犯罪撲滅系YouTuber・フナイム、“盗撮”の疑いで私人逮捕され一時拘束されたと報告 警察の対応にも怒り

犯罪撲滅活動家を名乗り、痴漢や盗撮犯の摘発活動を行っているYouTuber「フナイム」(登録者数2万人)が、自身のパトロール活動中に盗撮の疑いをかけられ一時拘束されたことを、4月7日にXで報告しました。

元特殊詐欺主犯から「犯罪撲滅活動家」へ

フナイムは、2015年に特殊詐欺事件の主犯として詐欺罪で逮捕され、懲役5年4カ月の実刑判決を受けた過去を持つ人物です。2021年に仮釈放され刑期を満了したのち、刑務所で呼ばれていた番号「2716」にちなんで「フナイム」と名乗り、犯罪撲滅活動家として再出発しました。

現在はYouTubeチャンネル「フナイム【犯罪撲滅活動家】funaim」を運営し、駅構内や電車内での痴漢・盗撮行為の現行犯を取り押さえる「痴漢殲滅計画」シリーズなどの動画を公開しています。また、闇バイトの危険性を訴える講演活動にも精力的に取り組んでおり、著書『闇バイトで人生詰んだ。~元特殊詐欺主犯からの警告~』の出版や、高校での講演なども行っています。

関連記事
元私人逮捕系YouTuber「ガッツch」中島蓮、活動継続が困難になったと報告 「一身上の都合」

盗撮の冤罪をかけられ「私人逮捕」される

4月7日夜、フナイムは自身のXアカウントに「逮捕されました」とだけ投稿しました。この短い投稿に対し、ユーザーからは「えっ?」「なんで???」と驚きの声が寄せられました。

日付をまたいだ頃、フナイムは文章と動画で経緯を説明しました。「釈放されました。ご心配をおかけして大変申し訳ございませんでした」と切り出し、「盗撮の冤罪をかけられ私人逮捕されました」と明かしました。

フナイムの説明によると、いつものようにパトロール活動を行っていた最中、

駅構内で歩いていたら、いきなり後ろからバッて掴みかかられて、「お兄さんちょっといい? 盗撮してるよね?」

と男性から声をかけられたとのこと。「何もなかったらどうすんの? 普通に訴えるよ」と告げると男性は半笑いで「訴えろよ」「脅迫だろ」と答えたそう。

フナイムは駅構内で警戒にあたっていた警察官に引き渡されましたが、交番で事情徴収を受けた結果、事件性がないと判断されて釈放されたということです。

警察の対応に不満

警察が男性を帰してしまったため、フナイムは男性から謝罪を受けていないとのこと。また、警察は男性に対して逮捕手続き書を作成しなかった上、本人確認については、口頭で名前と住所を聞き、電話番号を確認しただけだったのだとか。フナイムが男性を交番に呼び戻すよう求めても、有耶無耶にされたといいます。

事件性がないため、フナイムは被害届も出せないそう。刑事告訴するしかないものの相手の情報は自分で開示する必要があるとしています。

フナイムは「いろんなありえないことがあって警察とバトってました」と報告し、「非常に怒っております」と述べました。

また、男性に対しては「全て許すことはできません」とし、「徹底的に戦います」としています。

普段は痴漢や盗撮犯を取り押さえる側であるフナイムが、逆に盗撮の疑いをかけられて私人逮捕されるという異例の事態は、X上で注目を集めてニュースにも取り上げられました。

フォロワーからは「嫌がらせの一環の可能性が高いですね。とりあえずすぐに釈放されたようで何よりです」と、意図的な嫌がらせではないかとの指摘が寄せられた一方、「活動動画を撮っている時点で盗撮の冤罪をかけられるリスクはかなり高そう」と、犯罪撲滅活動に伴う撮影行為自体が誤解を招く可能性を指摘する声も見られました。また、「女性のお尻あたりにカメラを向けて犯行するのを盗撮しているのは間違ってはない」として、活動の方法自体に疑問を呈するユーザーもおり、今回の一件はフナイムの活動スタイルをめぐる議論を改めて浮き彫りにする形となりました。