高須医師、RIZINの記者会見に苦言 「全然納得しないし煮え切らない」「これではRIZINダメ」

9月5日、高須クリニックの「高須幹弥」(登録者数64万人)がYouTubeチャンネルを更新。同日、格闘技イベント「RIZIN」(同122万人)が開いた記者会見について率直な感想を語りました。

平本蓮のドーピング疑惑、尿検査は陰性

朝倉未来」(同342万人)の引退試合となった7月28日の対戦で、朝倉に1ラウンドKO勝ちを収めた「平本蓮」(同10万人)は、試合後にドーピング疑惑を告発されました。

9月2日、平本は記者会見を開き、赤沢幸典から「トレーニングの効率を上げられるサプリメント」として勧められて薬を購入したものの、事務所のスタッフの助言で一切使用しなかったと説明。購入したこと自体は認めています。Xで公開された音声データも、話を合わせるために使用した“体”にしたと説明し、自分の声であることを認めました。

その翌日、高須は動画でこの記者会見について、「モヤモヤするところがいっぱいあって、ちょっと納得できない」という感想を残していました。

5日にはRIZINが記者会見を実施。医師3名とともに登壇した榊原信行CEOは、平本蓮、朝倉未来両選手ともに尿検査の結果は陰性だったと報告しました。

今回の動画はこの記者会見を受けてのもの。高須は、尿検査がシロでも、ドーピングをやっていないことの証明にはならないと見解を述べ、検査日が分かっているならば、「陽性にならないようにあらかじめ薬の種類を決めてサイクル組んでやるってことは全然できる」と説明しました。

高須はドーピングの真相は「もう本人しか分からない」としつつも、

今回の記者会見でも僕はね、全然納得しないし煮え切らないし、これではRIZINダメだなって思いましたね

と語ります。

RIZIN運営側の煮え切らない回答

2日の平本の記者会見では、ケガの治療のため、フィジカルトレーナーから「ドーピング検査に問題がない」と言って勧められた注射を7月に数回打っていたことも明かされました。

今回の記者会見の質疑応答で、日刊スポーツの記者がこの注射に言及。医師の1人、諌山氏に対して、

医師ではないフィジカルトレーナーが、選手本人にケガが治りやすい薬というのを渡して、選手本人に注射で打たせるっていう状況がにわかに信じられないんですが、そういうことってあるんでしょうか?

と質問しました。諌山氏は「ちょっと信じられない話」と手短に回答し、同じ記者から「もし仮にそういうものがあるとしたら、その薬は何だと想像されますか?」と質問されると、

平本選手からのTUE(治療使用特例)申請はありませんので、想像することすることすらはばかられるというか、ちょっと分かりません

と回答を避けました。

「シロっていう前例を作ってお咎めなしになる」

高須は「質問にちゃんと答えていない」として運営側の態度を批判し、故意ではない「うっかりドーピング」だったと言い逃れをさせないためにも、

そのフィジカルトレーナーが誰かってことと、薬品名と、そういうことをその選手とフィジカルトレーナーはよくやってるのかってことをですね、ちゃんと話すべき

と意見を述べました。

高須は「平本君、ドーピングまったくやってないかも分かんないだけど」としつつ、平本の主張を「言い訳」とみなし、

「薬は持っているが使ってません」「使ってるって認めた会話が流出しました、だけどこれは相手を無碍にできないから合わせただけです」「ケガを治す注射を自分で言いました、でもそれが何かは言いません」で、シロっていう前例を作ってしまって、でお咎めなしになると思うんですよね

と予想。さらに続けて、

こんな前例作ったらですね、これからスポーツ業界みんな同じ言い訳してそれが通っちゃいますよ。それでいいんですか?っていう話ですよね

と警鐘を鳴らしました。こうした「言い訳」は、風俗通いがバレた人がする「風俗は行ったんですけど、本当に何もしていないんですよ」という言い訳と同じようなものだと、高須は指摘しています。

この動画のコメント欄には、

RIZINとなんら関係ないからこそここまでハッキリ言えるの頼もしすぎだわ

まさに!!!高須先生が記者の代わりに行ってほしかった・・・

正直RIZINに失望しました

といった反応が寄せられています。

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