ガンで亡くなった12歳のYouTuberに“ダイヤモンドの盾”が届く

脳腫瘍との闘病の末、今年8月に他界したキッズYouTuberの「tomiii 11」(享年12歳)。死から約3カ月後の11月19日、彼の両親のもとに、登録者数1000万人を達成したクリエイターに贈られる“ダイヤモンドの盾”が届きました。

わずか8カ月間のYouTuber

チリ在住のtomiii 11(本名 Tomás Pablo Blanch Tolrdo)くんは、数年前に脳腫瘍を診断され、左腕麻痺と右目の弱視を患いながら闘病生活をしていました。

そんな彼は、自分の病気を知ってもらうこと、そして登録者100万人のインフルエンサーになることを夢見て2021年1月、YouTubeチャンネルを開設します。

テスト投稿の後、自己紹介の動画を投稿した3月時点では、登録者はほとんど家族や友人達でした。ところが、4月にFacebookで彼のことが取り上げられたことをきっかけに、登録者が激増します。

一つの要因は、tomiii 11が病気と共に生きる難しさや、人生について語ったこと多くの人に感動と希望を与えたこと、そしてスペインやラテンアメリカで有名なYouTuberたちが彼の夢である100万人登録を助けようと動いたことにあります。

登録者数は4月7日に100万人を突破。夢だった目標をクリアしたtomiii 11くん。そのわずか3日後は500万人を突破しました。

しかし、その7月には彼の妹がtomiii 11の体調不良を報告し、残念ながらその後、彼が新たに動画に登場することのないまま、8月30日に短い命を終えてしまいました。

ダイヤモンドの盾が届く

9月2日には彼の葬式のもようがYouTube上で公開され、多くのファンや家族、友人たちは、いつもポジティブに振る舞ってきた小さなYouTuberの功績を讃えました。そして彼の死を弔う形で、登録者数はさらに増え続け、同月1000万人を突破しました。
その結果、彼の両親のもとに“ダイヤモンドの盾”が届けられることになったのです。
(関連記事「ヒカキンが登録者1000万人記念の“ダイヤモンドの盾”を受け取る」)

YouTube動画

tomiii 11の両親は、盾を受け取った報告とともに多くの人々への感謝の気持ちを動画で語りました。

愛する私達の息子よ、おめでとう! そしてここに参加してくれた皆さん、どうもありがとう。この盾は、皆さんの愛情から成り立っています。

そして、ダイアモンド盾と一緒に届いたYouTubeからの手紙を涙ながらに読み上げました。

私は君が10万人登録を達成したとき、「このチャンネルはいい感じだね」と思いました。
100万人達成のときは、君の成功は偶然ではないと気付き、1000万人達成のときは口が開いたままになりました。この数字はニューヨークの人口より多いんです!(中略)
もう君は素晴らしいチャンネルというだけではなく、むしろ社会現象です。

tomiii 11くんはきっと天国で、ダイアモンドの盾が両親のもとに届けられたことをとても喜んでいることでしょう。