精神科医 芳賀高浩
精神科医YouTuberたちはなんのために発信しているのか(芳賀のただの予想)
- 動画タイプ
- 一般
- 公開日時
- 2026年6月7日 19:00
- 再生回数
- 3414回
- 高評価数
- 176
- コメント数
- -
- エンゲージメント率
- 5.2%
- データ確認日時
- 2026年6月12日 09:57
動画概要
はい、こんばんは。精神科医の芳賀高浩でございます。
今日はですね、見てください。私服なんですよ。6月7日、日曜日ということで、今日は私服で撮影させていただいております。いつもの診療モードというよりは、休日の少しゆるい雰囲気で、面白動画を撮ってみようかなと思います。
今日のテーマは何かというと、「精神科医YouTuberたちは、何のために、何を目的として発信しているのか」という話です。
もちろん、これは完全に私の勝手な予想です。ご本人たちに確認したわけではありませんし、全然違う可能性もあります。しかも、こういう話は、話題にされた先生方からすると少し迷惑かもしれません。ただ、あくまで休日の面白動画として、そして「芳賀の予想」として聞いていただければと思います。
ちょうど6月中旬に日本精神神経学会がありまして、その中で精神科医YouTuberたちが一堂に会するようなシンポジウムがあります。そこでうっかり顔を合わせるわけです。もしこの動画をご覧になっていたら、非常に気まずいことになるかもしれません。
ただ、そこはですね、人間力の高い、器の大きい精神科医の先生方ですから、笑って許してくださるのではないかと勝手に期待しております。
まず、私の中で「このお二人はかなり近い目的でやっているのではないか」と思う先生方がいます。それが樺沢紫苑先生と益田裕介先生です。
このお二人は、いわばプロの精神科医YouTuberだと思います。
どういうことかというと、もちろんお二人とも医師としての本業があり、クリニックを構えて診療もされています。ただ、それに加えて、YouTubeや発信業をかなり本格的に行っている。スタッフを雇い、動画制作や運営の体制を整え、ある意味では会社経営者として発信しているわけです。
ここが他の精神科医YouTuberと一線を画しているところだと思います。
人を雇っているということは、自分一人の趣味では済まないということです。自分が発信をやめたら、その仕事に関わっている人の生活にも影響が出る。つまり、YouTubeで発信することによって、ご飯を食べている人がいるわけです。これはかなり大きな責任です。
そう考えると、このお二人は本当にガチでやっていると思います。ふと思いつきで始めて、ふと思いつきでやめるということはできません。スタッフを抱え、継続してコンテンツを作り、視聴者にも届け続ける必要がある。これは非常に大変なことです。
しかも、人を雇っていると、どうしても「もっと収益を上げたい」という気持ちが出てもおかしくないと思うんですよ。雇っている人にもっと給料を払いたい、生活を安定させてあげたい、ちゃんとした身分を保証してあげたい。そう考えるのは、経営者として自然なことです。
そうなると、再生回数を狙って少し過激な内容にしたり、高額な商品を売ったり、強いメンバーシップに誘導したりする誘惑もあると思います。
それでも、お二人はかなりまともな発信を続けている印象があります。ここは本当にすごいところだと思います。
樺沢先生は、朝散歩、睡眠、運動、生活習慣など、非常に王道で、ある意味当たり前ともいえる内容を発信されています。ただ、その当たり前のことを継続して、わかりやすく、広く届けるというのは、実はとても大事なことです。
しかも、樺沢先生は1日2本くらい動画を出されていますよね。ライブも多く、その質疑応答を動画化するという形もありますが、それでも圧倒的な発信量です。
益田裕介先生も、毎日必ず1本は出している印象があります。セカンドチャンネルなども含めれば、1日1.5本から2本近いペースで出されている時もあると思います。しかも、ホワイトボードを使って、世の中のニュースや社会問題を精神医学的に読み解いたり、統合失調症、うつ病、双極性障害などの教科書的な内容もかなり真面目に扱っています。
つまり、会社としてYouTubeを運営しながら、それでも精神医学の情報をまっとうに発信している。これは本当にありがたいことだと思います。
次に、松崎朝樹先生について考えてみます。
松崎先生は筑波大学の先生で、大学に所属しながら発信をされている先生です。松崎先生の動画は、一般の方というよりは、看護学生さんや医療職を目指す方、あるいは少し専門的に精神医学を学びたい方向けの内容が多い印象です。
