はじめしゃちょー、YouTube活動で初のガイドライン違反判定を受ける 『響け!ユーフォニアム』配信企画めぐるトラブルで
「はじめしゃちょー」(登録者数1630万人)が、サブチャンネル「はじめしゃちょー2」(同302万人)で予定していたアニメ『響け!ユーフォニアム』シリーズの配信企画について、配信延期を発表しました。テスト配信中にYouTubeのコミュニティガイドライン違反と判定されたことが原因とのことです。
劇場版公開に先駆けた大型コラボ企画
「はじめしゃちょー2」では、これまでもアニメ作品の公式配信企画が行われてきました。2020年11月には『進撃の巨人』のテレビアニメ版、2025年6月には『小林さんちのメイドラゴン』1期・2期の全話を副音声(コメンタリー)付きでライブ配信する企画も実現しました。いずれもアニメ公式との正式なコラボレーションとして行われたものです。
今回の『響け!ユーフォニアム』の企画は、4月24日に公開を控える劇場版『最終楽章 響け!ユーフォニアム』前編のプロモーションの一環として、こちらもアニメ公式サイドとの正式なコラボレーションとして実現したものです。
「はじめしゃちょー2」にてTVシリーズ第1期・第2期(全26話)、『劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜』、『特別編 響け!ユーフォニアム〜アンサンブルコンテスト〜』の4作品を、はじめしゃちょーのコメンタリー付きで期間限定公開するという内容で、アニメ『響け!ユーフォニアム』公式サイトでも正式に告知されていました。
当初の予定では、4月16日21時頃〜4月23日まで全作品をつなげた永続ループ生配信を行い、その後4月24日〜5月24日まで各作品のアーカイブ配信を実施する計画でした。
テスト配信でガイドライン違反の警告
4月15日に公開された動画で、はじめしゃちょーは事の経緯を説明しました。
本番に向けてテスト配信をしていたところ、動画が削除されガイドライン違反の通知を受けたのだとか。動画内では「ストライクが1個ついた」と語っていますが、概要欄では「※正確にはストライクではなく、その手前の事前警告でした」と訂正しています。
YouTubeのコミュニティガイドラインでは、まず「事前警告」が発出され、その後に違反が重なると正式なストライクが付与される仕組みとなっており、ストライクが一定期間に3件に達するとチャンネルが削除(BAN)されます。
事前警告は、初めてガイドラインに違反した際に発出されるもので、ストライクの一歩手前の段階ではあるものの、動画の削除という措置が実際に行われたことに変わりはありません。
はじめしゃちょーは「YouTubeやってきて初めてかな? 多分初ぐらいだと思うんですよ。コミュニティガイドラインに引っかかってチャンネルの削除の危機に陥っております」と語り、長年のYouTube活動で初めての事態であることを明かしました。
アニメ側の許可は取得済み、YouTubeの著作権システムが原因
はじめしゃちょーは、「僕ルールを破って許可取らずにこの企画やってるわけじゃなくて、響け!ユーフォニアムの委員会みたいなのがあるんですけども、ちゃんと許可を取ってるんですよ」と強調しています。
しかし、『響け!ユーフォニアム』は吹奏楽をテーマにした作品であり、劇中で使用される楽曲やオーケストラ演奏など、音楽の著作権が複雑に絡み合っているのだとか。はじめしゃちょーによれば「日本だけじゃないところの許可を取ったりしなきゃいけなくて」という事情があるといい、「許可もらって動画出したのに、許可取ってねえだろうって機械的にロボットが弾く」と、YouTube上の著作権チェックシステムによって機械的に処理された可能性に言及しました。
配信日は未定、公開方法も変更の可能性
延期後の配信日は現時点で未定です。はじめしゃちょーは「初めて俺、自分のチャンネルが消えますみたいな表示見て結構震えたので」と、慎重な対応を取る姿勢を見せつつ、「なくなることはないです。絶対皆さんにこの作品は見てもらえるように進めてまいります」と中止ではないことを明言。日程が決まり次第、速やかに告知するとしました。
また、当初予定していたループ生配信では、配信中に突然停止されるリスクがあるため、通常の動画としてアップロードしプレミア公開の形式をとることも検討しているといいます。「生配信楽しんでるときにプツンは本当に僕、嫌なので、確実に安心して皆さんに見てもらえるようにちゃんと体制を整えてから動画を出す日をお伝えしようと思っています」と慎重な姿勢を示しています。









