あの日の鉄道CH
マヤ34+最後の定期客車急行「はまなす」の記録・後編
- 動画タイプ
- 一般
- 公開日
- 2026年4月10日
- 再生回数
- 227回
- 高評価数
- 12
- データ確認日時
- 2026年5月6日 20:27
動画概要
JR北海道の奥津軽いまべつ駅と、その周辺を走る津軽海峡線の今昔の映像をこれまでご紹介してまいりましたが、編集を進める中で、この路線を語るうえで外すことのできない夜行列車、急行「はまなす」をあらためて取り上げたいと考えました。
前回は、青森駅を出発する急行「はまなす」の車内放送、2014年に廃止された竜飛海底駅の通過、そして函館駅への到着・発車の様子をご紹介しましたが、今回はそれに続き、北海道内でのDD51形ディーゼル機関車による牽引シーンと、数か月に一度行われたマヤ34形連結時の貴重な映像をお届けいたします。
急行「はまなす」は、1988年3月の青函トンネル開業および津軽海峡線開業にあわせて運転を開始した夜行急行列車です。
青函連絡船時代、青森~函館間の夜間移動は列車と船の乗り継ぎによって成り立っていましたが、「はまなす」はその流れを陸上ルートへ引き継ぎ、青森~札幌間を乗り換えなしで結ぶ列車として登場しました。
青森を22時台に発車し、札幌に翌朝7時台に到着するダイヤは、移動時間を有効に活用できる実用性の高いものであり、夜行急行として非常に完成度の高い列車でした。
使用車両は14系客車で、編成にはドリームカーを含む座席車、B寝台車、カーペットカーなどが組み込まれていました。特急寝台ほどの敷居の高さはなく、それでいて夜行列車としての魅力と実用性を兼ね備えていた点に、「はまなす」ならではの個性があったといえるでしょう。
繁忙期には増結されることも多く、ゴールデンウィークやお盆には高い需要に応える列車でもありました。青森駅付近で見かけた際には、通路まで立客があふれており、多くの人々の移動手段として広く利用されていたことがうかがえました。
また、青函区間ではED79形電気機関車、北海道内ではDD51形ディーゼル機関車が牽引する客車列車であったことも、大きな魅力の一つでした。
電車・気動車化が進む中で、定期列車として機関車牽引の客車夜行列車の形態を維持し続けた「はまなす」は、鉄道史的にも極めて貴重な存在であったといえるでしょう。
しかしその「はまなす」も、2016年3月の北海道新幹線開業に伴い廃止されました。本州と北海道を結ぶ最後の定期急行列車として、多くの利用者、そして鉄道ファンの記憶に残る存在であったと思います。
今回の映像では、数か月に一度行われたマヤ34形連結時の“急行はまなす”の様子と、北海道内におけるDD51形機関車牽引の姿をご覧いただけます。
マヤ34形は、国鉄が製造した軌道検測車(いわゆる検測車)で、営業列車と同等の速度で軌道の狂いを測定できる事業用客車です。1959年から1981年にかけて10両が製造されました。
この車両の特徴は、車体中央にも台車を備えた三台車構造にあります。各台車に検測機材が搭載されており、三つの台車間の位相差から軌道の狂いを測定し、保線作業に活用されていました。
このうちマヤ34-2008は、民営化後にJR北海道へ継承され、道内の軌道検測に使用されました。車番の「2008」は通し番号ではなく、電気暖房対応車を示す2000番台に属することを意味しています(2000番台以外は蒸気暖房対応車)。
道内の客車列車の廃止後、各線での検測は機関車牽引により行われていましたが、津軽海峡線では“急行はまなす”に連結して検測が実施されていました。青森方に連結されていましたが、JR東日本管内の津軽線における検測が行われていたかについては確認できていません。
津軽線内でマヤ34連結の上り急行はまなすを撮影した記憶はあるのですが、現在アーカイブから発掘できてません、申し訳ありません。
なお、このマヤ34-2008も老朽化により2018年に後継のマヤ35形へ置き換えられ引退しており、現在の保存状況は不明です。
あわせて、DD51形機関車牽引による北海道内での“急行はまなす”の映像もぜひお楽しみください。
なお、本コンテンツでは、四国・高松を拠点に活動されている鉄道写真家・坪内政美先生撮影の映像を使用させていただいております。
この場をお借りして、心より御礼申し上げます。
関連映像
最後の定期客車急行「はまなす」の記録・前編
• 最後の定期客車急行「はまなす」の記録・前編
最後の定期客車急行「はまなす」の記録・中編
• 最後の定期客車急行「はまなす」の記録・中編
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「あの日の鉄道チャンネル」につきまして。
数年前に大病を患い、半身不随となりました。それまでは、趣味として鉄道をビデオカメラで撮影していました。1995年にSONYのVX1000が発売されたときに購入し、それ以降は仕事の合間にカメラも更新しながら撮影を行なってきました。当時はまだ動画で鉄道を撮影する人が少なく、動画ならではの音声も同時に記録できるため、鉄道博物館に所蔵されている「岩﨑・渡辺コレクション」の足許にも及びませんが、後世の資料として価値があると考え撮影を続けてきました。数年前の大病で半身不随となり、撮影は不可能になりましたが、これらの動画を後世に残したいと思い、体力と気力の続く限りYouTubeで公開していくつもりです。不定期ではありますが、少なくとも2週間以上以上の間隔を空けずに公開します。2週間以上新作の公開がない場合は、何かあったと思ってください。
