心理学ラボ《 孤独の時間 》

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【毒親育ちさん向け | 完全版】災害・事故に遭遇した時のメンタルケア手順【誤解が多いポイントやタイミングを解説】

【毒親育ちさん向け | 完全版】災害・事故に遭遇した時のメンタルケア手順【誤解が多いポイントやタイミングを解説】

動画タイプ
一般
公開日
2024年1月17日
再生回数
4511
高評価数
127
データ確認日時
2026年3月15日 12:58

動画概要

今回は「災害・事故に遭遇した時のメンタルケア手順」ということで、毒親育ちさんの場合にもフォーカスしつつ、その他一般の方にも役立てて頂けるよう、PTSDなど心の後遺症を未然に防ぐための手順についてお伝えしました。いかがだったでしょうか?

動画の中の「心の後遺症を防ぐ手順」の説明で、体に溜まった残余エネルギーを放出しましょうとお伝えしました。
この考え方は私独自のものではなくて、行動神経学者のスティーブン・ポージェス博士が提唱したポリヴェーガル理論が元になっています。

このポリヴェーガル理論はトラウマ業界に衝撃をもたらしたすごい理論なのですが、私が学んだ8年前はほとんど広がっていなかったので、当時は周囲の理解を得るのに苦労しました。

最近は日本でも、ようやく専門家の間で広がり始めたので、今後は目にする機会も増えてくるかもしれませんね。

今回お伝えした「心の後遺症を防ぐ手順」は、ショッキングな出来事が起こった後できるだけ早く取り組むことが大事です。

ストレス反応を自覚したらまず取り組んでみてください。
そうすることで、「急性ストレス障害(ASD)」の症状を緩和したり、「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」の発症を防ぎやすくなります。

以下に、「ストレス反応の症状」「急性ストレス障害(ASD)」「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」について記載しておきますので、
ぜひ参考にされてくださいね。


ー【ストレス反応の症状】ー

⚫︎身体の状態⚫︎
喉が乾く、疲労感、吐き気、体が震える、力が抜ける、胸の痛み、頭痛、血圧上昇、心臓がバクバクする

⚫︎認知機能⚫︎
混乱、悪夢、不安定さ、不信感、集中できない、記憶力の低下、神経過敏もしくは鈍感、視野狭窄、
イメージが頭から離れない、他人を責める、問題解決力の低下、抽象的な考え方ができない、注意散漫、
物事の決定力の低下、時間・場所や人の名前がはっきりしない、
物事の見分けができなかったり誰だか見分けがつかなかったりする

⚫︎感情⚫︎
恐れ、罪の意識、悲しみ、パニック、否認、不安感、イライラする、動揺する、うつ、強い怒り、将来への不安、
感情の爆発、圧倒された感じ、感情のコントロールができない、不適切な感情の表現など

⚫︎行動⚫︎
引きこもる、休めない、動き回る、予測できない行動をする、いつもやっていることができない、
言語パターンの変化(幼児化・どもる・理論的道筋が立たない・早口になる・無口になるなど)、
食欲の減退または過食、周りの環境に敏感に反応する、アルコール量が増す、コミュニケーション力に変化が出るなど


ー【急性ストレス障害(ASD)とは】ー

トラウマになる圧倒的な出来事(外傷的出来事)を経験して間もなく始まり、1カ月未満で消失する、日常生活に支障をきたす強く不快な反応です。
症状が1カ月を超えて持続する場合は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されます。

以下のような症状があり、症状によって重大な苦痛が生じているか、日常生活に大きな支障をきたしていると、診断されることが多いです。

・外傷的出来事を直接または間接的に体験したことがある

さらに、以下の症状のうちの少なくとも9つが、3日~1カ月間みられる必要があります。

・その出来事についての苦痛を伴う記憶が、頭の中に割り込んでくるように繰り返しよみがえり、制御できない

・その出来事についての苦痛を伴う夢を繰り返し見る

・外傷的出来事が、例えばフラッシュバックの形で、繰り返し起きているように感じる

・その出来事を思い出したとき(例えば、似たような場所に入り込む、その体験の際に耳にしたものと似た音を聞くなど)に強い精神的または身体的苦痛を感じる

・肯定的感情(幸福感、満足感、愛情など)が感じられない状態が持続する

・現実感が変化している(例えば、ぼーっとする、時間の流れを遅く感じるなど)