医師から見ると、そこまで難しすぎる内容ではありません。ただ、一般の人が見るには少し専門的で、看護学生さんや医療系の学生さんにはちょうどよい難易度なのではないかと思います。
松崎先生の発信は、教科書的な内容を松崎先生の語り口で説明する、というスタイルです。動画編集もそこまで凝っているわけではなく、ご自身でできる範囲でやっている。投稿頻度も週に2回か3回くらいだと思います。
そう考えると、樺沢先生や益田先生のように会社として運営しているタイプとは違います。松崎先生は、自分のリスクの範囲、自分のエネルギーの範囲で、発信をライフワークとして行っている先生なのだと思います。
では、松崎先生は何のために発信しているのか。
私の勝手な予想ですが、松崎先生にとって「発信すること」そのものが研究テーマであり、大学にいるうえでのアイデンティティになっているのではないかと思います。
大学という場所は、ただ診療だけをしていると居づらいところがあります。別に追い出されるわけではありませんが、「あの先生は何が専門なのか」「何を研究しているのか」「何で大学にいるのか」というものが必要になってくるんです。
医師の世界では、大学というのは人の流れの中心にあります。大学で学び、そこからいろいろな病院に散らばり、また何かの機会に大学に集まってくる。そういう中心の場所にいたい先生というのは一定数います。
松崎先生は、その中で「精神医学をわかりやすく発信する」ということを自分の専門性として置いているのではないかと思います。だからこそ、会社化するほどのリスクは取らないけれど、細く長く、教科書的な内容を発信し続けているのではないでしょうか。
次に、藤野智哉先生とTomy先生です。
このお二人は、YouTuberというよりは作家さんの枠だと思います。主戦場は動画ではなく本です。物理的な本、つまり書籍がメインの先生方です。
もちろん動画にも出られていますし、YouTubeチャンネルもお持ちですが、動画そのものを中心にしているというよりは、本を書き、その本を届けるための補完として動画を使っている印象があります。
つまり、精神科医YouTuberというよりは、精神科医の作家さんが、発信手段の一つとしてYouTubeも使っている、という位置づけなのだと思います。
そして、渥美先生とさわ先生です。
このお二人は、動画の作り方がかなり似ていると思います。たとえば「うつ病の特徴3選」とか、「発達障害のサイン5選」といった形で、テーマを絞り、わかりやすく整理し、しっかり編集された動画を出している。いわば、YouTube動画として非常に正しいフォーマットで作られているわけです。
渥美先生はもともと睡眠が専門という印象がありましたが、最近の動画を見ると、うつ病を中心に発信されているように見えます。おそらく、うつ病は多くの人が関心を持ち、動画も伸びやすいテーマなのだと思います。
一方、さわ先生は発達障害や子育てのテーマが中心で、特に発達障害の動画が多い印象です。
精神科のYouTubeで大きなテーマになるのは、やはりうつ病と発達障害です。この二つは、視聴者の関心が非常に高い。そこを渥美先生とさわ先生が、それぞれしっかり押さえているという感じがします。
このお二人の動画は、かなりプロの動画です。プロデューサーや編集者がついて、サムネイルも構成も編集も整っている。そういう動画を作るには、かなりのコストがかかります。月に数十万円、場合によっては50万円くらいかかっていても不思議ではありません。年間にすれば500万円から600万円くらいの投資になるかもしれません。
これは相当なリスクです。
では、なぜそこまでして動画を作るのか。
クリニックへの集客という面も、多少はあるかもしれません。ただ、YouTubeを見た人が全国からどんどんクリニックに集まってくる、というビジネスモデルだけではない気がします。
むしろ、自分が精神医学を世の中に伝える「広告塔」や「アナウンサー」のような存在になりたい、という思いがあるのではないかと思います。
独自の理論を強く打ち出すというよりは、精神医学の当たり前の知識を、わかりやすく、見やすく、届きやすい形で伝えている。つまり、精神医学を一般の人に届ける中継基地のような役割を担っているのだと思います。
もちろん、表に立ちたい、目立ちたい、自分の思いを届けたい、という気持ちもあるでしょう。それは悪いことではありません。むしろ、発信者である以上、そういう気持ちはある程度必要です。ただ、それを前面に出しすぎず、本業の医師としての仕事を続けながら、かなりリッチな趣味、あるいは本格的な社会的活動として発信しているのではないかと思います。
