今年既に200組超え。YouTube参入した芸能人の明暗

明暗分かれる芸能人のYouTube

お笑い芸人を例に挙げると、江頭2:50やとんねるずの「石橋貴明」など、開設直後から登録者を伸ばしたチャンネルもあれば、開設から1カ月時点で登録者数2400人の「月亭方正」のような芸人も。
ドランクドラゴン「鈴木拓」やFUJIWARA「原西孝幸」、次長課長の「河本準一」といった大物芸人も今年に入ってチャンネルを開設していますが、いずれも登録者数は5000人〜1万人前後と伸び悩んでいるのが現実です。

動画量産で登録者が増えるわけではない

また、積極的な動画の投稿が実を結ばないケースも。

同じく芸人の中で、「フルーツポンチ」や「クールポコ」、「COWCOW」らは、ショートコントなどの「ネタ動画」を中心にこれまでに100本を超える動画を投稿していますが、いずれも登録者数は1万人未満。
投稿した動画の数が、そのままYouTubeの人気に直結するというわけでもないのです。

また、後輩への暴力や金銭トラブルで炎上中したTKO・木下隆行も4月に「木下プロダクション」を開設していますが、こちらも現在までの登録者数は1.5万人。
7月22日までに48本の動画が投稿されており、総再生回数は1100万回を超えていますが、木下への反発は強いらしく、登録者数には結びついていません。
(関連記事「TKO木下がYouTubeチャンネル開設。初投稿は低評価率96%」)

コンテンツよりプロデュース力

YouTubeに参入する芸能人の明暗を分けているのは、一体何なのか。

芸能人のYouTube参入について「面白いモノを作るのが重要じゃなくて、流行に上手く乗っけられるかのほうが重要」だと話すのは、2ちゃんねるの創設者であるひろゆき氏。
宮迫博之」のYouTubeチャンネルを登録者数100万人まで導いた高橋将一氏も「(YouTube参入)初期のプロデュースが重要」だと力説しています。
(関連記事「芸能人YouTuber、伸びる人と伸びない人の差【ひろゆきx高橋将一対談】#2」)

実際、登録者数を伸ばしたチャンネルの多くが、テレビやニュースサイトといった複数のメディアや、SNSを通じて一般ユーザーに取り上げられる傾向にあります。
再生回数や登録者数といった数値が如実に現れるYouTubeで人気を獲得するためには、それ相応の戦略が要求されるようです。

芸能人同士、しのぎを削る場面も

今年4月に吉本興業とYouTuber事務所・UUUMの業務提携が発表された際、吉本興業の運営するMCN(マルチチャンネルネットワーク)・「OmO」には、既に800という膨大なチャンネルが存在することが明らかにされています。
(関連記事「UUUMと吉本興業が資本業務提携、吉本所属タレントの800チャンネルは共同運営へ」)

既存のYouTuberに加えて、多数の芸能人がYouTube参入を果たす昨今、“同業者”である芸能人同士がしのぎを削る場面も増えています。

今もなお留まるところを知らない、芸能人のYouTube参入の流れ。
ただしその中でも、華々しいYouTuber生活を送っているのは、ごく一部の存在だけなのです。

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