HikakinTV、登録者爆増の理由は世界でウケる“カウンター動画”だった?

登録者表示で登録者が爆増!?

ではなぜこの動画の影響と考えられるかというと、この手の動画が爆発的に登録者を増やせるらしい、という理由です。

2本はいずれも登録者カウンターを表示する動画です。

アメリカのYouTuber「OwenHolt」は、2023年3月に1人目の登録者を祝う動画を投稿。クラッカーと風船で達成の瞬間を祝うという、ヒカキンの動画と同じような内容で、現在までに約5000万回再生されています。OwenHoltは、その後も登録者5人達成を祝う動画10人達成を祝う動画など、何度も同じような動画を投稿。2023年5月に投稿した75人目を祝う動画は、その中で最多の約1億6000万回再生されています。

OwenHoltは、2023年2月以前には月間数万~10万人程度しか登録者が増加していませんでしたが、カウンター動画がバズった2023年3月~6月の4カ月間には700万人以上も登録者を増やしました。

YouTube

NJRT Vlogs」というインドのチャンネルは、2023年3月に登録者1000名を祝う動画を投稿。この動画は現在までに約9400万回再生されており、動画がバズった2023年4月には月間で登録者が250万人も増えていました。このチャンネルは、バズる以前には月間数百人しか登録者が増えていませんでした。

ここで挙げた2例以外にも、YouTubeでは同じような動画が多数投稿されており、かなりの再生回数を獲得しています。

この手の動画の特徴の1つは高評価がかなり多いことで、ヒカキンのくだんの動画は、1本目が112万、2本目が170万を記録しています。OwenHoltの1本目は223万、NJRT Vlogsは639万とこちらも多数の高評価がついています。コメント欄でも祝福のメッセージが多数寄せられており、お祝いで登録するという人が多いのかもしれません。

日本では「じゅんや」(登録者数3550万人)にはじめとする、海外でバズっているショート動画クリエイターが何組もおり、中には月間総再生回数が10億回を超えるチャンネルもあります。前回の記事で紹介した通り、HikakinTVはそれらと比べて非常に少ない再生回数にもかかわらず、登録者の増加ではトップレベルとなってます。

その理由は、登録者カウンターを使った達成動画である可能性が高そうです。

ヒカキンが投稿した2本ははOwenHoltを真似したような動画でした。海外のYouTuber事情にも詳しいヒカキンですので、こういう情報を知って実践したのかもしれません。ちなみに、ヒカキンと同事務所の「フィッシャーズ」(登録者数846万人)も5月6日に登録者1人の達成を祝う動画を投稿しています。

1 2