ポケカメン、ニセの犯罪予告被害を警察に訴えるも被害届出せず「腹立って仕方なくて」

9月20日、「ポケカメン」(登録者数41万人)が、「あの件について警察署に行ってきました」を投稿しました。

本名騙った誘拐予告が拡散される

ポケカメンとは、YouTube上の炎上騒動などを扱う配信者。歌い手グループ「ちょこらびチャンネル」(同20万人)のリーダーとしても活動しており、最近では「よりひと」(同62万人)、「へずまりゅう」とともに、3人で「害悪トリオ」を名乗っています。

9月15日の配信でポケカメンは、自身の本名を騙った誘拐予告がおこなわれたと明かしました。その内容は、

僕の名前は大手暴露系YouTuberポケカメンこと〇〇です(〇〇はポケカメンの本名、ユーチュラにて伏せ字)
僕がアンチに攻撃されて被害届を出しているのに警察は無視したので報復として9月17日に横浜市内の幼稚園・小学校からランダムで選択し故地の幼児園児や女子小学生を174人誘拐します 僕は幼女たちをずっと身の回りに置きたいので身代金などは一切意味ないし受取りません

というもの。ポケカメンによると、横浜市の教育委員会はこのメールに注意関係の文章を添え、1400の学校や教育関係施設に送信したのことです。

ポケカメンは犯人は「僕ではない」と否定するとともに、名誉毀損だと主張しました。また犯人は、以前自身が動画で晒した「無断転載グループ」による犯行だと推測。そのグループの1人がSNSに犯行を告白していることも明らかにしました。
(関連記事「『幼児園児や女子小学生を174人誘拐します』 YouTuberポケカメンを騙った犯罪予告が1400の施設に送付される」)

警察署へ行くも被害届は出せず

ポケカメンははじめ、横浜市役所に問い合わせたそうですが、市役所は神奈川県警から警告文を出すよう指示を受けたと回答したのだとか。そこで県警に連絡するも、緊急時以外は対応できないと断られたそうです。

そこでポケカメンは、自身の住む東京都内の警察署で被害届を出すことに。ところが、今回の一件は名誉毀損罪には当たらないと言われてしまいます。動画では、このときのやり取りを録音した音声が公開されています。

その中でポケカメンは警察に、活動名に加え本名を使って犯行予告を送られたことは風評被害・名誉毀損だと訴えます。しかし、対応した警察官は今回のケースは名誉毀損にならないとの一点張り。被害届は出せないと答えます。ポケカメンが何度その理由を聞いても十分な説明はなく、警察官は「条文がなくてですね、警察の限界なんですよ」「まぁちょっと説明も難しいんですけどね」と話しました。

しばらくして、警察側が名誉毀損について書かれた刑法の条文を説明しました。

230条 公然と事実を摘示し人の名誉を既存した者はその事実の有無に関わらず3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金に処する

警察によると「公然と事実を摘示」する部分が、今回ははっきり当てはまらないのだとか。むしろ犯人を処罰するには、市を被害者とした「威力業務妨害」が相当するとの見解を示します。

ポケカメンの名が犯罪者のように拡散されていても、刑法上は名誉毀損にはならず、被害届を出すのに適当な罪名が今のところないとのこと。市役所から被害届が出れば警察は捜査するといいますが、その確認も取ってもらえず、また、市役所に苦情を入れるべきとも言われますが、前述の通り、市側からは神奈川県警に連絡するようすでに言われています。

 

次ページ:警察の対応に不満「腹立って仕方なくて」

1 2