DV、HDV、SDと記録メディアが異なり、画質もSD、HD、4Kと混在しています。さらに、古いDVテープにはノイズ等があり、見苦しい動画もあるかと思いますが、ご了承ください。
認知も体力も衰えてきており、どこまで続けられるかわかりませんが、後世に残せたらとの思いが皆様に伝われば幸いです。
前回は、青森駅を出発する急行「はまなす」の車内放送、2014年に廃止された竜飛海底駅の通過、そして函館駅への到着・発車の様子をご紹介しましたが、今回はそれに続き、北海道内でのDD51形ディーゼル機関車による牽引シーンと、数か月に一度行われたマヤ34形連結時の貴重な映像をお届けいたします。
急行「はまなす」は、1988年3月の青函トンネル開業および津軽海峡線開業にあわせて運転を開始した夜行急行列車です。
青函連絡船時代、青森~函館間の夜間移動は列車と船の乗り継ぎによって成り立っていましたが、「はまなす」はその流れを陸上ルートへ引き継ぎ、青森~札幌間を乗り換えなしで結ぶ列車として登場しました。
青森を22時台に発車し、札幌に翌朝7時台に到着するダイヤは、移動時間を有効に活用できる実用性の高いものであり、夜行急行として非常に完成度の高い列車でした。
使用車両は14系客車で、編成にはドリームカーを含む座席車、B寝台車、カーペットカーなどが組み込まれていました。特急寝台ほどの敷居の高さはなく、それでいて夜行列車としての魅力と実用性を兼ね備えていた点に、「はまなす」ならではの個性があったといえるでしょう。
繁忙期には増結されることも多く、ゴールデンウィークやお盆には高い需要に応える列車でもありました。青森駅付近で見かけた際には、通路まで立客があふれており、多くの人々の移動手段として広く利用されていたことがうかがえました。
また、青函区間ではED79形電気機関車、北海道内ではDD51形ディーゼル機関車が牽引する客車列車であったことも、大きな魅力の一つでした。
電車・気動車化が進む中で、定期列車として機関車牽引の客車夜行列車の形態を維持し続けた「はまなす」は、鉄道史的にも極めて貴重な存在であったといえるでしょう。
しかしその「はまなす」も、2016年3月の北海道新幹線開業に伴い廃止されました。本州と北海道を結ぶ最後の定期急行列車として、多くの利用者、そして鉄道ファンの記憶に残る存在であったと思います。
今回の映像では、数か月に一度行われたマヤ34形連結時の“急行はまなす”の様子と、北海道内におけるDD51形機関車牽引の姿をご覧いただけます。
マヤ34形は、国鉄が製造した軌道検測車(いわゆる検測車)で、営業列車と同等の速度で軌道の狂いを測定できる事業用客車です。1959年から1981年にかけて10両が製造されました。
この車両の特徴は、車体中央にも台車を備えた三台車構造にあります。各台車に検測機材が搭載されており、三つの台車間の位相差から軌道の狂いを測定し、保線作業に活用されていました。
このうちマヤ34-2008は、民営化後にJR北海道へ継承され、道内の軌道検測に使用されました。車番の「2008」は通し番号ではなく、電気暖房対応車を示す2000番台に属することを意味しています(2000番台以外は蒸気暖房対応車)。
道内の客車列車の廃止後、各線での検測は機関車牽引により行われていましたが、津軽海峡線では“急行はまなす”に連結して検測が実施されていました。青森方に連結されていましたが、JR東日本管内の津軽線における検測が行われていたかについては確認できていません。
津軽線内でマヤ34連結の上り急行はまなすを撮影した記憶はあるのですが、現在アーカイブから発掘できてません、申し訳ありません。
なお、このマヤ34-2008も老朽化により2018年に後継のマヤ35形へ置き換えられ引退しており、現在の保存状況は不明です。
あわせて、DD51形機関車牽引による北海道内での“急行はまなす”の映像もぜひお楽しみください。
なお、本コンテンツでは、四国・高松を拠点に活動されている鉄道写真家・坪内政美先生撮影の映像を使用させていただいております。
この場をお借りして、心より御礼申し上げます。
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「あの日の鉄道チャンネル」につきまして。
数年前に大病を患い、半身不随となりました。それまでは、趣味として鉄道をビデオカメラで撮影していました。1995年にSONYのVX1000が発売されたときに購入し、それ以降は仕事の合間にカメラも更新しながら撮影を行なってきました。当時はまだ動画で鉄道を撮影する人が少なく、動画ならではの音声も同時に記録できるため、鉄道博物館に所蔵されている「岩﨑・渡辺コレクション」の足許にも及びませんが、後世の資料として価値があると考え撮影を続けてきました。数年前の大病で半身不随となり、撮影は不可能になりましたが、これらの動画を後世に残したいと思い、体力と気力の続く限りYouTubeで公開していくつもりです。不定期ではありますが、少なくとも2週間以上以上の間隔を空けずに公開します。2週間以上新作の公開がない場合は、何かあったと思ってください。
DV、HDV、SDと記録メディアが異なり、画質もSD、HD、4Kと混在しています。さらに、古いDVテープにはノイズ等があり、見苦しい動画もあるかと思いますが、ご了承ください。
認知も体力も衰えてきており、どこまで続けられるかわかりませんが、後世に残せたらとの思いが皆様に伝われば幸いです。
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