生配信の“飲酒バトル”でまたインフルエンサーが死亡―中国

先月、中国のインフルエンサーが生配信で大量に飲酒した後に死亡するというニュースがありましたが、それから1カ月も経たないうちに第2の犠牲者が出てしまいました。

借金の返済のために思いついた危険行為

先月、中国人インフルエンサーの「三千哥」(Douyinフォロワー数4.4万人)こと、王某丰さん(34歳)は配信中に“PKバトル”に参加。高アルコール度の白酒(ぱいちゅう)を大量に飲み、配信終了の12時間後に死亡しているのが発見されました。PKバトルとは、ファンから獲得したプレゼントの数を競い合う企画で、王さんはバトルに負けるたびに罰ゲームとして白酒を飲んでいました。

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今回犠牲となったのは、「中原黄哥」の名で知られる27歳の男性で、複数のプラットフォームで活動しており、総フォロワー数は100万人以上と報じられています。黄さんは6月1日の夜、PKバトルに参加。王さんと同様にバトルに負けるたびに大量に飲酒しました。

翌3日の早朝、黄さんは部屋で倒れているところ発見され、駆けつけた救急隊員により死亡が確認されました。彼がどれほど酒を飲んだかははっきりしないようですが、配信部屋には、空のビール瓶9本と、白酒の瓶が残されていたそうです。

お金への執着が原因か

黄さんが配信で大量飲酒するのは以前から有名で、家族は大量に100回以上やめるよう忠告したものの、黄さんが聞き入れることはなかったそう。妻はメディアの取材に対し、夫は結婚する際に数十万元(1元は約19.5円)の借金をしたこと、そして最近新築の家を建て、それらの借金返済のために収入を増やそうと必死になっていたことを明かしています。

黄さんの親戚が投稿した動画によると、彼の部屋には

お金は人生よりも重要だ。人生はお金だけではないが、あなたが望む人生を送るにはお金が必要になる。

という標語がかかっていたとのこと。

また、黄さんは先月亡くなった王さんと仲が良く、彼の葬儀にも出席し、その際には「飲酒量を減らす」と口にしていたそうです。