シバターの“八百長騒動”にRIZINが声明発表
「彼らを処分するっていう考えは全くない」

1月11日、格闘技団体「RIZIN」が「『シバター vs 久保優太』の件に関して」を投稿。
RIZINのCEO・榊原信行氏が、昨年末に開催された『RIZIN.33』での「シバター」(同124万人)vs「久保優太」(同16万人)戦に投げかけられている“八百長疑惑”について、声明を発表しました。

“八百長疑惑”を否定「命かけて約束してもいい」

榊原氏は、RIZIN運営からの声明が遅くなった理由に関して、シバター・久保両選手へのヒアリング、契約書に基づいた弁護士との話し合いなどで時間がかかったと釈明。
「この10日間しっかりいろんなことを精査した上で今日、皆さんにお話をさせていただきたい」としました。

最初に榊原氏は、“八百長疑惑”について

RIZINの6年の歴史、これは天地天命に誓って、八百長なんていうのは1試合もないです。
これはもうこの場で、自分はもう人生かけて命かけて約束してもいい。
(八百長は)あり得ない。100%、全部でやるファイトである。(中略)
ファイターたちの血と汗と涙、これは100%リアルなものです

と、完全否定しました。

シバターの行為はギリギリ違反行為ではない?

次に榊原氏はシバターの取った“陽動作戦”について言及。
シバターの行動を「品性下劣」としつつも、「ただプロの世界は、スポーツマンシップに則って正々堂々と、っていう戦いばかりではない」と話します。

他の競技においてもそうです。これまでの格闘技の舞台の中でも、僕も何度もそういう機会(を見てきた?)

相手の弱いところを突く。ルールのギリギリ、契約のギリギリのところを突く
何とか勝つために、手段を選ばずに向き合う。
これはもう、「汚い手を使いやがって」みたいなことっていうのは、今回のシバターの件だけじゃなくても、手法は違うけどありました

と語りました。
シバターが試合前、対戦相手の久保と直接コミュニケーションを取ったことは、RIZINの契約書上では“違反行為”には当たらないようです。
榊原氏は今後、シバターのような問題行動が二度と起きないよう、契約書の条項を追加・変更すると宣言しました。

炎上は運営側の責任。選手への罰則はなし

榊原氏は続けてシバターに対する見解を示します。

ここはやっぱり僕らが甘かったというか。シバターという炎上系YouTuberに試合をさせるんだから。(中略)
彼は試合に勝つことも含めてだけど、どうバズらせるか、炎上させるかってことに知恵を絞ったんだと思うし。ある部分で、僕らが一本取られたところはあると思うんですね。

炎上系YouTuberとしてのシバターのスタンスに理解を示しつつ、炎上はRIZIN側の落ち度だとしました。
なお榊原氏は、SNS上での“舌戦”については「盛り上げるために常にこれまでも繰り広げられている」「ブームアップのためにはあって良いこと」「世界中で起きてることだから良いと思います」としています。

また、ファンからの「シバターも久保も永久追放だ」という声に対し榊原氏は

ここ(※今回の騒動)から学んで多くの是正する部分はあるけど、彼らを処分するっていう考えは全くないです。(中略)
我々としては、彼らを受け入れた以上切り捨てるとか、一方的に彼らに責任を押し付けて事が収まるっていうものではないと、そう考えています。

と断言しました。

 

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