登録者100万人超の税理士、YouTubeの収益激減を明かす ビジネス系も競争激化

ビジネス系YouTuberチャンネルの「オタク会計士ch」(登録者数111万人)が、収益が激減していることを明かしました。

競争激化で「立ち打ちできない」

「オタク会計士ch」は、公認会計士で税理士の山田真哉が、税金やビジネスの情報を分かりやすく解説するチャンネルです。山田は165万部のベストセラー『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(光文社新書)の著者としても知られています。

今月25日の動画で、山田は「チャンネルの収入が激減した」と明かし、ここ2〜3年でビジネス系YouTuberを取り巻く環境が大きく変わったと語りました。

山田によると、ビジネスメディア系チャンネルや専門家が出演するチャンネルの激増により、映像のクオリティが高くなったほか、長時間動画や1日複数本投稿も珍しくなくなったとのこと。そんな中、さらにテレビニュースの公式切り抜きチャンネルが参入したことで、プロとの競争が激化しているといいます。企画から編集まで個人でこなす山田は「立ち打ちできない」と吐露しました。

加えてYouTubeの広告単価も下落しており、オタク会計士chでは1〜2年前までは1再生あたり0.5円だったのが、現在は0.4円を切るようになっているといいます。

さらに、生成AIの普及も逆風になっているとのこと。動画の内容をAIが要約したものがSNSに投稿されることで「ネタバレ」となり、視聴者が動画を見る必要がなくなっていると指摘。山田は

生成AIは動画を作りやすくなっている反面、動画を淘汰することもある

と語りました。

5年ぶりの収益公開「昨年より4割減」

続いて山田は直近1カ月間の収益を明かしました。オタク会計士chの収益を公表するのはおよそ5年ぶりとのことです。

収益は月によって変動が激しいといい、山田は過去3年間の同期比を公開。2023年の7月下旬〜8月中旬は174万円で、2024年は170万円、そして2025年は98万円だったとのこと。今年は昨年比で4割も減らしていました。

オタク会計士chの場合、収益の95%以上はYouTubeの広告(Googleアドセンス)が占めるとのこと。2018年にチャンネルを開設してから7年間での最高月収は2024年11月の304万円だったそうです。

コメント欄では「テレビはコメンテーターが鬱陶しく不快で、他のビジネス系チャンネルはバズり目的で誇張が激しい一方で、 山田さんは事実を丁寧に説明いただける稀有の方です。これからも山田さん自身を信じてがんばってください」「やっぱりこのチャンネルはわかりやすい。学びになる」「金の盾おめでとうございます!これからも応援します!」など、山田を応援する声が寄せられています。

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