・外傷的出来事の核心部分についての記憶を失っている

・その出来事に関連した苦痛をもたらす記憶、思考、または感情を避けようとする

・出来事に関わることを思い出させる外的な対象(人、場所、会話、活動、物、状況)を避けようとする

・睡眠障害

・易怒性、怒りの爆発

・危険の可能性に対して過剰な注意を向ける(過覚醒)

・集中力の低下

・大きな音、突然の動き、その他の刺激に対して過剰に反応する(驚愕反応)


ー【心的外傷後ストレス障害(PTSD)とは】ー

トラウマになる圧倒的な出来事(外傷的出来事)を経験した後に始まる、日常生活に支障をきたす強く不快な反応です。
症状は心的外傷後、数週間〜6ヶ月の潜伏期間を経て発症します。

診断基準は以下の3項目が1ヶ月以上持続すること。
直接体験する以外にも、被害をマスメディアや当事者を通じて追体験することで発症することがあります。

⚫︎再体験⚫︎
フラッシュバック、辛い場面を繰り返し思い出したり夢に見る

⚫︎回避⚫︎
トラウマ体験に関係した場所や人を避ける、喜怒哀楽がない、物事に興味が湧かない、周囲から孤立・ひきこもる

⚫︎過覚醒⚫︎
常にイライラした態度、激しい怒り、キレやすい、向こう水な自己破壊的行動、集中困難、過度な警戒心、
常にビクビクしたり驚きやすい(驚愕反応)、不眠、過呼吸


これらの症状は、薬や他の病気によるものである可能性もあります。
いずれにせよ、これらの症状がある場合は、早めに医療機関をご受診ください。





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▼目次
00:00 オープニング
04:39 なぜ災害時にメンタルケアが必要なのか?
09:57 災害に弱い毒親育ちのタイプ
14:06 心の後遺症を防ぐ手順
16:01 手順①【放出】24時間以内
20:47 手順②【リラックス】1〜2日以内
24:56 手順③【つながり】1週間後から
29:44 エンディング
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▼プロフィール
公認心理師/心理カウンセラー 大空千紘(おおぞら ちひろ)

上場企業で半導体技術者、SEを経験。特に東南アジア勤務が長く、多数のプロジェクトの中心的存在として活躍。
しかし延々と続く競争社会や男性同僚からのパワハラに疲れて退職。
その後、しばらくは投資や資産運用で生活していたが、ある日突然、夢で不思議なメッセージを受け取ったことをきっかけに、心理士になることを決意。
大学に再入学して心理学を学び、3つの国家資格、33の心理学・福祉系の資格を取得。

卒業後、心理職として病院に勤務。5,000名以上に心理療法を行う。
学びの過程で、自分を「うつ」一歩手前まで追い詰めたのはワーカーホリックである自分自身であったことに気づいたとき、この問題の根本原因は幼少期のトラウマにあることを自覚。
父親のアルコール依存症と母親の恋愛依存症が自身に与えたトラウマを解消する過程で88の心理療法を体験し、本当に効果のあるセラピー技術を見極めた。

仕事と恋愛の問題解決を得意とし、ITエンジニアや経営者の他、美術家や俳優、美容師、建築家など、クリエイティブ職のクライアントが多い。
家族やカップル単位での相談にも対応し喜びの声を多数頂く中、近年は心理療法の魅力をより多くの方に広めるため、心理カウンセラーの育成にも力を入れている。

▼公式ウェブサイト
https://traumatruth.com/

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