VShojoが資金難のため事業終了を発表 元所属メンバーからは非難の声相次ぐ

7月25日、アメリカのVTuberエージェンシー「VShojo」が公式Xを更新。資金難により事業を終了すると発表しました。

寄付金着服が判明、全メンバーが退所

VShojoはカリフォルニア州サンフランシスコに本社を置くVTuber事務所です。日本のVTuber事務所の多くはタレント活動を包括的にサポートするプロダクション事業である一方、VShojoはタレントの仕事の一部を代理するエージェンシー事業であることが特徴的でした。

22日、VShojoに所属するVTuber「ironmouse(アイアンマウス)」(同133万人)は退所を発表。以前、アイアンマウスはVShojoを窓口として、自身の収益から約7400万円(50万ドル)を免疫不全財団へ寄付するように依頼していたとのこと。しかし1年以上支払いが行われていなかったことを明かしました。

これを受け同日、「kson」(同131万人)も寄付金に手をつけた事務所を強く非難し退所を発表。さらに昨年9月から数千万円にも及ぶ未払い金があったことを公表しました。

その後、所属タレントは相次いで退所を発表する事態に。25日に退所を表明した「Apricot(アプリコット)」(同24万人)をもって、全てのメンバーが退所しています。

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事業終了を発表も元メンバーは怒り

25日、VShojoは公式Xを更新し、声明文を投稿。その中でCEOのJustin(ジャスティン)は自身の経営ミスにより事業を終了すると綴り、この結果を招いた全責任は自分にあるとしています。事務所としてタレントファーストの方針を追求してきたものの、ビジネスモデル維持のための収益を上げることができず、資金が尽きてしまったと明かしました。

また、声明文によると会社が使用した資金の一部にチャリティー資金が含まれていたことが後に発覚したとのこと。それを補う追加の資金調達に奔走したものの、結果的に失敗したようです。最後にCEOはタレントやスタッフ、ファンなどの関係者に向けて深く謝罪の言葉を綴りました。

このポストに対し、元所属タレントからは怒りの声が多く寄せられています。アイアンマウスは自身の心、精神、そして信頼が壊されたと訴え、ksonはなぜ自分たちには何も知らせなかったのかと説明を要求。この他の元所属タレントや外部のVTuberからも非難が相次いでいます。

さらに声明文ではアイアンマウスのチャリティー資金に手をつけたことに後になって気づいたとされていましたが、コミュニティノートで反論が付けられています。アイアンマウスが寄付を発表した際、アメリカ人ストリーマーの「Ludwig(ルードヴィヒ)」(同672万人)が送った賞賛ポストをリポストしていたジャスティン。ルードヴィヒのポストは寄付について直接言及しているため、把握していた可能性が高いと指摘されています。

VShojo