アカデミー賞の差別騒動うけ、旅系YouTuberが「アジア人がいないもの」扱いされる現実を語る

12日、「BUCKET LIST~死ぬまでにしたいこと~」(登録者数39万人)が、「【絶対ダメ】アジア人差別が酷すぎるんやけど皆んなはどう思う?」と題した動画を公開しました。

BUCKET LISTは、冒険家・リョースケが世界中を旅する様子を投稿するチャンネル。これまで旅してきた国は約80カ国。スラム街からリゾート地まで、さまざまな土地の現実をカメラに収めています。

アカデミー賞での振る舞い

今回リョースケが取り上げたのが、10日(日本時間11日)に行われた「第96回アカデミー賞」授賞式での2人の俳優の振る舞いでした。まずは『オッペンハイマー』で助演男優賞を受賞したロバート・ダウニー・Jr.。中国系ベトナム人俳優で、前年同賞を受賞したプレゼンテーターのキー・ホイ・クァンがオスカー像を渡そうとすると、ダウニー・Jr.は目を合わせることもなく片手で受け取ったことが物議を醸したのです。

もう1人、エマ・ストーンも、前年受賞者で中国系マレーシア人のミシェル・ヨーからオスカー像を渡された際、ミシェルを無視するような動きをしており、人種差別ではないかと疑念が広まりました。

その人が見えていない

リョースケは「振る舞いだけ見てると、明らかに『ん?』と思ってしまうシーンは確かにある。なぜかと言うと他の人たちには(ハグなどを)やってるが、アジア人の2人には全く対応していない」と言及。「本音はその人にしか分からないところがあるが、やっぱり見てて寂しくなった」と吐露します。

また彼は、黒人差別に対しては暴動やデモが起きるのに対し、アジア人差別は「全然話題にならない」とし、今回のアカデミー賞授賞式での出来事は「それを如実に示したような1シーンだった」と回顧。「明らかに差別というよりは、その人が見えていない」と、アジア人が文字通り“無視されている”と主張しました。

サッカー業界でも根強い差別?

またリョースケは、2022年、イングランドの「リーグカップ」決勝で、当時リバプールに所属していた南野拓実選手が優勝トロフィーを掲げようとした瞬間、カメラが違うカットに切り替わるといった事例を紹介しました。実はこうした例はサッカー界でも頻発しているとのことで、実際の決定的な瞬間の映像を公開。韓国人の元サッカー選手、パク・チソンや、イングランド「レスター・シティFC」で活躍して同チームの優勝に貢献した岡崎慎司がトロフィーを掲げる瞬間も、別アングルになっていることが分かります。

リョースケは、「そこだけ見るとたまたまじゃないかと言われてもしょうがない」としながらも、「ここまで重なってたり如実に出たりすると、明らかにアジア人に対する何かしらフィルターがあって、差別と捉えられるような行動だったり、いろんなことが起きていると世界中で感じている」と持論を展開。

そして、

アジア人差別とも取れるし、アジア人を完全に下に見ているというか、いないものとして捉えているところがある

と力説していました。

コメント欄には「アジア人差別、人種差別が白人により多くあると思う。見下した言動、対応を無意識にしているのが現状」「サッカー界で、今も差別がある事に驚きました、差別反対なんて言ってるけど、欧州じゃ根強いよね」「いないかのような対応が差別だったこと、今知りました。気づいていないだけだと思っていました」といった声が寄せられています。

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