【調査】YouTubeの「削除覚悟」動画、実際に消えるのは何%?

YouTubeでたまに見かける「削除覚悟」という動画。

過激な動画という印象を抱くものの、再生数狙いの大げさなタイトルとも考えられ、そのまま消されずに残っているものばかりのような気もします。

そこで今回は、「削除覚悟」とつけられた動画が、その後どうなったかを調べてみました。

「削除覚悟」は136本

ユーチュラでは、まず2024年7月~2025年6月の1年間で公開された動画で、タイトルに「削除覚悟」を含む動画を調査しました。対象のチャンネルは、現在の登録者数が30万人以上としました。

その結果、タイトルに「削除覚悟」を含んでいた動画は136本(※)でした。

同期間で、登録者30万人以上のチャンネルで公開された動画は100万本以上ありましたので、削除覚悟動画はわずか0.01%程度ということになります。
(※公開されてすぐに削除されたものなど、これ以外にもある可能性はあります)

60チャンネルが「削除覚悟」を使用

「削除覚悟」をタイトルにつけた動画は、合計60チャンネルが投稿していました。

使用がダントツで多かったのは「KOHEY」(同66万人)で、136本のうち20本がKOHEYの動画でした。KOHEYは元グループYouTuber「ノーブランド」のメンバーで、解散後にチャンネルを個人用に変えて活動しています。現在はアダルト系の動画を主に投稿しており、削除覚悟の多くもアダルト系です。

20本のうち、消えているのは今年5月公開の「【削除覚悟】19歳で経験人数1000人超え!?肉食すぎる風●嬢とえちえち質問コーナー♡」の1本のみ。動画のページにアクセスすると「この動画は再生できません」というエラーが表示されます。

次に使用が多かったのは、都市伝説系YouTuberの「ウマヅラビデオ」(同144万人)でした。ウマヅラビデオはメインチャンネルで10本、サブチャンネルで4本の計14本を投稿。14本すべて現在も閲覧可能です。

続く3番目は、政治・都市伝説系YouTuberの「おみそちゃんねる」(同54万人)の11件で、こちらもすべて閲覧可能です。

削除覚悟で消えるのは8.8%

そして136本のうち、現在視聴できなくなっているのは12本でした。割合にすると約8.8%となります。なおこの12本とは別に、1本は公開→限定公開(URLを直接指定しないと見られない)に設定が変わっていました。

視聴不可の動画の例を挙げると

本要約チャンネル」(登録者数67万人)
「【削除覚悟で暴露】『政府が隠している新紙幣発行の本当の理由は、預金封鎖ではなく●●でした…』を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】」(2024年10月公開、非公開)

日本の政治・経済を切る」(同72万人)
「【削除覚悟】日本最大の闇 農家を搾取するJAの正体【井川意高×佐藤尊徳】」
(2024年11月公開、非公開)

パソコン博士TAIKI」(同148万人)
「『削除覚悟』暴いてはいけない闇!パソコン(有償譲渡会)の裏」
(2024年9月公開、メンバーシップ内での公開に変更)

などです。TAIKIの動画は当時ユーチュラでも取り上げており、当時は一般公開されていましたが、いつの間にかメンバーシップ内での公開に変わっていたようです。

視聴不可の理由としては、非公開と削除がそれぞれ4本ずつ、再生できないというエラーが表示されるものが2本、ガイドライン違反で削除されたものが1本、公開後にメンバーシップ内での公開に切り替えられたものが1本でした。

また、動画のジャンルは、“闇”を暴くものや陰謀論に類するものが5本、内容が不明なものが3本で、不祥事の暴露が1本、アダルト系が1本、パチンコ関連が1本のほか、「呪いを返す動画」というものも1本ありました。