生き物系YouTuber・おーちゃんねる、奄美大島のクワガタを持ち出そうとして空港で警察を呼ばれる

生き物系YouTuberの「おーちゃんねる」(登録者数159万人)が8月1日、「島でクワガタ捕ったら空港で警察呼ばれた」と題する動画を公開しました。

アマミノコギリクワガタを捕まえに奄美大島に

“生物観察の鬼”を称するおーちゃんは、どんな生き物も我が子のように可愛がるのが特徴のYouTuberです。

先日、奄美大島にアマミノコギリクワガタを捕まえに行ったというおーちゃん。捕まえたクワガタを持ち帰ろうとしたところ、空港で警察を呼ばれる騒動になったと明かしました。

2021年、奄美大島は徳之島、沖縄島北部及び西表島と共に世界自然遺産に登録されました。ところがこれをきっかけに、昆虫など生き物の違法採取や島外への持ち出しが急増。生態系への影響が懸念される中、奄美空港では持ち出し阻止のため水際対策がおこなわれるようになりました。
(参考:NHK「世界自然遺産の島から持ち出される生き物たち」)

おーちゃんによると、アマミノコギリクワガタを持ち出すのは合法とのこと。ただし奄美大島では生き物の採取自体が禁止されている区域や、わなを使った採取が禁止されている地域があり、おーちゃんはここを避けてわなを設置したといいます。

空港で警察を呼ばれる

帰りの空港でクワガタを持ち込もうとしたところ、保安検査場のX線検査で引っかかったというおーちゃん。おーちゃんは規制されている生き物ではない説明したものの、空港職員は、環境省の自然保護センターの職員がビデオ通話で確認する必要があると説明。ところが、この環境省の職員となかなか連絡がつかなかったといいます。

おーちゃんは、出発時刻の1時間前には空港に到着していましたが、20分前になっても職員と連絡がつかず。この飛行機に遅れるとその日のうちに帰れなくなるため、おーちゃんは「損害を蒙ったら法的措置も考えないといけないから、カメラ回させてください」と動画の撮影を開始。すると空港職員に警察を呼ばれたそうです。

おーちゃんは、到着した警察官とのやり取りの映像も公開。警察官の事情聴取を受ける中で、ようやく環境省の職員と連絡がつき、そこからはスムーズに確認が取れたもよう。飛行機にも無事間に合ったそうです。

騒動を振り返り、「乗り遅れたらどうなるんだろうね、誰の責任になるんでしょうか」と疑問を投げかけるおーちゃん。アマミノコギリクワガタは、“虫屋”が年間何百人も捕りに来ているはずだとして、「まさかアマミノコギリクワガタごときでこんな足止め食らうと思いませんでした」と語りました。

空港での水際対策については、「チェックするのは良いと思う」「必要な措置」だとしつつ、「チェックはもっと迅速にやってほしい」とコメント。空港職員が責任を負いたくないのであれば、環境省の職員を常駐させるべきだと提案し、生き物を持ち出す場合は早めに空港で手続きをさせるなど、ルール作りも必要だと訴えました。