では、最後に私自身は何のためにYouTubeをやっているのか。
これについて、最近自分で考えてみたんです。そうしたら、私は結局、お金のためにやっているのだなと気づきました。
もともと私は、普通に外来を展開するクリニックをやろうと思っていた時期がありました。その時に、コンサルタントの方から「広告費として月30万円くらいかける先生も多いです」と言われたんです。
私はその時、「広告費に30万円もかけるなんて嫌だ」と思いました。すると、「それなら自分でYouTubeなどの発信をすれば、その広告費の代わりになるかもしれません」と言われたんです。
つまり、私がYouTubeを始めた最初の動機は、「月30万円の広告費を払わずに済むかもしれない」というものでした。
ただ、結果的には、外来をがっつりやるクリニックにはしませんでした。ですから、広告費30万円分の価値を持つチャンネルを作る必要はなくなったんです。
ところが、YouTubeを続けていると、広告収入が入るようになりました。別に高額なメンバーシップをやっているわけでもありませんし、スーパーチャットを強くお願いしているわけでもありません。案件を取って、何かを売りつけているわけでもありません。
それでも、月に10万円から20万円くらいのお金が入ってくることがあるわけです。
しかも、最近の私はほとんど編集もしていません。外注もしていません。ただ、自分のできる範囲で話して、動画を出しているだけです。それで毎月10万円から20万円くらい入ってくるとしたら、これはなかなかやめづらいですよね。
もちろん、私はクリニックでの収入があります。YouTubeがなくても生活はできます。お金のためなら何でもする、というわけではありません。変な案件を受けたり、怪しい商品を勧めたりするつもりもありません。
ただ、「では、何のために毎日動画を出しているのか」と考えると、やっぱりお金のためという部分はあるのだと思います。
以前は、「私はお金のためにやっているわけではありません」と言っていましたし、自分でもそう思っていました。でも、今あらためて考えると、少なくとも続ける理由の一つとして、お金はかなり大きいのだと思います。
ということで、精神科医YouTuberの端くれである私は、結局お金のためにやっているのだと気づいた、というのが今日のオチでございます。
今日はですね、見てください。私服なんですよ。6月7日、日曜日ということで、今日は私服で撮影させていただいております。いつもの診療モードというよりは、休日の少しゆるい雰囲気で、面白動画を撮ってみようかなと思います。
今日のテーマは何かというと、「精神科医YouTuberたちは、何のために、何を目的として発信しているのか」という話です。
もちろん、これは完全に私の勝手な予想です。ご本人たちに確認したわけではありませんし、全然違う可能性もあります。しかも、こういう話は、話題にされた先生方からすると少し迷惑かもしれません。ただ、あくまで休日の面白動画として、そして「芳賀の予想」として聞いていただければと思います。
ちょうど6月中旬に日本精神神経学会がありまして、その中で精神科医YouTuberたちが一堂に会するようなシンポジウムがあります。そこでうっかり顔を合わせるわけです。もしこの動画をご覧になっていたら、非常に気まずいことになるかもしれません。
ただ、そこはですね、人間力の高い、器の大きい精神科医の先生方ですから、笑って許してくださるのではないかと勝手に期待しております。
まず、私の中で「このお二人はかなり近い目的でやっているのではないか」と思う先生方がいます。それが樺沢紫苑先生と益田裕介先生です。
このお二人は、いわばプロの精神科医YouTuberだと思います。
どういうことかというと、もちろんお二人とも医師としての本業があり、クリニックを構えて診療もされています。ただ、それに加えて、YouTubeや発信業をかなり本格的に行っている。スタッフを雇い、動画制作や運営の体制を整え、ある意味では会社経営者として発信しているわけです。
ここが他の精神科医YouTuberと一線を画しているところだと思います。
人を雇っているということは、自分一人の趣味では済まないということです。自分が発信をやめたら、その仕事に関わっている人の生活にも影響が出る。つまり、YouTubeで発信することによって、ご飯を食べている人がいるわけです。これはかなり大きな責任です。
