茨城新聞動画ニュース

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海洋高生 航海実習から帰還 大洗港

動画タイプ
一般
公開日時
2026年6月6日 19:00
再生回数
490
高評価数
12
コメント数
-
エンゲージメント率
2.4%
データ確認日時
2026年6月10日 02:16

動画概要

県立海洋高(ひたちなか市、岡田浩校長)の実習船「鹿島丸」(310t)が2日、グアム沖など遠洋や瀬戸内海を巡っての45日間の航海実習を終えて帰還した。大洗港での下船式では、学校関係者や家族が出迎える中、実習に参加した海洋技術科3年生8人全員が元気に顔をそろえた。遠洋でのはえ縄漁の成果となるマグロ、カジキなど約1・2tの水揚げも行われた。魚は夏ごろにも近隣のスーパーなどで販売される。

今年の航海実習は4月19日~6月2日に実施され、男子6人、女子2人が臨んだ。大洗港を出港後、グアム沖合の方面まで回遊。沖縄、鹿児島を経由し、瀬戸内海を航行。高松、神戸に寄港し、大洗に戻った。実習の前半にはえ縄漁、後半に操船技術を学んだ。

大洗港区第4埠頭(大洗町港中央)での下船式では、鹿島丸を背に、横一列に並んだ実習生や教員たちに、岡田校長が「お帰りなさい」とねぎらい、「海の厳しさ、海の恵みを感じた航海ではなかったか。今後の学習や進路に貴重な経験を生かしてほしい」との言葉を贈った。村塚英樹船長は「できれば卒業後、君たちが船に乗ってくれることを願う」と期待を寄せた。

これを受けて、実習生を代表し片岡翼さん(17)は「夜中の実習中に食べたカップラーメンが特別においしかった」と船上での思い出にも触れながら、「盛りだくさんの内容だった。学んだ知識や技術、シーマンシップを卒業後の進路に役立てていきたい」と抱負を述べた。

はえ縄漁は計11回行われた。式後は、漁獲物の水揚げがあった。マイナス60度の魚倉(船内の冷凍庫)から、凍結したビンチョウマグロやカジキなど約60匹が、クレーンで引き揚げられた。実習生たちは、それらを抱え、トラックに積み込んで実習を終えた。

漁獲した魚は、食品スーパー、カスミのひたちなか近隣の店舗などで、販売され、食卓に上る見込みだ。原田直樹さん(17)は「みんなで協力しながら取った魚が水揚げされるのはうれしい」、中村優太さん(17)は「自分たちが釣った魚を地元の人が食べてくれると思うとうれしい」と話した。

女子の岩田栞さん(17)は「1日だけ酔ったが、みんなで話したり、作業したりは楽しかった」、檜山紗希さん(17)は「船酔いと夜中の当番がきつかった。精神的にも体力的にも鍛えられた」と話した。2人とも「船が大好き」と口をそろえ、将来は「商船で仕事がしたい」と話した。

これまで、グループを分け2回実施していた航海実習は今回、1回に集約された。生徒数が少ないこととともに、中東情勢緊迫化のあおりを受け、燃料(重油)を節約する意味もあったという。

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