東京五輪ボランティアが選手装い施設を不正利用か
大河ドラマ出演の外国人YouTuberに疑惑噴出
東京五輪のボランティアスタッフが、大会に出場する選手と偽り、選手村内の施設を不正に利用した疑いが持たれていることが、大会関係者を名乗る人物からのリークで発覚。
大会の安全性を揺るがしかねない告発に、ネットでは戸惑いの声が上がっています。
選手村内の様子を撮影、動画アップロード
不正利用の疑いが持たれているのは、上智大学に通うドイツ出身の大学生のレネ・ブデク。
その端麗な容姿を生かして「ソフィアンズコンテスト」にも出場しているほか、俳優としても活動しており、現在NHKで放送中の大河ドラマ『青天を衝け』にも出演しています。
またネット上では「Yanapo(やなぽ)」という名前で活動しており、YouTubeチャンネルの登録者数は19日現在、4.3万人ほどとなっています。
ブデクは東京五輪の開催期間中の今月3日、「オリンピック選手村ツアー」と題し、選手村を自転車で移動したり、テニスの試合を観戦する自身の様子をYouTubeに投稿。
続く8月5日に投稿した動画「オリンピック選手の1日の食事」では、選手村の食堂の風景やメニューを公開しており、視聴者からも「選手村食堂ツアーとても新鮮でした」「こういう選手からの動画は、本当に貴重です」と高く評価する声が上がっていました。
コレコレにタレコミが寄せられる
ところが今月18日におこなわれた「コレコレ」(登録者数153万人)の生配信において、大会関係者を名乗る男性は、このブデクが選手どころか、選手の関係者ですらないただのボランティアスタッフであると断言。
ツイッターでは大会期間中に「オリンピックが開始になってから初めて空手もあるので、参加できて嬉しいです!」などと投稿し、自身が選手であることを「匂わせている」として、ブデクの行為の悪質さも指摘しています。
動画ではボランティアスタッフに本来利用が許可されていない施設を使うシーンも含まれていたとして、男性はブデクに対してボランティアスタッフの規約違反、選手村内の施設侵入および不正利用、IDの偽装、食堂での無銭飲食疑惑…と、多数の不法行為の疑いがかけられていると話しています。
なお男性は、自身のことを「大会関係者」と自称、コレコレは男性のことを「東京オリンピック組織委員」としていますが、個人の特定につながるとして、詳細な身分は明かしませんでした。
違反動画で収益獲得か
選手村内での不法行為に加えて、男性はブデクが違反動画を通じてYouTubeの広告収益を獲得しているとも指摘しています。
ブデクは8月3日以降、YouTubeで計12本の動画を公開しており、18日までの総再生回数は400万回を突破。
動画にはいずれも広告がつけられており、収益化審査が通っていれば、多額の収益を得ている可能性があります。
この他にも、テニスの大阪なおみ選手や野球の田中将大選手といった、五輪出場選手との2ショット写真をSNSに投稿しているブデク。
男性の話を聞いていたコレコレからは「ガバガバ過ぎない?どうなってんの、セキュリティ」と、大会の安全管理を疑うコメントもされています。
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