VTuber夜空メルが関係者からの迷惑行為告白。運営体制にも不満覗かせる

ホロライブ所属のVTuber「夜空メル」(登録者数14万人)が、関係者との間でトラブルがあったことを公表しました。
ツイートは2.4万回以上のリツイート、5万以上のいいねが寄せられるなど大きな反響となっています。

夜空メルは、“魔界の天才バンパイア”を自称するVTuber。
白上フブキ」(登録者数57万人)や「夏色まつり」(同33万人)らと並び、ホロライブ1期生として2018年にデビューを果たしました。
YouTubeでは、生配信のほかにも“歌ってみた”やASMR動画を投稿していました。

10月ごろから迷惑行為

2020年5月16日、夜空メルはツイッターで「皆様にお伝えしたいことがあります」として、昨年10月から迷惑行為が続いていたことを明らかにし、解決までの一連の流れを説明しました。

これによると、夜空メルは2019年10月ごろから、Twitterでの「複数の匿名アカウントで名指しでの誹謗中傷、セクハラ要素を含んだツイート」や「メールによる迷惑行為」を受けていたとのこと。
当初は静観していたものの、次第にエスカレートする行為に「頻度も多く、精神的にも疲弊していました」と話しています。

2019年10月31日に送信されたメールに、送信者と思われる「私と何度も関わりがある身近な方の名前」が表示されていたため、夜空メルはホロライブの運営元のカバー株式会社や警察に相談。

最終的に弁護士に相談し、先の人物に内容証明を送ったところ「自身がメールの送信主であること」「Twitterでの複数アカウントでの迷惑行為を行っていたこと」を認めたようで、

2020年3月にその方からの迷惑行為はなくなり、解決ヘと向かっております。

と話しています。

サポートスタッフの対応に不満か

迷惑メール被害に悩んでいた当時、夜空メルは警察やサポートスタッフに相談を寄せていたとのことですが、この時の対応について夜空メルは不満を見せています。

…当時の状況では警察は動く事が出来ませんでした。
本来は警察に相談している段階で、事態解決に協力してほしかったサポートをしてくださる筈である方達からは、
事実を知っていながらも配慮に欠ける言動があったり、メンタルケアやサポート等が無かったことに対しても心身共に疲れてしまっておりました…

その後も「サポート側の方々」の対応について、

私に対しての連絡は事後連絡であり、またその連絡も代表の方に督促をして初めて連絡を頂けました。
この事実も非常に遺憾です。

とコメント。
自身の活動をサポートするスタッフに対する不満を告白しており、夜空メルは当時の心境を「活動に対する不安が積り、夜空メル個人配信をすることや活動をすること事態も億劫になってしまいました」と話しています。

運営会社は厳重に対処する姿勢

一連の経緯を明らかにした理由について、夜空メルは「この発信によって類似する問題が起きることを防ぐことができると思いました。ホロライブのメンバーにも同じ思いをして欲しくありません」と話しています。

夜空メルの発表に先駆け、カバー株式会社も15日に声明を発表。
所属タレントに対する「いきすぎた投稿が度重なって確認できる場合は、法的措置も視野に入れて対処させていただきます」と、迷惑行為について厳重に対処していく構えを見せました。
(参考:カバー株式会社「弊社タレントに対する誹謗中傷を伴う発言について」)

今回の夜空メルのツイートは、18日までに2.4万回以上リツイートされるなど大きな話題となっています。
配信者と視聴者の関係がたびたび問題となるVTuber界ですが、今回の発表は関係の改善につながるのでしょうか。

事務所が事態についての声明発表

(2020年5月26日追記)

2020年5月25日、カバー株式会社は夜空メルのトラブルに関する声明を発表しました。

代表取締役の谷郷氏はこの中で「弊社側が適切な対応をとれなかったことが災いし、本人に長期間心労をおかけする結果となってしまいました」と非を認め、夜空メルとそのファンに対して謝罪しています。
(参考:カバー株式会社「弊社所属タレント「夜空メル」の発表と弊社の今後の対応につきまして」)