朗読カフェ(青空文庫名作文学の朗読)

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父音のある朗読
父音物語、父音をさがして母音と子音があって父音がないのは何故?
そんな事を感じたことはありませんか?英語では、子音consonantは「一緒に鳴る」
という意味のラテン語に由来し、母音vowelは「声」という意味のラテン語に由来します。ドイツ語フランス語も語源は一緒だそうです。
母と子と言う関係で比喩的にとらえているのは日本だけのようです。
それなら父もいるはず、と思ってさがしたらいたのです。ご安心ください。
しかも、なんと10も。
10人の父と5人の母との間にそれぞれ子が産れ現在の50音が誕生したのです。
しかし 父音は表記されず、隠れた存在となったのです。ですが、確かに今でも生きています。

「ちちのこゑはたてにとほり、ははのこゑはよこにぬきてそのくらいたがふことなし、
たとへばロはラのくだりのルをちちとし、オをははとして、ルオ ロとなり、またワはそのくだりのウをちちとし、アをははとしてウア ワとなるがごとし (西周『ことばのいしずゑ』)明治初期

果たしてその正体は!「ウ」段
まさに縁の下の力持ち的存在です!
現在のように音素で母音子音を捉える事が一般的でなかった時代、母音 あいうえおと 父音、ウクスツヌフムユルウを同時に発音して生成された音、カキクケコ以下50音を子音と分類していた時期があったのです。
この父音は、もちろん今でも生きています。耳を澄ましてよく聞いてみましょう。家庭内や友達同士の会話の中にも沢山出てきます。
表記されない音ですから、台本や原稿の表記通り正しく発音しようとすると消えてしまうのです。
助詞の ~は ~へ 表記と違って発音は わ え ですよね。~を も 「お」とは違った発音をします。 
ローマ字論者への質疑で 萩原朔太郎 は、hwa の hが無声化して WAが残った hwe と説明しています。
これこそが消えた父音の正体ではないでしょうか

青空文庫名作文学を全部朗読するのが夢です。朗読するのが好き、誰かに聴いてほしい、朗読に向いた才能をもてあましている、そんな人達が集い作品を発表す場があれば・・との想いでスタートさせたのが朗読カフェです。
それが「文学作品の朗読を聴いて楽しみたい」という人達のお役に立てば、こんな幸せな事はありません。

青空文庫以外では、作者の依頼もしくは許諾のある作品のみ朗読しています。
チャンネル開設日2014年4月8日(4,439日)
ランキング登録2022年1月13日