習近平を“クマのプーさん”扱いしたピューディパイが、中国から締め出されたのは誤報
中国の検索エンジン「百度(バイドゥ)」から、スウェーデン出身のYouTuber「PewDiePie」(登録者数1億100万人)の情報が検閲されたと、海外のメディアが報じています。
世界有数の登録者数を誇るピューディパイ
ピューディパイとは、個人として最多の登録者数を誇るYouTuber。
2019年3月に、登録者数現トップの「T-Series(Tシリーズ)」(登録者数1億1500万人)に抜かれたものの、個人のチャンネルとしては登録者数が最も多いチャンネルの座を維持しています。
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9月には、日本で家を買ったことを動画で発表しており、国内でも話題となりました。
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発端はNBAと中国の対立
事の発端は、アメリカのプロバスケットボール協会(NBA)と中国の対立でした。
香港では現在、「逃亡犯条例」の改正に端を発した中国政府への抗議活動が続いています。
連日のようにデモが行われる中、NBAのプロバスケットボールチームの1つ「ヒューストンロケッツ」のゼネラルマネージャーであるダリル・モーリー氏は10月4日、「Stand with Hong Kong(香港と共に立ち上がろう)」と書かれた画像をTwitterに投稿しました。
香港の肩を持つかのような投稿を、対立する中国の国営メディアは強く批判。
チームのオーナーであるティルマン・フェティータ氏や、チームのメンバーはこのツイートに賛同していないことを表明。
NBAは「このツイートに関与していない」との声明を発表し、ツイートが中国のバスケットボールファンを傷つけたことを「残念だ」としました。
モーリー氏もツイートを削除して謝罪しましたが、中国国内の反発はいまだに収まっていません。
ピューディパイ、NBAを批判
この騒動を受け、ピューディパイは10月16日に「Hong Kong vs Joker Ends Fortnite [MEME REVIEW] 👏 👏#68」を投稿しました。
動画の中でピューディパイは
“Someone from NBA tweets something saying I support Hong Kong and then NBA is like—oh god we need Chinese money, so … it just spirals out of control,”
(NBAの誰かが「私は香港を支持している」と言うと、NBAは「あぁ神よ、私は中華マネーを欲している」って…手に負えないよ)
と、騒動に対するNBAの対応を批判しました。
今回NBAは、中国という巨大マーケットを失うことを恐れ、モーリー氏の発言を「個人の考えだ」と否定しました。
しかしこれは、アメリカが誇りとする言論の自由を奪う行為であり、ピューディパイはそれを批判したのです。
またピューディパイは、
“Obviously China is like that one person on Twitter that can’t take any criticism and just blocks everyone,”
(中国は、批判を受け付けず、批判した人を全員ブロックするTwitter上の1人の人間みたいなものだ)
と、中国政府を批判していました。
ソーシャルメディアでは、外見的な特徴が似ているとして、中国の習近平国家主席がディズニーの“クマのプーさん”に例えられることがありました。
それになぞらえ、ピューディパイは、
“China now is scared of Winnie the Pooh,”
(中国はプーさんを怖がっている)
と揶揄しました。
10月28日追記
お詫びと訂正
これを受け、中国がピューディーパイを検閲の対象としたと、複数の海外メディアが報じました。
しかしその後、BBCがこれは事実と異なるという記事を公開しました。
(BBC「PewDiePie: No, the world’s biggest YouTuber is not banned in China」)
当記事でもピューディーパイが締め出しをされたという内容の記事を書いておりましたが、事実と異なる内容でしたので、該当部分を削除し、タイトルも訂正しました。
記事をご覧いただいた方には、誤った情報をお届けしたことをお詫び申し上げます。









