「後出しでは絶対に勝てない」YouTubeに“炎上”を開拓したシバターが初著書
2019年12月16日、“物申す系”YouTuber「シバター」(登録者105万人)が初著書『炎上商法で1億円稼いだ男の成功法則』(宝島社)を発表しました。

2013年からYouTubeでの配信活動を始め、2019年には登録者100万人を突破。「YouTube界のご意見番」として地位を確立させています。
そんな彼がここまでのし上がってきた背景が、この本に詰めこまれています。
誰もやっていなかった「人を嫌な気持ちにさせる動画」
「シバター」という名前を聞くと、真っ先に“炎上商法”というワードが浮かんでくるでしょう。
YouTubeに“炎上”というフィールドを築き上げたのが、他でもないシバターでした。
シバターがYouTubeに投稿し始めた2013年ごろはまだ“YouTuber”という言葉すらなく、かろうじて「ヒカキン」(登録者784万人)がヒューマンビートボックス動画などで有名になり始めていた程度でした。
そして当時流行していたのはいわゆる“商品紹介系”動画。カメラの前に座り、他人から批判を受けるようなことを話したり、そのようなパフォーマンスをわざわざするような投稿者はまだいませんでした。
シバターはそこに目を付け、2013年2月5日に「ゆきりんにホントは彼氏がいた!?絶対に許さない!!!!!」という動画を投稿します(下の動画は再投稿されたものです)。
当時YouTube投稿者はまだまだマイナーな存在だったため、シバターは誰もが知っているAKB48の柏木由紀が引き起こしたゴシップをネタに登用。メンバーのファンを偽り、半狂乱のパフォーマンスをしてみせました。
また、後日シバターはこの動画による収益で高級自転車が買えたと視聴者を煽る「ゆきりんとみーちゃんに物申す!【物申すファイナル】」という動画を投稿。シバターの快進撃はここから始まりました。
シバターが本書で語る「YouTubeで勝つための方法」
シバターは6年間もYouTubeで動画活動を続けている、いわば“YouTube古参”の1人。
今まで、初期の伸び悩み・炎上・アカBAN・パチンコ案件・コンサルティングビジネスなど、YouTube上でさまざまな経験をしてきました。
今回の初著書では、その重厚な経験によって身に付けた「YouTubeで勝ち残るため」のノウハウが詰め込まれています。
シバターはこう断言します。
この本を読んで、全く同じことを実践しても絶対に成功しません。
シバターは初めから視聴者を煽る炎上動画を投稿していたわけではありません。試行錯誤の末に、現在の活動があると話しています。
シバターはもともと出版社に勤めるサラリーマン。それ以前も大学を中退して漫画家を目指しますが挫折。並行してプロレスラーとしても活動しますがなかなか有名になれないなど、決して順風満帆な人生を送ってきたとは言えません。
YouTubeに投稿するようになっても、初期は“~やってみた”動画など、他のYouTuberもやっているような動画を投稿していたそうですが、これもなかなか思うように伸びません。
ここでシバターは、
誰かが先にしたことをいくらなぞったとしても、上に行けない
ということに気付きます。そして、まだ誰もやっていなかった炎上ネタに目を付けたのです。
貯金が1億以上あっても生活水準は変えないワケ
2018年度にシバターは複数の活動で約1億円を稼いだと話しており、そしてこの本のタイトルにもある通りこの6年間の活動で1億円以上の貯金を持つことが出来たそうです。
しかし、シバターはむやみに生活水準を上げようとはしません。一体なぜなのでしょうか?
①税金問題
沢山稼げば、払わなければいけない税金も増えていきます。法人化していれば収入の20%、していなければ半分を税金で取られるのだとか。
実際、シバターは2018年度に約2000万円を税金として国に納めたと話しています。
②「YouTubeは明日無くなるかもわからない」
シバターは動画でもたびたび「YouTubeはいつ無くなってもおかしくない」と話しています。YouTubeはGoogleのサービスの1つですから、Googleの“鶴の一声”で人生を左右されうるのがYouTuberです。むやみにお金を使っているうちに、YouTubeからの収入が途絶えてしまうリスクを警戒しているのです。
またそういった意味でも、シバターはパチンコ営業での収入や、「ウタエル」(登録者28万人)のコンサル料(ウタエルの収入の20%)など、複数の収入源を持つことでリスクを分散させています。
人を揺さぶるには本気でやるしかない
シバターは
「シバター」というキャラクターは、「齋藤 光」(本名)の負の感情を増幅するアンプ
だと表現しています。
あえて炎上を狙う彼は、「人間の本気の感情こそが、人間の心を揺さぶる」と考え、怒り・悲しみという本心から感じた負の感情を、シバターというキャラクターを使って本気で視聴者に伝えているのだと話しています。
動画での飄々としたキャラクターからは想像できないような、シバターの論理的な思考や、YouTuberとしての「プロ意識」のようなものをこの本で垣間見ることが出来ました。
まさに「勝つべくして勝った」YouTuberだと言えるでしょう。
Amazonのアソシエイトとして、ユーチュラは適格販売により収入を得ています。









