報をした場合には「虚構申告罪」や「偽計業務妨害罪」などに問われる可能性があるとのこと。

場合によっては10年以下の懲役という重い処分が言い渡される可能性があり、軽視はできません。
ベリーベスト法律事務所

本当に事件があったのならともかく、ヤラセで駆り出される警察側もたまったものではないでしょう。
警察の本来の業務に支障が出る可能性もあり、こうした行為は到底許されるものではありません。