そう考えると、このお二人は本当にガチでやっていると思います。ふと思いつきで始めて、ふと思いつきでやめるということはできません。スタッフを抱え、継続してコンテンツを作り、視聴者にも届け続ける必要がある。これは非常に大変なことです。
しかも、人を雇っていると、どうしても「もっと収益を上げたい」という気持ちが出てもおかしくないと思うんですよ。雇っている人にもっと給料を払いたい、生活を安定させてあげたい、ちゃんとした身分を保証してあげたい。そう考えるのは、経営者として自然なことです。
そうなると、再生回数を狙って少し過激な内容にしたり、高額な商品を売ったり、強いメンバーシップに誘導したりする誘惑もあると思います。
それでも、お二人はかなりまともな発信を続けている印象があります。ここは本当にすごいところだと思います。
樺沢先生は、朝散歩、睡眠、運動、生活習慣など、非常に王道で、ある意味当たり前ともいえる内容を発信されています。ただ、その当たり前のことを継続して、わかりやすく、広く届けるというのは、実はとても大事なことです。
しかも、樺沢先生は1日2本くらい動画を出されていますよね。ライブも多く、その質疑応答を動画化するという形もありますが、それでも圧倒的な発信量です。
益田裕介先生も、毎日必ず1本は出している印象があります。セカンドチャンネルなども含めれば、1日1.5本から2本近いペースで出されている時もあると思います。しかも、ホワイトボードを使って、世の中のニュースや社会問題を精神医学的に読み解いたり、統合失調症、うつ病、双極性障害などの教科書的な内容もかなり真面目に扱っています。
つまり、会社としてYouTubeを運営しながら、それでも精神医学の情報をまっとうに発信している。これは本当にありがたいことだと思います。
次に、松崎朝樹先生について考えてみます。
松崎先生は筑波大学の先生で、大学に所属しながら発信をされている先生です。松崎先生の動画は、一般の方というよりは、看護学生さんや医療職を目指す方、あるいは少し専門的に精神医学を学びたい方向けの内容が多い印象です。
医師から見ると、そこまで難しすぎる内容ではありません。ただ、一般の人が見るには少し専門的で、看護学生さんや医療系の学生さんにはちょうどよい難易度なのではないかと思います。
松崎先生の発信は、教科書的な内容を松崎先生の語り口で説明する、というスタイルです。動画編集もそこまで凝っているわけではなく、ご自身でできる範囲でやっている。投稿頻度も週に2回か3回くらいだと思います。
そう考えると、樺沢先生や益田先生のように会社として運営しているタイプとは違います。松崎先生は、自分のリスクの範囲、自分のエネルギーの範囲で、発信をライフワークとして行っている先生なのだと思います。
では、松崎先生は何のために発信しているのか。
私の勝手な予想ですが、松崎先生にとって「発信すること」そのものが研究テーマであり、大学にいるうえでのアイデンティティになっているのではないかと思います。
大学という場所は、ただ診療だけをしていると居づらいところがあります。別に追い出されるわけではありませんが、「あの先生は何が専門なのか」「何を研究しているのか」「何で大学にいるのか」というものが必要になってくるんです。
医師の世界では、大学というのは人の流れの中心にあります。大学で学び、そこからいろいろな病院に散らばり、また何かの機会に大学に集まってくる。そういう中心の場所にいたい先生というのは一定数います。
松崎先生は、その中で「精神医学をわかりやすく発信する」ということを自分の専門性として置いているのではないかと思います。だからこそ、会社化するほどのリスクは取らないけれど、細く長く、教科書的な内容を発信し続けているのではないでしょうか。
次に、藤野智哉先生とTomy先生です。
このお二人は、YouTuberというよりは作家さんの枠だと思います。主戦場は動画ではなく本です。物理的な本、つまり書籍がメインの先生方です。
もちろん動画にも出られていますし、YouTubeチャンネルもお持ちですが、動画そのものを中心にしているというよりは、本を書き、その本を届けるための補完として動画を使っている印象があります。
つまり、精神科医YouTuberというよりは、精神科医の作家さんが、発信手段の一つとしてYouTubeも使っている、という位置づけなのだと思います。
そして、渥美先生とさわ先生です。
このお二人は、動画の作り方がかなり似ていると思います。たとえば「うつ病の特徴3選」とか、「発達障害のサイン5選」といった形で、テーマを絞り、わかりやすく整理し、しっかり編集された動画を出している。いわば、YouTube動画として非常に正しいフォーマットで作られているわけです。
