細川バレンタイン、Temuの案件動画でコメント欄が大荒れ 「賛否ではなく否しかない」異例の事態に
6月12日、「細川バレンタイン」(登録者数28万人)が「コスパ厨の細川バレンタインが怪しいサイトで3万円限定で爆買いした結果・・・」と題する動画を公開し、中国系通販サイト「Temu」の商品を3万円分まとめ買いしてレビューする企画を行いました。動画はTemuの企業案件であり、コメント欄には案件そのものへの失望の声が殺到する事態となっています。
「怪しい」と前置きしつつTemu商品をレビュー
元プロボクサーで第40代日本スーパーライト級王者の細川バレンタインは、現在は時事ネタやYouTuber界隈の話題に切り込むトーク中心のチャンネルを運営しています。今回の動画では、スタッフのキューピー(QP)とともにTemuで購入した商品を1つずつ紹介していきました。
冒頭、細川は「俺もめちゃめちゃうさん臭いサイトだと思ってる」「安かろう悪かろうみたいな」とサイトへの先入観を口にしつつ、「3万円ちょっとの中で買えるものを買えるだけ買ってみた」と企画の趣旨を説明。「いい点も悪い点もしっかり分かったので、忖度なくレビューをやっていく」と語り、自身を「コスパ厨」と称しながら検証を進めました。
キューピーが「開いた瞬間いきなり変なルーレットが始まって『当たりました』みたいな」とサイトの不審感を指摘すると、細川は「ルーレットも外れなしで最大2万円分のクーポンが入る」「1500円引きとか2000円引きとか」とむしろ利点として紹介。商品の到着についても「注文して2日か3日で届いた」「サイトとしては俺は信用できるものだなと思った」と述べました。
爪切りからヒゲトリマーまで7商品を採点
細川が紹介したのは、1448円の爪切り、737円の精密ドライバー、2656円の高級タオル、3420円の超大型バスタオル、7592円のハンディ掃除機、8623円のノイズキャンセリングイヤホン、そして1万2777円のヒゲトリマーの7点。それぞれに100点満点で満足度をつけていく形式でした。
精密ドライバーには「100均では売ってないと思う」「痒いところに手が届く」として100点。猫の毛取りに使うハンディ掃除機は「カーペットの中に入り込んだ猫の毛もギューンと吸えんのよ」と吸引力の強さを評価し、ノイズキャンセリングイヤホンは、最低でも1万円はするところ、「7000円ちょっと」とコスパを強調しました。
一方、高級タオルについては「高級タオルを買うのにTemuを使う必要はない」として20点と辛口の評価も。最後に紹介したヒゲトリマーは「0.5mm単位で調整できる」点を気に入り、「細川バレンタインのヒゲは作りやすい」と90点をつけました。
細川は「安くて、ある程度の機能性が担保されてるっていうのが結構いい」とし、「こだわりがない人」向けだと総括。欲しいものが売っていないときにはTemuを「1回見てみるのは俺はありだと思ってる」と視聴者に勧めました。動画の終盤では、概要欄のクーポンコードを使うと3000円引きで購入できると案内しています。
コメント欄は「否しかない」異例の事態に
しかし、この案件動画に対するコメント欄の反応は厳しいものとなりました。あるコメントは「細川バレ史上初めてかもしれない。賛否ではなく、否しかないコメント欄」と評し、別のコメントも「前向き教室始まって以来初の大炎上」と指摘しています。
多くのコメントが、レビュー内容そのものよりもTemuの案件を受けたこと自体を問題視。「Temuの案件動画出すような人が『日本人は思考停止のバカ』ってよく言えたな」「あれだけ案件選びに気をつけてると言ってたのにTemuは草」など、これまでの発言との矛盾を突く声が目立ちました。
先日、溝口勇児がマンジャロのプロモーションで炎上した件を踏まえ、「終わったな。マンジャロバレンタイン」「あれだけマンジャロの件で色々言っておいて、Temuの案件は草」といった反応も。「金のためにこの仕事受けるなら溝口と同じやん」と、細川が批判していた溝口勇児になぞらえる声もありました。
そのほかQPへの批判の声や、「魂を売ったな」「これは一番やって欲しくなかった」「築き上げてきたのに総崩れになりましたね」「3年くらい前から見てますが、今までコツコツ積み上げたバレンさんの価値が案件で安くなってしまうことにショック受けてます」など、長年のファンからの落胆も多く寄せられています。
Temuの案件報酬は高額との報告も
Temuは、驚くほどの低価格や割引額の大きいクーポンで知られる中国発のショッピングモール型通販サイトで、2023年7月に日本での展開を開始しました。YouTube上では多くのYouTuberがTemuの商品レビュー動画を投稿してきた一方、その案件には以前から賛否がつきまとっています。
2024年10月には、ガジェット系YouTuberの「たこまる」(同65万人)が、Temuの案件依頼を代理店経由で5~6回受けたものの全て断ったと明かしていました。たこまるによると、報酬は8分程度の動画1本で100万~200万円と高額だったものの、依頼には「ネガティブな発言は一切しないでください」「中国の会社が運営していることは言わないでください」といった条件があったと報告。また、運営会社によるユーザーデータの不正取得疑惑やクレジットカードの不正利用報告が指摘され、アメリカ政府も安全性について警告していると説明していました。









