デザイン似すぎで物議の新人VTuber、配信活動ほとんどないままに活動終了へ

キャラクターデザインが酷似しているとして別のVTuberとの著作権トラブルを起こしていた“新人VTuber”「恋羽るりぃ(ここはるりぃ)」(登録者数1,300人)が、3月7日をもって活動を終了することを発表しました。

デザイン似すぎでトラブルへ

恋羽るりぃは昨年4月、“天界からやってきた小さなプリンセス”をモチーフとしたキャラクターでデビューしたVTuber。
キャラクターデザインはイラストレーターの「恋小いろり(こいこいいろり)」が担当しており、同年9月にLive2Dモデルの完成を報告、2カ月後に同モデルを用いた初の配信をおこなっていました。

ところが昨年12月、別のVTuberからデザインが酷似しているとの指摘を受け、YouTubeに投稿した動画がすべて削除されていたことをツイッターで報告。
恋羽るりぃ自身は相手VTuberの名前を明言していないものの、トラブル相手は株式会社ライバーに所属し、ASMR動画などを投稿する女性VTuber「まこと」と見られています。

TwitterYouTube

イラストレーターとの対立も深まる

恋羽るりぃは著作権トラブルを報告した数日後、「私から絵師様へ思うこと」と題した声明を公開。
著作権トラブルをめぐる恋小いろりの対応への不満などが、メモ帳3ページにわたって綴られていました。

対する恋小いろりは、自身のツイッターアカウントを通じて「今後、このアカウントで事案に関する言及は控えます。当方からは事態収束後にご説明させて頂きますので、ご理解ください」とコメント。
今月2日時点でも、ツイートへのリプライに返信する形で「こちらも動いてはいるのですが、まだご説明できる状況ではないため、もうしばらくお待ちいただけますと幸いです」と説明していました。

「信頼関係に揺らぎ」更新拒絶で活動終了へ

こうした中で恋羽るりぃは今月9日にツイッターを更新し、「恋羽るりぃは2022年3月7日をもちまして、活動終了させていただきます」と発表しました。

「絵師様」から、恋羽るりぃとの「信頼関係に揺らぎが生じた」として更新拒絶・キャラクターの使用権が無くなることが理由としており、「応援してくださっていた皆様には、このような残念な結果となり大変申し訳ございません」と謝罪しました。

また、著作権トラブルとなった相手方のVTuberからは、今月5日時点で「(先月27日から)本日まで一切連絡がありません」としています。

やり直しのための支援募る

活動終了の発表にあわせて恋羽るりぃは、イラストの使用権が無くなる2022年3月7日までの間、クリエイター支援サイト「Ci-en」及び「pixivFANBOX」を通じて「やり直し」「新しい活動への資金」を募集するとも発表。
「恋羽るりぃ」としてのデビュー時点で多額の準備費用がかかっており、「個人勢の身としては、新しく同等のクオリティのキャラクターや準備を行うことは、金銭的に大変困難」との現状も訴えています。

なおpixivFANBOXでは、1カ月あたり500円〜1万円の支援に応じて、未公開のイラストや新衣装を公開するとしています。