人気YouTuberが、1200万再生のショート動画の収益額を公表「エグい事になってる!」
「あしなっすの1週間」(登録者数19万人)が、1200万回以上再生されているショート動画の収益を公表しました。
1247万再生されているショート動画の収益額は…
あしなっすは、「デカダンス」というコンビで活動しているお笑い芸人で、大正生まれで現在99歳の祖父とのほのぼのとした日常動画をYouTubeに投稿しています。
9月22日、あしなっすはツイッターを更新し、「Youtubeのショート動画の再生回数と収益エグい事になってる!!」とのコメントを添えて、YouTube Studio(管理画面)のスクリーンショットを公開しました。
1枚目の画像には、5月に公開されたショート動画「98歳と天皇陛下」のサムネイルが表示されており、再生回数は1247万回となっています。ところが3枚目に「推定収益」として表示されているのは「¥328」。「エグい事」とは、金額のあまりの少なさを指していたようです。
Youtubeのショート動画の再生回数と収益エグい事になってる!! pic.twitter.com/S7LEubVW5R
— デカダンス あしなっす👇 (@ASHiNA_190cm) September 22, 2022
「98歳と天皇陛下」は、祖父が天皇陛下にまつわる驚きの事実を伝え、あしなっすが「は?」と目を丸くするという内容。同チャンネルの中でも最も再生されている動画です。
再生単価は0.000026円!?
これほどまでに収益が少ないのは、ショート動画であることが原因と考えられます。
2020年、YouTubeはTikTok風の短尺動画サービス「YouTube Shorts(ショート)」をスタートしました。当初ショート動画では収益を得られる仕組みはありませんでしたが、YouTubeは2021年に1億ドル規模の「YouTube ショート ファンド」を設立。「毎月数千名」のショート動画投稿者に、「YouTube ショート ボーナス」として、月100ドル~1万ドルの報酬を支払う(当時)と発表しました。
ところがショート動画は、通常の動画と比べる、報酬額は微々たるものだったもよう。今年1月、「PDRさん」(登録者数121万人)は、自身が公開したショート動画のおおよその収益を公表し、約56万再生の「ハーフあるある」が5700円、約50万再生の「コムドットのやまとがコンビニ店員だったら」が1万2000円、約32万再生の「じゅんやの隣人になってしまった人」が8600円だったと明かしました。つまり、1再生あたりの収益は0.01円~0.03円程度となります。
PDRさんは、通常の動画は52万再生で24万円の収益があったとしています。1再生あたりの収益は0.46円で、ショート動画と比べると、15~46倍も収益性が高いということになります。
PDRさんは、収益額は動画の内容やジャンルによって大きく変わると述べていましたが、あしなっすの「98歳と天皇陛下」は1247万再生で328円ですので、1再生あたりの収益は0.000026円という驚きの低さです。
9月21日、YouTubeはショート動画の収益化を可能にすると発表しました。来年2月以降、動画の視聴回数に基づき、ショート動画の合間に表示された広告収入の45%がクリエイターに支払われるようになるとのことで、こうした収益性の低さも改善されるものと考えられます。