渥美先生はもともと睡眠が専門という印象がありましたが、最近の動画を見ると、うつ病を中心に発信されているように見えます。おそらく、うつ病は多くの人が関心を持ち、動画も伸びやすいテーマなのだと思います。
一方、さわ先生は発達障害や子育てのテーマが中心で、特に発達障害の動画が多い印象です。
精神科のYouTubeで大きなテーマになるのは、やはりうつ病と発達障害です。この二つは、視聴者の関心が非常に高い。そこを渥美先生とさわ先生が、それぞれしっかり押さえているという感じがします。
このお二人の動画は、かなりプロの動画です。プロデューサーや編集者がついて、サムネイルも構成も編集も整っている。そういう動画を作るには、かなりのコストがかかります。月に数十万円、場合によっては50万円くらいかかっていても不思議ではありません。年間にすれば500万円から600万円くらいの投資になるかもしれません。
これは相当なリスクです。
では、なぜそこまでして動画を作るのか。
クリニックへの集客という面も、多少はあるかもしれません。ただ、YouTubeを見た人が全国からどんどんクリニックに集まってくる、というビジネスモデルだけではない気がします。
むしろ、自分が精神医学を世の中に伝える「広告塔」や「アナウンサー」のような存在になりたい、という思いがあるのではないかと思います。
独自の理論を強く打ち出すというよりは、精神医学の当たり前の知識を、わかりやすく、見やすく、届きやすい形で伝えている。つまり、精神医学を一般の人に届ける中継基地のような役割を担っているのだと思います。
もちろん、表に立ちたい、目立ちたい、自分の思いを届けたい、という気持ちもあるでしょう。それは悪いことではありません。むしろ、発信者である以上、そういう気持ちはある程度必要です。ただ、それを前面に出しすぎず、本業の医師としての仕事を続けながら、かなりリッチな趣味、あるいは本格的な社会的活動として発信しているのではないかと思います。
では、最後に私自身は何のためにYouTubeをやっているのか。
これについて、最近自分で考えてみたんです。そうしたら、私は結局、お金のためにやっているのだなと気づきました。
もともと私は、普通に外来を展開するクリニックをやろうと思っていた時期がありました。その時に、コンサルタントの方から「広告費として月30万円くらいかける先生も多いです」と言われたんです。
私はその時、「広告費に30万円もかけるなんて嫌だ」と思いました。すると、「それなら自分でYouTubeなどの発信をすれば、その広告費の代わりになるかもしれません」と言われたんです。
つまり、私がYouTubeを始めた最初の動機は、「月30万円の広告費を払わずに済むかもしれない」というものでした。
ただ、結果的には、外来をがっつりやるクリニックにはしませんでした。ですから、広告費30万円分の価値を持つチャンネルを作る必要はなくなったんです。
ところが、YouTubeを続けていると、広告収入が入るようになりました。別に高額なメンバーシップをやっているわけでもありませんし、スーパーチャットを強くお願いしているわけでもありません。案件を取って、何かを売りつけているわけでもありません。
それでも、月に10万円から20万円くらいのお金が入ってくることがあるわけです。
しかも、最近の私はほとんど編集もしていません。外注もしていません。ただ、自分のできる範囲で話して、動画を出しているだけです。それで毎月10万円から20万円くらい入ってくるとしたら、これはなかなかやめづらいですよね。
もちろん、私はクリニックでの収入があります。YouTubeがなくても生活はできます。お金のためなら何でもする、というわけではありません。変な案件を受けたり、怪しい商品を勧めたりするつもりもありません。
ただ、「では、何のために毎日動画を出しているのか」と考えると、やっぱりお金のためという部分はあるのだと思います。
以前は、「私はお金のためにやっているわけではありません」と言っていましたし、自分でもそう思っていました。でも、今あらためて考えると、少なくとも続ける理由の一つとして、お金はかなり大きいのだと思います。
ということで、精神科医YouTuberの端くれである私は、結局お金のためにやっているのだと気づいた、というのが今日のオチでございます。
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