アンドロイドのお姉さん、ギリシャ移住から3カ月で緊急帰国 滞在許可書が取得できず弁護士から「ほぼ不法滞在」と指摘される
「散歩するアンドロイド」(登録者数45万人)の「アンドロイドのお姉さん」ことSAORIが、ギリシャでのノマドビザに関する手続きの不備により、緊急で日本に帰国したことを報告しました。
今年1月にギリシャ移住を報告したばかり
SAORIは1994年生まれ、大阪府出身のモデル兼YouTuberです。2017年の東京ゲームショウでゲーム「Detroit: Become Human」のPRとしてアンドロイド役を演じた際の映像がSNSで拡散され、「アンドロイドのお姉さん」として注目を集めました。2019年にYouTubeチャンネル「散歩するアンドロイド」を開設し、世界各地を旅する動画を投稿しています。
今年1月には「海外移住をすることになりました。」と題した動画を投稿し、ギリシャ人の彼氏ができたことをきっかけにギリシャへ移住したことを報告。1年間滞在できるノマドビザを取得して現地での生活をスタートさせたばかりでした。
行政手続きが進まず、ChatGPTの回答を信じてしまった
4月11日に公開された動画でSAORIは「この度緊急で日本に帰国しなければならなくなりました。私ちょっとやらかしてしまったのです」と切り出しました。
SAORIによると、ノマドビザで入国した後、現地で滞在許可書を3カ月以内に取得する必要があったのだとか。しかしギリシャの行政機関では、「たらい回しにされたり、『ここでは何もできないよ』と言われたり」と、なかなか手続きが進まなかったそうです。
間に合わないと感じた時点でChatGPTに相談したところ、「ビザ有効期限内に申請できれば大丈夫だよ」という回答が返ってきたため、それを信じて3カ月を過ぎても滞在を続けてしまったとのことです。
弁護士から「ほぼ不法滞在」と指摘
その後、彼氏が弁護士に連絡を取って現在の状況を確認したところ、「ビザはあるが滞在許可書がないため、ほぼグレーというか不法滞在していることになっている」と告げられたといい、「完全に詰みました」とSAORIは語ります。
弁護士とのやり取りの中で、現地にいながらビザを延長・切り替えできるかも検討したものの、最も早い方法は日本に帰国してビザを再申請することだと判断。一度手続きに失敗しているため再取得が難しい可能性もあるとしつつ、「今結構、不法滞在みたいになってるから」、まずは帰国を決断したと説明しています。
周囲からは「ギリシャってゆるいから誰もチェックしない」「今の状態でも住むことはできる」という助言もあったそうですが、「強制送還とか急にされたら困る」として、リスクを避ける判断をしたと述べました。
パスポートコントロールは「あっさり通過」
動画ではアテネの空港からの出国の様子も収められています。不法滞在と見なされた場合、最長5年間のシェンゲン協定加盟国入国禁止や、別室送りでの罰金の可能性があったものの、実際にはパスポートコントロールを問題なくできたと報告。
「ビザあるから滞在していいと見なされたんじゃないかとは思うんだけど、それか(中略)パスポートコントロールの人があまり見ていなかったのかわかんないけど、無事に日本に帰れそうです」と安堵の表情を見せました。
なおSAORIは、4月10日からヨーロッパ全域でEES(出入国管理システム)が全面運用され、入国審査のスタンプが廃止されて完全デジタル化に移行したことにも触れ、「今まで見逃されていたオーバーステイも即ペナルティらしいです。気をつけなきゃね」と注意を促しました。
3カ月はヨーロッパに行けず、今後の活動を模索
帰国後、関西空港で久しぶりの日本食としてカツ丼とうどんのセットを食べたSAORIは、「海外生活してる中で一番欲しくなってくるのってあったかい出汁だったりするよね」と日本の食事を堪能した様子を見せました。
今後については、ギリシャを含むヨーロッパには3カ月は渡航できない見通しだとし、その間は「初心に帰って国内を散歩してみるのがいいのか、アジアの中でも行ったことない国を攻めてみるのか」と、当面の活動方針を検討中であることを明かしています。大使館での手続きなどやるべきことを済ませながら、今後の方向性を決めていく考えです。









