YouTuberを騙って286人の女性に性的脅迫した男に17年の懲役 被害者には日本の女性も― オーストラリア
オーストラリアに住むパキスタン人の男が、10代のYouTuberを装い、20カ国・286人の女性たちに性的な脅迫をしたなどとして、17年の懲役刑を宣告されました。
YouTuberのふりをして、女性たちに近づく
幼い頃にパキスタンからオーストラリアへ移住してきたMuhammad Zain Abideen Rasheed、29歳。この男は、パースの公園で14歳の少女を車内で2回性的虐待をしたとして2020年に逮捕され、すでに5年の刑に服しているところでした。ところが、オーストラリア警察はHSI(国土安全保障調査局)とインターポール(国際刑事警察機構)から、オーストラリア人が他国で少女を性的に搾取しているという情報を受け、この件にRasheedが関わっていたことを突き止めたのです。
Rasheedは、多くのフォロワーを持つ15歳のYouTuberを装い、インスタグラムで被害者たちに近づきました。最初は無難な質問を送って相手を安心させた後、カメラの前での自慰行為など、露骨に性的な要求をし始めます。さらに、被害者から送られてきた画像や動画を利用して、より過激なものを送らなければ被害者のフォロワーに晒すと脅迫したとされています。
2018年11月~2019年9月の間、Rasheedは世界20カ国の286人の女性たち、(180人は16歳未満)への脅迫を続けており、被害者には日本の女性も含まれていました。事件の件数は665件にもおよび、被害者の中には自殺した女性もいるとのことです。
オーストラリア連邦警察の担当者は、Rasheedの犯罪を「史上最悪の性犯罪のひとつ」と表現し、担当判事は判決の際、「オーストラリアの法律史において、これに匹敵する事例は見当たらない」と述べました。Rasheedはすでに別件で有罪判決を受けていたことから、再犯の可能性が非常に高いとされ、5年の懲役刑が17年に延長されることになりました。









