NY地下鉄乱射事件 逮捕の容疑者はYouTubeに動画投稿していた

ニューヨークのブルックリン地区で4月12日に発生した地下鉄乱射事件。10人を負傷させ逮捕された容疑者は、YouTuberとしても活動していたようです。

NY地下鉄の乱射事件の犯人が逮捕される

事件の起きたサンセットパーク36丁目駅の防犯カメラには犯人の姿がとらえられていませんでしたが、警察は銃や斧・爆竹などが入ったリュックを発見。その中にあったレンタカーの鍵から容疑者の「Frank James」(62歳)を特定しました。

ニューヨーク市長のEric Adams氏は、13日朝、Jamesを事件の容疑者として正式に指名したと発表。5万ドルの報奨金を出して逃走中のJamesを追っていましたが、13日午後1時42分に逮捕されました。

なお、事件で負傷した23人のうち、現時点で命の危険のある怪我を負った人はおらず、入院したのは4人だと発表されています。

チャンネル「真実の預言者88」

容疑者のJamesは、YouTubeに「prophet oftruth88」(真実の預言者88)というチャンネルを開設しており、数週間前から人種や銃に関する不穏な動画を投稿していたことが話題となっています。

3月20日の動画では、ウェスコンシン州の自宅からフィラデルフィアへ向かう様子を映した中で、「私は二度とここへは生きて戻ってこない」と、犯行をほのめかすような発言もおこなっていました。これ以外にも、黒人がいかにして犯罪に追い込まれたか、どのように暴力を受けてきたなどや、激増する地下鉄での犯罪に対する市の取り組みの少なさを批判するなど、怒りに満ちた動画をたくさん投稿していた様子。そんな矢先、今回のの事件を起こしたもようです。

なお、今回の事件以前にもJamesは不法侵入などの犯罪歴があり、テロリスト監視リストにも載っていたとも報じられています。

YouTube

YouTubeは4月13日の昼頃、Jamesのチャンネルを削除したとみられ、現在チャンネルにアクセスすると「YouTubeのコミュニティガイドラインに違反したため、アカウントが停止されました」と表示され、動画は閲覧できなくなっています。

地元メディアによるとYouTubeの広報からは、

ニューヨーク市での悲劇的な出来事の後、私たちの信頼と安全チームは、クリエイターの責任ガイドラインに従って、容疑者に関連するYouTubeチャンネルを特定し、終了しました

との返答があったと報じられています。