BreakingDown公式レフェリー、がんステージ4で余命2カ月宣告 クラファン実施で4000万円の支援金集まる

5月21日、格闘家の「朝倉海」(登録者数134万人)がYouTubeチャンネルを更新し、格闘技大会「BreakingDown」の公式レフェリー・鬼木貴典氏が、末期がんで余命2カ月と宣告を受けていることを報告。治療費のためのクラウドファウンディングを実施すると、わずか4時間で目標金額1000万円を大きく上回る4000万円の支援金が集まりました。

がんステージ4で余命2カ月宣告 治療費は1000万円以上

BreakingDownのメインレフェリーである鬼木氏は、過去にプロ格闘家として活動していた経験があり、正確なジャッジに定評がある人物です。現在51歳で、一家の大黒柱として6人家族を支えています。

そんな鬼木氏は今月18日に自身のXを更新し、次回のレフェリーを辞退するとともに、ステージ4のがんを告白。医師から余命宣告を受けていることを明かしました。

鬼木氏は「数年前から患っていたのですが、病状が悪化し足が思う様に動かなくなり、サイドステップ、バックステップなどレフェリーに必要な機敏な動きが出来なくなりました」「今は筋肉が日々減少し歩くだけでも身体に激しい痛みが走ります」と、厳しい現状を明かします。

2023年6月、BreakingDown開催の裏で、鬼木氏はステージ4の肝臓がんを発症していたそう。それから懸命に治療を続けていたものの、医師から「これ以上手立てがありません」と言い渡され、治療が取りやめに。余命は、2カ月を切っているといいます。

鬼木氏は「最後の頼みの綱」で、今年4月に自由診療を受けることに。しかし自由診療は保険が効かず、治療費全額が自費負担となるため、「全ての治療を行うと1000万円以上かかる」といいます。1000万円という大金に、鬼木氏は

治るかもわからない病気に、そして私がこの世からいなくなった後に家族に迷惑をかけるわけにはいかないもいかない

好きな格闘技やブレイキングダウンを視聴しながら残りの人生を楽しみたい

として、治療の継続を断念する意向を示しました。

この投稿を見た朝倉海は、今月21日にYouTubeチャンネルを更新。同大会のCOO・溝口勇児氏とともに動画に登場し、鬼木氏の自宅を訪問しました。

「心配をかけまい」とがんを明かしてこなかった

心配をかけまいと、妻以外には病状を公開していなかった鬼木氏。ベッドで横になる鬼木氏は、自宅を訪ねてきた朝倉と溝口氏の2人を「ご迷惑をかけて申し訳ありません本当に」「自分なんかのために、お忙しいのに」と、涙を流しながら迎え入れます。

Xの投稿で病状を知ったという朝倉は

病気になっているなんて気づかなくて…

と驚いた様子。同じく溝口氏も

「鬼木さん最近痩せましたね」とか。鬼木さんも気を遣わせないように「ダイエットしてて」とか。だからご病気なんて夢にも思わなかった

と声を落としました。

朝倉は「また戻ってきてほしいって、本当に心の底から思ってるんで」「BreakingDownに愛をくれて助けてくれている鬼木さんを、BreakingDownの仲間として助けられないかなという話をしてきまして」と発言。溝口氏も「そういう覚悟で来ています」と同意し、

鬼木さん自身は死を受け入れる覚悟は決まってるのが分かるし、「子どもたちのために」っていう気持ちが強いのも分かりますけど

残された子たちは覚悟決まってないですから。うちは貧乏だったから、お父さんを救えなかったってなっちゃいますよ

酷なことを言っているかもしれませんが、まだ戦いましょう

と語りかけます。

まだ小さい子どもたちには、病気のことを伝えていないのだそう。鬼木氏の妻が「勇気を出せる場で言ってほしい」と意向を示したため、鬼木氏はその場に子どもたちを呼び、涙ながらに現状を伝えました。

当初は1000万円という壁の高さに、治療を諦めていた鬼木氏ですが、見舞いに訪れた朝倉や溝口氏の応援の言葉や、大切な家族の存在に励まされ、治療に専念することを決意します。

YouTube

 

次ページ:クラウドファウンディングを実施

1 2