新人VTuberがデザイン“似すぎ”で別のVTuberと著作権トラブル 動画全削除に悲痛な思い明かす

“新人VTuber”「恋羽るりぃ」(登録者数730人)が28日、キャラクターデザインが類似していることを理由に別のVTuberから著作権侵害の申し立てを受け、投稿動画をすべて削除されたことを明らかにしました。

1カ月前にLive2Dモデルお披露目

恋羽るりぃは今年4月、“天界からやってきた小さなプリンセス”をモチーフとしたキャラクターでデビューした配信者。
9月にはLive2Dモデルの完成を報告しており、11月13日には同モデルを使った初めての配信を実施していました。

ところが本格的なVTuberデビューからわずか1カ月後の今月25日、著作権侵害を理由にYouTubeから動画を削除されていたことをツイッターで報告。
恋羽は今月17日にも「テスト配信なのです」と題したライブ配信をおこなっていますが、この日も著作権をめぐって配信が中断させられていました。

イラスト似すぎ?同じ絵師が担当

恋羽の説明によると、動画に対して著作権侵害を申し立てたのは、恋羽と同じイラストレーターがキャラクターイラストを手掛けている別のVTuber。
恋羽自身はトラブル相手の名前を明言していないものの、申し立てをおこなった株式会社ライバーには、恋羽と同じく「恋小いろり」がキャラクターイラストを手掛けているVTuberの「まこと」が所属しています。

YouTube動画

まことは2006年に活動を開始した女性クリエイターで、YouTubeではライブ2Dモデルを使ったライブ配信や定期的に公開されるASMR動画などで注目を集めています。

挨拶への返信に罵詈雑言「パクリVTuber」「不誠実な活動」

別のツイートによると、恋羽がトラブル相手のVTuberと最初にコンタクトを取ったのは、Live2Dモデルをお披露目した翌日の11月14日。
「同じ絵師の好み(よしみ)」で「配信活動開始のご挨拶」を目的としたメールを送付したところ、相手からは「パクリVTuberとして不誠実な活動をしている」「盗作」といった苦情に加え、Twitterアカウントの削除や名前を変えての活動を要求されていたことを、今回の動画削除をきっかけに明らかにしています。

恋羽は、トラブル相手のVTuberがファンに対して「この人(恋羽るりぃ)は私に無許可でキャラクターデザインや設定の類似、盗作をしています」「この方にしたコメントリプなどは削除、または控えてほしいです」などといったメッセージを送っていたことも告発しています。

TwitterYouTube

イラストレーターの対応にも不満

加えて恋羽は、著作権をめぐる問題について「絵師さんにも相談していましたが、このキャラクターを選んだ私が悪いとの事で取り合ってもらえません」として、イラストレーターの恋小いろり氏への対応への不満も綴っています。

なお恋小氏は27日にツイッターを更新し、「すでに本件について弁護士を委任(原文ママ)」していることを明らかにし、「確証のない情報を元に二次発信されることのないよう」とツイート。
一連のツイートの中では恋羽やそのファンに対する謝罪はおこなわれていません。